BTSジンのハグ会で奇襲キスを試みたファンが日本人との見方も/ 何でこうなった？オタ活で暴走する人

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・ハグ会でジンに奇襲キスを試みた不届き者が出てしまった→ジンはイベントに肯定的なコメントのみ
・ジンのファンは控えめで低リスクのはずだった→ハイタッチや握手でなくハグだから暴走
・ハグ会セクハラ・ファンも“紫おばさん”も日本人ファンか？/ コントロール不能の域

ワールドスター・BTS（防弾少年団）の最年長メンバー・ジン（Jin、ソクジン）が、除隊翌日のBTSデビュー11周年記念日の2024年6月13日（木）に韓国・ソウルのJamsil Arena（蚕室体育館）で開催した「Jin’s Greetings」と題する1000人ハグ会で、ジンにキスしようとした女性ファンが出てしまい、ARMY（BTSファン）などを中心に、セクハラ行為だと猛批判されている。

ハグ会でジンに奇襲キスを試みた不届き者が出てしまった→ジンはイベントに肯定的なコメントのみ

このハグ会のオンライン生配信はなかったが、ネットに韓国メディアの部分的取材映像や現地を訪れたファンの撮影した動画などが出回っていた。

行列に並んだARMYたちが、立っているジンのところに順番に歩いて行って、一瞬ハグされて、すぐに離れて次の人に交代、という手順だった。1人のハグの時間は1秒くらいの、まさに流れ作業だった。

そんな中で、ある女性ファンが、ジンにキスを試みたとみられる映像があった。ジンは驚いた表情で顔をそらして回避し、次のファンの番になった。

・YouTubeのTBS NEWS DIG Powered by JNNチャンネルに2024年6月14日に公開されたBTS・JINさん、ファン1000人とハグ会　一部ファンがJINさんにキス試みて批判相次ぐ｜TBS NEWS DIG（34秒）

ハグ会の締めくくりに、ジンは「想像していたよりももっと楽しくて良かった」「1,000人しかできなくて残念だった。死ぬ前にもう一度はできればやってみたい」などと、肯定的なコメントだけした（Kstyleの2024年6月13日18:18配信の記事を参照）。

除隊直後のWeverseでの発言で、ジンは今回のハグ会について、スタッフが当初反対していたが、自分の希望を貫いて実現させた、という経緯を明かしていた。また、この抽選を勝ち抜くために新たにアルバムを沢山買ったARMYもいた。したがって、このイベントを、全ての参加者にとっての良い思い出として、成功裏に終わらせるのが、ジンの使命だった。

ジンのファンは控えめで低リスクのはずだった→ハイタッチや握手でなくハグだから暴走

筆者の個人的な本音を述べると、最初にこのハグ会の話が出た時から、大丈夫か？と懸念を抱いていた。

接触イベントと言っても、BTSがかつてやっていたような、ハイタッチ会や握手会の類であれば、ほんの一瞬手が触れる程度なので、それほどリスクは高くはない。しかし、ハグ会となると、リスクは確実に上がる。

特に、韓国の対面イベントの抽選は、日本のような純粋な抽選ではなく、アルバムなどの購入に費やした金額が多ければ多いほど、当選の確率が上がる。いわゆるボーダー制だ。

ハグ会の1000人の当選者は、おそらく申込者のうち購入金額の多い順のTOP1000と、ほぼ変わらないだろう。参加権を確実に勝ち取るために、何十万円どころか、何百万円単位のお金をつぎ込んだファンもいるだろう。その時点で、第三者が客観的に見れば、歯止めがきかなくなっているが、本人は推しに夢中だ。

なぜそこまで貢ぐのかと言われると、推しに疑似恋愛感情を抱いているからだ。アイドル商法にまんまと乗せられている。

大好きな推しとハグができるなど、人生に1度あるかないかの貴重な機会だ。したがって、恋愛感情を持っているファンが、コントロールがきかなくなる可能性や、あるいは、一生一度の機会だからと、計画的に推しへの奇襲行動に出るファンが出る可能性がある。

