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XGをavex黒岩社長が語る/ 韓国式育成、理想は韓米の良い面採り入れ日本オリジナル/ 日本が韓国に後れた理由

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XGは世界でのブレイクにひとまず成功、日本デビューの話は出てこない
日本のエンタメ企業が韓国企業に後れをとった理由
XGに続くグループを出す/ 育成は韓国式、韓国・米国の良いところは取り入れた日本オリジナリティが理想
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東洋経済のオンライン版に、エイベックス(avex)傘下のXGALX(エックスギャラックス)およびそこに所属する日本人7人組ガールズグループ・XG(エックスジー)の関連の特集記事と、avexの黒岩克己社長のインタビュー記事が掲載されている(2022年7月19日配信の「世界で爆ヒット『XG』を生んだエイベックスの苦節」および「エイベックスは『全盛期の輝き』をどう取り戻すか―黒岩社長を直撃『世界で戦えるIPを全力で育成』」を参照。IPはIntellectual Property[知的財産]の意味)。

XGは世界でのブレイクにひとまず成功、日本デビューの話は出てこない

日本人ガールズグループ・XGは、2022年3月18日にシングル「Tippy Toes」でデビューしたが、一躍有名になったのは2022年6月29日にリリースした2ndシングル「MASCARA」のヒットによる。

特集記事によると、YouTubeのXGチャンネルにリリースと同時に公開されたデビュー曲「Tippy Toes」のミュージックビデオ(MV)の再生回数のうち、約8割が海外からのアクセスで、もともと世界的な注目度はあったという。

XGが2ndシングル「MASCARA」で世界的にブレイクして成功できたのは、韓国の音楽番組に次々と出演して、この曲の圧巻のパフォーマンスを披露したことが大きいと思われる。

日本の音楽番組と違い、韓国の音楽番組では、放送終了後にアーティストのパフォーマンス映像を公式YouTubeで公開することも多く、個人別にフォーカスされた動画(FanCam、チッケム)を公開したところもある。こうしたパフォーマンス動画公開が世界的な発信力を発揮し、XGが世界中のK-POPファンを中心に話題になり、以下のような成果につながる一助となった。

XGの楽曲はジャンル的にはヒップホップ・R&Bだが、「MASCARA」はiTunesのソングチャートのAlternative部門で、世界17の国と地域で1位を獲得した。また、2022年7月8日の全世界175の国・地域の成績をすべて合算したチャートでは25位だった。

また、リリース日の2022年6月29日にYouTubeのXGチャンネルに公開された「MAXCARA」のMVの再生回数は、7月19日正午時点で1,350万回を突破している。「手裏剣ダンス」が話題となり、TikTokへの「踊ってみた」動画の投稿も多い。

さらに、7月1日から米国ニューヨークのタイムズスクエアに映し出された、世界的音楽配信サービス・Spotifyの巨大デジタル・サイネージ広告に、XGのメンバーたちが起用されている。これは素晴らしいと思う。

今回の特集記事によると、彼女たちのプロダクション名でもある「XGALX」は、avexがグローバルに勝負できるアーティストの創出を目指して手掛け、XGを生んだプロジェクト名だった。デビューまで約5年かけてXGを育成し(コロナ禍で遅れた面もあるかもしれないが)、デビュー後の施策もすべて、世界でのヒットという目標を念頭に置いているという。

今回の特集記事にも、avex黒岩社長のインタビュー記事にも、XGの日本デビューの話は全く出てきていない。まるで、眼中にないかのようだ。日本よりも世界での成果を優先しているのは明らかだ。

日本のエンタメ企業が韓国企業に後れをとった理由

「XGALX」プロジェクトは、「ダンス&ボーカル×グローバル」というコンセプトで活躍できるよう、初期から方向性を明確にしていたという。

黒岩社長はインタビュー記事で、日本のエンタメ企業が韓国に後れを取った理由を、20代・Z世代の(スマートフォンなどの)デバイスを使った音楽消費が当たり前になって、グローバルに情報を共有し合うようになった変化に、韓国企業はいち早く対応したが、日本企業は内向きで出遅れたから、と考えている。

また、コロナ禍の間に、「IP(知的財産)×グローバル×テクノロジー」が世界共通のルールになったという。

XGに続くグループを出す/ 育成は韓国式、韓国・米国の良いところは取り入れた日本オリジナリティが理想

XGALAXについて、黒岩社長は「この先5年以内に、XG以外にも複数組のグループ、アーティストを出していく計画がある」と述べた。

K-POPの期間限定ガールズグループ・Kep1erのメンバーであるヒカルは、XGALXの1期生で、2年半のKep1erの活動期間終了後は、おそらくXGALXに戻って、新たなグループのメンバーになるのではないか、と期待する声も多い。一方で、XGALXのボーイズグループも見てみたい気がするが、間もなく立ち上がりそうな気配は感じられない。

XGの育成・プロデュースで実際に現場の指揮を獲ったのは、「XGALX」のプロデューサーおよびXGALX代表を務めている、米国生まれで日韓ハーフのJAKOPS氏だ(日本の音大で学んだ経歴もある)。K-POPファンの間では、ボーイズグループ・DMTNのサイモンとして知られている。

黒岩社長はインタビュー記事で、「(育成は)『日本式』というよりは、『韓国式』に思い切り振っている。そのため、これまでとは違うテイストのアーティストが生まれてくると思う。ただ、未知の領域なので(すべてがヒットするという)確信はない」と述べている。

黒岩社長は今後の発掘・育成について、「ただ可愛くて歌やダンスがうまいだけでは、世界市場では戦えない。音楽性、感性、カルチャーなどを兼ね備えたアーティストを育てたい。世界を目指す意識を始めから持ってもらい、留学などのプログラムも提供する」との方針も明かしている。感性やカルチャーまで要求するなら、海外に住んだ経験が重視されそうだ。

黒岩社長は、韓国式を日本式と比較して「圧倒的に厳しい」と述べた上で、「ボイストレーナーの考え方も全然違う。日本では腹から声を出せという教え方をする人が多いが、韓国式は喉で歌う。そのほうが重くならない」との見解を示した。韓国式は腹式呼吸が一切なく喉でしか歌わないかのような書き方なので、誤解を招きそうだ。

黒岩社長はダンスについては、「日本は皆で並んでピタッと同じ動きを踊るような型が好きだが、韓国はフリースタイルの部分も多く、そろえるところはそろえてメリハリをつける」との見方を示しているが、これにも異論が多そうだ。社長はボイトレやダンスの専門家ではないから仕方ないが、知らない人が読むと鵜呑みにするかもしれない。

目指すアーティスト・作品像については、黒岩社長は「すべて韓国をまねするというのではないが、研究して、いいところを取り入れたい。エイベックスはアメリカ・ロサンゼルスにもスタジオを持っており、現地の要素を取り入れながら、日本的なオリジナリティを持ったアーティスト・作品を出していけるのが理想だ」と語っている。

おそらく、K-POPやアメリカン・ポップのテイストもある日本オリジナルと言われたいのではないか。


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*XGALX所属の日本人ガールズグループ・XGのデビューシングル「Tippy Toes」が2022年3月18日(金)リリース。CD BOX(パッケージ)は数量限定で、フォトブック、ロゴステッカーを封入して、XG Weverse Shopで販売。


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