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・授賞式だから出演アーティストは受賞が条件―大賞・新人賞・その他有力候補は？
アジア最大級の音楽授賞式「2022 Mnet Asian Music Awards (MAMA)」が、2022年11月29日（火）・30日（水）に日本の大阪で開催される可能性がある、との韓国の一部メディア（JTBC）の報道に、当の主催者のCJ ENMは「複数の案を検討中」と、慎重な姿勢を崩していないが、早くも日本では大反響となり、「MAMA大阪」がトレンド入りした。
コロナ禍の2020～2021年の「MAMA」は韓国で開催されたが、その前は日本など、韓国以外の国でも開催されていた。
「2018 MAMA」は3つの国に分散されて開催され、その一つが2018年12月12日にさいたまスーパーアリーナで開催された「2018 MAMA FANS’ CHOICE in JAPAN」だった。また、「2019 MAMA」は2019年12月4日にナゴヤドームで開催された。
このため、日本の大阪で2日間開催となれば、京セラドーム大阪クラスの大規模会場で開催される可能性が高い。
*後続記事:
2022年8月24日付 BTSが釜山で10月15日にコンサート/ テテ出国/『2022 MAMA』11月29・30日京セラドーム大阪開催決定
授賞式だから出演アーティストは受賞が条件―大賞・新人賞・その他有力候補は？
2022年10月には「KCON 2022」が日本で開催予定となっているが、「KCON」の出演アーティストは、人気グループと新人もしくはデビュー後数年以内の売り込み中のアイドルグループが混在している。
これに対して、「MAMA」はK-POP最大規模の音楽授賞式兼音楽祭だから、その年に活躍して大人気のK-POPアーティストが勢揃いする（K-POP以外の各国の人気アーティストも受賞コメントVTRで出演する）。
まだ大阪開催と決まってもいないのに、日本のK-POPファンからは、「バンタン（BTS）来て！」「NCT全員で来て！」「SEVENTEENは日本ドームツアー中だから出やすいはず」など、推しのグループの出場を熱望する声が多数上がっている。
プライドが高いBTSは、大賞が獲れそうなら（ジンの入隊前である限り）出演する可能性があるが、今後はソロ活動中心に展開するとなると、大賞が獲れる可能性は以前ほど高くない。
BTSが圧倒的優位と言い難くなるなら、主要賞候補はNCT/ NCT DREAM/ NCT 127、SEVENTEEN、Stray Kids、aespa（カムバック成績次第でBLACKPINKも）などのうち、年後半に最も勢いが強くなるグループにチャンスがあるだろう。
また、「MAMA」の主催者はCJ ENMだから、CJ ENMファミリーのアーティストの出演の可能性が高い。最有力なのはENHYPENだ。HYBEとCJ ENMの合弁会社・BELIFT LABの所属である上、大人気だから、何らかの賞が獲れることが確実視される。
また、CJ ENMと吉本興業の合弁会社・LAPONEエンタテインメント所属のボーイズグループのJO1かINI、もしくはその両方も、出演の可能性が高い。ただし、何らかの賞が獲れることが条件なので、今後のリリースも好成績を収める必要がある。
CJ傘下のWAKEONE所属のガールズグループ・Kep1erは、女性新人賞が獲れるなら出演するだろう。ただし、賞の決定はCJではなく第三者の審査委員会が行う。
女性新人賞は激戦で、今のところ売上ではIVEが優勢だ（ただし事務所はSTASHIPエンターテインメントなのであまり力はない）。HYBE傘下のSOURCE MUSIC所属のLE SSERAFIMも有力で、JYPエンターテインメント所属のNMIXXも、次のリリースが大成功すれば巻き返せるだろう。
今のところ男性新人アーティストは、女性新人に比べるとかなり小粒だが、HYBE BIGHIT MUSICのTrainee Aのデビューが間に合えば、有力候補となる。Trainee Aはバラエティー動画で占い師に占ってもらったら、秋のデビューが吉、と言われていたと思うが、それを真に受けて秋にデビューするだろうか？
HYBEは今はLE SSERAFIM の人気確立と、HYBE LABELS JAPANの&AUDITIONにかかりっきりなのかもしれない。&AUDITIONで誕生するグループは、日韓同時デビューでなくまずは日本だけで音楽活動を展開となれば、「MAMA」の日本新人賞の有力候補にはなれても、本国の男性新人賞候補にはならないだろう。
HYBEが日本でもっと売り込みたいTOMORROW X TOGETHERも、何らかの賞を獲ることは確実とみられるので、「MAMA」出演が濃厚と思われる。
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