そうしたリスクは、日頃からサセン（私生活を脅かすストーカー的な迷惑ファン）に苦しめられてきたジョングクだったら、十分予見できるから、そもそもハグ会などやらないだろう。

しかし、ジンのファンの場合は、これまで比較的控えめで、サセンはほぼいないものと思われていた。だから、ジンも警戒していなかったのだろう。

だが、今回はハイタッチ会や握手会といった低リスク接触イベントではなく、ハグ会という高リスクのイベントにしたから、ついに問題行動に出るファンが紛れ込んでしまった。

他のファンが暴走ファンのセクハラを告発/ 事務所は迷惑ファンをファンクラブから除名すべき

今回ジンに奇襲キスを試みたファンについては、セクハラ行為だとして、別のファンが告発する事態となった。筆者は韓国の法律に詳しくないが、ジンがその相手を刑事告訴するとは思えない。それでも、事務所は当該ファンを特定できるはずなので、ルール違反としてファンクラブから除名すべきだと思う。

ハグ会セクハラ・ファンも“紫おばさん”も日本人ファンか？/ コントロール不能の域

ところで、今回のハグ会でジンに奇襲キスを試みた不届き者のファンも、空港でジョングクに突進した“紫おばさん”も、日本人女性ファンであるとの見方がネット上に広まり、「イルアミ」（日本ARMY）がトレンド入りした。他の日本人ARMYから、「日本の恥」という書き込みも出ている。

確認が取れたわけではないが、そもそも韓国では男性アイドルファンは、10代とか20歳前後までの若い女性が多い。しかし、日本の場合は男性アイドルファンの女性の年齢幅は非常に広い。今回問題行動を起こした女性は、10代の少女には見えなかったし、そもそも10代のファンには、アルバムを大量購入できる経済力はない。

いずれにしろ、オタ活が高じて失態をさらすのは、情けないことだ。同時に、節度や歯止めのきかないオタ活に陥る人は、たまたま対象がアイドルというだけで、冷静な判断力がなくなるという点では、実生活で男に貢ぐ女や、買い物依存症などに陥る人と、あまり差がないようにも思う。

そういう危うい傾向の人がオタ活にどっぷり浸かると、コントロール不能になって暴走しかねないから危険だ。アイドル事務所は対面イベントというニンジンをちらつかせて、容赦なく集金してくる。破産したり、セクハラやストーカーといった犯罪行為を犯したりする前に、まともな相談相手がいるといいのだが･･･。

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イベント情報

6/13(木) 「2024 FESTA In-person Event with BTS Jin」@韓国ソウル・Jamsil Arena（蚕室体育館） in Jamsil Sports Complex（第一部「Jin’s Greetings」はハグ会、第二部「2024年6月13日のソクジン、天気は晴れ」のみオンライン生配信あり）

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BTSのジョングク（Jung Kook）が楽曲制作し歌唱した2024年6月7日（金）13時リリースのデジタルシングル「Never Let Go」は、ARMY（BTSファン）に向けたダンスチューン。

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*BTSのリーダーでラッパーのRM（ナムジュン）の2024年5月24日（金）13時韓国発売の2ndソロアルバム（フルアルバム）「Right Place, Wrong Person」は、RMの本質に集中した作品で、タイトル曲「LOST!」をはじめとする全11トラックを収録。このうち「Come back to me」が5月10日（金）に先行配信リリース。CDパッケージは、ジャケットデザインや封入物の異なる3形態（A/ B/ C）で販売。CDなしで専用アプリで再生するWeverse Albums Ver.も販売。

