(目次)・TOP
・HYBEがJ-POPボーイズグループをデビューさせる意味
・オーディション番組『応援-HIGH~夢のスタートライン~』参加者―ガク、ハクら24組8人を含む11人
・不安材料があるとすれば、HYBEのオーディション番組は概して面白くないこと
・HYBEの場合は、オーディション番組が面白くなくても、デビュー後の猛烈売り込みでファンが増える
・&TEAMは『BTSの後輩グループ』、新グループは『&TEAMの弟グループ』
・番組にはジェジュンも出演するが、プロデューサーではない/ 2組目のジンクス?
K-POP最大手・HYBEのJ-POPボーイズグループ選出オーディション番組「応援-HIGH~夢のスタートライン~」が、2025年2月15日(土)14:30より、日本テレビ(関東ローカル)で全8回予定で放送開始となり、放送直後よりHuluで完全版が配信される。
HYBEがJ-POPボーイズグループをデビューさせる意味
HYBEのJ-POPボーイズグループ選出オーディション番組「応援-HIGH~夢のスタートライン~」が、2025年2月15日(土)14:30より、日本テレビ(関東ローカル)で全8回予定で放送開始され、放送直後よりHuluで完全版が配信される、と2月2日(日)正午頃に、ネット芸能・音楽メディアが一斉に報じた。
第一報が出た際には、ヤフーニュースのコメント欄に、「J-POP」の部分へのツッコミがかなり見られた。音楽ファンからの書き込みでは、米グラミーが「2025年はJ-POPブーム」と予想しているから、その流れに乗って「J-POP」のグループとPRしているのでは、との見方が多かった。
HYBE LABELS JAPAN所属だから、&TEAMと同じ事務所の後輩部ループになるはずだが、&TEAMの時は「J-POP」はもとより「K-POP」のグループという言い方もされず、「日本初のBTSの後輩」の「グローバル」グループ、という宣伝の仕方だった。
この違いに注目したK-POPファンの一部は、新グループはほぼ日本活動だけを行うのでは、と推測したりもしていた。
ただ、BMSG所属のBE:FIRSTは、J-POPボーイズグループだが、ワールドツアー開催を発表しているし、TOBE所属のJ-POPグループのNumber_iも米国のフェスに出ているので、J-POPグループだからといって、海外活動をしないわけではないだろう。
オーディション番組『応援-HIGH~夢のスタートライン~』参加者―ガク、ハクら24組8人を含む11人
オーディション番組「応援-HIGH~夢のスタートライン~」の参加者は、「ランナー」と呼ばれ、15~22歳の以下の11名で、HYBE LABELS JAPANにより2023年9月24日に公開された練習生グループ「24組」の8名を含む。
・「24組」メンバーで2022年に&TEAMを輩出した「&AUDITION」で惜しくもデビューを逃した雅久(GAKU)、およびヒカル(HIKARU)から改名したハク(HAKU)の2人
・それ以外の「24組」メンバー6人: 京助(KYOSUKE)、海志(KAIJI)、礼央(REO)、琉楓(RUKA)、シン(SHIN)、優樹(YUJU)
・今回初めて公開された成満(NARUMI)、晴(HARU)、颯太(SOTA)、、
「&AUDITION」に参加していた、ダンスが得意だった雅久(GAKU)とバレエ経験者だったヒカル(HIKARU)改めハク(HAKU)は、2023年8月24日に突然、「HIKARUとGAKU! 最終デビュー評価!無事終了しました!!」と題する動画に登場し、デビューが確定したものと、思われていた。
ただ、その後、2023年9月24日に公開された、雅久(GAKU)とハク(HAKU)を含む,
HYBE LABELS JAPANの8人組練習生グループ「24組」については、デビューについて、何の説明もなかったので、筆者個人的には、もしかしたら8人全員がデビューできない可能性もあるのかな、とは思っていた。
BIGHIT MUSIC所属の公開練習生グループだったTrainee Aの7人は、デビュー評価の最終段階まで行ったのに、中心メンバーの離脱をきっかけに、デビュー・プロジェクトが終了されてしまい、Trainee Aは解散した。HYBEとはそういう会社だ。
「24組」の場合、公開から約半年後の2024年4月頃にSNS更新が止まったが、2024年4月20日時点での公式X(当時はツイッター)のフォロワー数は1.5万人、メンバーのXのフォロワー数は2.1万人で、そのままいきなりデビューするには、不安を感じさせていた。
&TEAMのデビュー決定直後の公式Xのフォロワー数は14万人だったため、「24組」のフォロワー数は少なすぎる、とHYBEが思っても、不思議はなかった。
結局、HYBE LABELS JAPANは公開オーディション番組で世間の注目を集め、ファンを増やしてから、彼らをデビューさせることにしたのだろう。
不安材料があるとすれば、HYBEのオーディション番組は概して面白くないこと
筆者個人的には、HYBEだから、ビジュアルやダンススキルは申し分ないだろうと思っている。
問題があるとすれば、多くのオーディション番組オタクにとって、HYBEのオーディション番組は概してつまらない、と思われていることだ。