*BTSのラッパー・J-HOPEの2024年3月29日（金）13時韓国発売のソロでのスペシャル・アルバム「HOPE ON THE STREET VOL.1」は、J-HOPEの芸術的ルーツでもあるストリートダンスを素材にしており、ダンスドキュメンタリーシリーズ「HOPE ON THE STREET」と共に公開。タイトル曲「NEURON (with Gaeko ＆ YOON MIRAE)」をはじめ、「i wonder…(with Jung Kook of BTS)」「i don’t know (with HUH YUNJIN of LE SSERAFIM)」「lock/ unlock (with benny blanco ＆ Nile Rodgers) [feat. benny blanco]」「on the street (solo version)」など全6曲を収録。うち5曲のプロデュースをPdoggが手掛けた。

*BTSのV（テヒョン）が兵役中の2024年3月15日（金）13時に配信リリースしたデジタルシングル/EP「FRI(END)S」の同名のタイトルは曲ポップソウルR&Bジャンルのラブソング。このほか、インストバージョン、テンポを速め、キーも高くなったSped Upバージョン、テンポとキーを下げたSlowed Downバージョンも収録。配信サイトによっては、「FRI(END)S」「「FRI(END)S (Instrumental」の2トラックのみ収録のシングルを配信。

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*BTSのジミン（Jimin）が、ファンソングと言えるデジタルシングル「Closer Than This」を2023年12月22日（金）にリリース。

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*BTSのジョングク（Jung Kook）の2023年11月3日（金）13時韓国発売の1stソロアルバム（フルアルバム）「GOLDEN」は、レトロファンクのタイトル曲「Standing Next to You」をはじめ、Ed Sheeranが制作に参加した「Yes or No」、Shawn Mendesが制作に参加した「Hate You」、デジタルリリースされた「Seven (feat. Latto)」Explicit Ver.およびClean Ver.、「3D (feat. Jack Harlow)」など、全11曲を収録。

*BTSの2022年6月10日（金）韓国発売、日本国内流通仕様の輸入盤は6月13日（月）発売（フラゲ）となるAnthology（特定の基準で選んだ作品集）アルバム「Proof」は、タイトル曲「Yet To Come (The Most Beautiful Momnent)」をはじめとする新曲3曲を含み、デビュー曲から最新曲までタイトル曲が数多く収録されるほか、メンバー選曲のソロ曲やデモ音源なども収録される。一部の曲は配信されずCDのみに収録。CDアルバムはCD3枚組で、豪華封入物盛りだくさんのStandard Edition（税込7,480円）と、ジャケットデザインが異なり封入物が少ないCompact Edition（税込2,640円）の2形態で販売。Standard Editionは132PのThe Art of Proof、104P写真集、80Pエピローグ、44P歌詞集、フォトカードAセット（7枚）、フォトカードB（8種からランダム1種）、ポストカード（8種からランダム1種）を封入し、初回限定で外付けポスターが付く。Compact Editionは80Pブックレット、フォトカード（7種からランダム1種）、ポストカード（8種からランダム1種）、ミニポスター、ディスコグラフィー・ガイドを封入。

先着特典として、BTS JAPAN OFFICIAL SHOPでは2形態セット購入でホログラム入りフォトカード1枚（絵柄A: 全7種からランダム1種）とリム－バブルステッカー1枚（絵柄B: 団体1種）とメッセージ動画が期間限定で視聴できるシリアルナンバーが付く。また、Standard Edition購入でホログラム入りフォトカード1枚（絵柄A: 全7種からランダム1種）が付く。UNIVERSAL MUSIC STOREでは2形態セット購入でステッカー1枚（絵柄A: 全7種からランダム1種）とポストカード1枚（絵柄B: 団体1種）とメッセージ動画が期間限定で視聴できるシリアルナンバーが付く。また、Standard Edition購入でステッカー1枚（絵柄A: 全7種からランダム1種）が付く。その他ストアでは、Standard Edition購入でステッカー1枚（絵柄C: 1種）が付く。

追加形態Collector’s Edition（税込み定価3万8,500円）を2022年9月28日に発売。1次予約（8月29日11:00AM～）はファンクラブ会員のみ（Weverse Shop GLOBALとBTS JAPAN OFFICIAL SHOP）。後日告知の2次予約は指定オンラインレコード販売サイトで取り扱われ、非会員でも申し込める。

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