折しも、地上波放送がないのに超大人気となって話題沸騰のSTARTO(旧ジャニーズ)のNetflixのオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」(タイプロ)の、メンバー最終決定の最終回が2月15日(土)午前10時から配信開始となり、同じ日の午後にHYBE LABELS JAPANのオーディション番組「応援-HIGH~夢のスタートライン~」がスタートする。
超大人気の「タイプロ」と比較されることは避けられないし、おそらくその日のメディア報道とSNSは「タイプロ」祭りで、「応援-HIGH~夢のスタートライン~」の影は薄くなるだろう。
2020年のENHYPENを輩出したオーディション番組「I-LAND」は、HYBEとCJ ENMの合弁会社時代だったので、オーディション番組制作に長けていたCJ ENMが、残酷だが見応えのある「I-LAND」を制作し、グローバルで多数のファンを獲得できた。
同じくCJ ENMが企画して日本で大人気となった「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズ(2019年のJO1および2021年のINI輩出)の面白さに慣れた、筆者を含むサバ番好きにとっては、2022年の&TEAMを誕生させた融和型の「&AUDITION」はかなり退屈に思えた。
その後のHYBEのILLITを誕生させた「R U Next?」やKATSEYEを誕生させた「Dream Academy」も、サバ番好きには面白くはなかった。一方、CJ ENM制作の「BOYS PLANET」はグローバルで大人気となり、デビューしたZEROBASEONEは、デビュー作からミリオンセールスを記録した。
ちなみに、SMエンターテインメントのNCT WISHも、JYPエンターテインメントのNEXZ(ネクスジ)も、日本現地化グループとして企画されたが、日本でのオーディション番組(SMは社内オーディション)が盛り上がらず、さっさと韓国からグローバルデビューさせる決断をした。
しかし、HYBEの日本レーベルのHYBE LABELS JAPANのオーディション番組から誕生するグループは、番組の人気がどうあれ、いきなり韓国からグローバルデビューに切り替わる可能性はないはずだ。
HYBEの場合は、オーディション番組が面白くなくても、デビュー後の猛烈売り込みでファンが増える
K-POP最大手となったHYBEの場合は、日本でもメディア攻勢をかけることが十分可能なので、オーディション番組で多くのファンが獲得できなくても、デビュー後に猛烈なプロモーションをかけて、着実にファン数を増やすことが可能だ。&TEAMはデビュー後1年半ほどの間に、ファン数が大幅に増えた。
実際、HYBE LABELS JAPANは2月2日に参加者の顔出しなしのポスターだけ公開していたが、2月4日には参加者の顔入りのメインポスターを公開するなど、早くも立て続けにメディア露出の剛腕ぶりを見せている。
&TEAMは『BTSの後輩グループ』、新グループは『&TEAMの弟グループ』
&TEAMからのエールのコメントも発表された。「僕たち&TEAMにとって初めての弟グループができるということで、とてもワクワクしています」とのことだ。
&TEAMは日本では「BTSの後輩グループ」とPRされてきた。(厳密には、BTSの直系・弟グループと名乗れるのは、同じBIGHIT MUSIC所属のTOMORROW X TOGETHERだけで、&TEAMは「I-LAND」由来メンバーがいるから、ENHYPENの親戚グループだ)
しかし、HYBE LABELS JAPANの新ボーイズグループは、「&TEAMの弟グループ」と呼ばれるようだ。BTSの名前を使うのと使わないのでは、PRにおけるインパクトが違ってきそうだが…。
番組にはジェジュンも出演するが、プロデューサーではない/ 2組目のジンクス?
筆者個人的には、オーディション番組「応援-HIGH~夢のスタートライン~」については、少なくとも地上波での短縮版の初回はチェックするつもりだ。
もし、あまり面白くなくて、まとまった量の文章をひねり出すことが難しければ、記事化はできないが、番組の要所とファイナルだけは、しっかり観ることになるだろう。
この番組には、ジェジュンが応援役(ペースメーカー)として出演するというから、ジェジュンのファンも観るだろう。
だが、ジェジュンは、メンバー選出をするプロデューサーではない。プロデューサーとして出演してオーディション番組を大人気にした立役者のSKY-HI(BE:FIRSTの生みの親)、J.Y.Park(NiziUの生みの親)、timelesz(追加メンバーを自ら選出)のように、重要人物として大注目されることにはならない。
若干の不安要因かもしれないが、同じようなオーディションで誕生する2番目のグループは、最初のグループほど注目されないこともある。
たとえば、SKY-HIの1つ目のボーイズグループ・BE:FIRSTに比べて、2つ目のMAZZELの知名度は低い。「Nizi Project」は、NiziUが誕生したシーズン1はコロナ禍で在宅率が高かったことも幸いしたが、NEXZが誕生したシーズン2は、それほど盛り上がらなかった。
それでも、HYBEの場合は、たとえオーディション番組を観ていなくても、デビュー後の露出の多さで、ファンになる人が沢山いることは、間違いない。
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