JO1とINIの世界進出見通しをLAPONE取締役ジャン(張)氏が韓国メディアのインタビューで語る

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・ジャン氏はJO1・INIとLAPONE BOYSの所属事務所・LAPONEエンタテインメントの大幹部
・ジャン氏がインタビュー記事でJO1・INIの海外進出を語る―韓国にも進出予定
・イベント情報　・番組情報　・商品情報

サバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」（日プ）のシーズン1で誕生したJO1（ジェイオーワン）とシーズン2で誕生したINI（アイ・エヌ・アイ）そして練習生のLAPONE BOYSが所属しているLAPONEエンタテインメントの取締役事業本部長の張赫珍（ジャン・ヒョクジン、장혁진）氏が、韓国のメディア「매일경제（毎日経済）」の2022年1月26日配信のインタビュー記事に登場して、JO1・INIについて語っている。

なお、同氏の苗字のハングル・장（張）は普通は「チャン」と発音されるが、日本のメディア報道が「ジャン」氏になっているので、ここでは「ジャン」氏で通すことにする。

今回のインタビューは、電話とも対面とも書かれていないが、一部ネットメディアが指摘していたようにJO1が1月に渡韓していたのなら、同行したジャン氏が現地の韓国メディアの対面でのインタビューを受けたのだろう、と推察される。

ジャン氏はJO1・INIとLAPONE BOYSの所属事務所・LAPONEエンタテインメントの大幹部

LAPONEエンタテインメント社長は、元・吉本興業海外本部韓国代表だった崔信化（チェ・シンファ、최신화）氏で、チェ社長がJO1が誕生したシーズン1のプロデューサーを務めた。一方、INIが誕生したシーズン2のプロデューサーはジャン氏だったようだ（ネット情報によるとそのようだが、筆者は確認できていない）。

ちなみに、今回の韓国のインタビュー記事では、ジャン氏の韓国語記事中での肩書は「LAPONEエンタテインメントCOO」となっている。COOは英語のChief Operating Officerの略で、日本では一般的に「最高執行責任者」と訳されている。COOは会社トップのCEO（Chief Executive Officer、最高経営責任者）に次ぐ、ナンバー・ツーの地位であることが多い。

ジャン氏の上記の「取締役事業本部長」という肩書は、2021年6月11日付の東洋経済ONLINEの記事にあったもので、その後日本語での肩書も「COO」に変更になったのかどうかは、筆者には分からない。

筆者が今回の韓国メディアのインタビュー記事の存在を知ったのは、日本語が話せる韓国人YouTuberのジュジュランド（JUJULAND）氏の2022年2月3日公開の動画でだった。同氏が動画内で、インタビュー記事の主要部分を口頭で日本語に訳してくださっていた。

筆者は韓国語はごく簡単な単語しか分からないが、動画中に見えた記事の見出し「일본연습생빠른성장비결（日本の練習生の速い成長の秘訣）」を頼りにネット検索し、原文記事を見つけることができた。Google機械翻訳で日本語の大体の意味を理解できたので（機械翻訳は万能でない点に注意されたい）、要約すると以下のニュアンスだ。

まず、ジャン氏の経歴だ。ジャン氏は2012年に（LAPONEエンタテインメントの吉本興業でないほうの親会社である）韓国CJ ENMの日本法人CJ ENM JAPANに入社した。日プのシーズン1が開催された2019年にLAPONEエンタテインメントが設立されると、同社の知的財産権企画・制作、アーティスト管理など、アイドル育成事業全般を担当した。現在はJO1やINIを担当しているという。

ジャン氏がインタビュー記事でJO1・INIの海外進出を語る―韓国にも進出予定

ジャン氏はインタビュー記事の中で、JO1やINIについては、主に海外進出の観点から、以下のように語っている。

語学は英語・中国語などからメンバー自身が選んで勉強しているが、韓国語を学ぶメンバーが多い。今後世界市場で活動する機会を得た時に、K-POPファンを集中的に攻略しなければならないとの判断で、韓国語を学んでいる。

国籍が違うだけで、1つのジャンルとして定着したK-POPで音楽を展開していくという点で、彼らの活動も日本だけに限定されない予定だ。今はコロナ禍で制約があるが、今後海外市場に進出する計画でいる。進出先には韓国も含まれる。韓国への一種の「逆輸入」だ。

まずは、日本国内で確固たる地位を築くことが目標だ。最終的には、他のK-POPアイドルのように、海外でも活動できるアーティストになることを望んでいる。他のJ-POP歌手（筆者注: 韓国ではアイドルも「歌手」の範疇に含まれる）と比べて、JO1とINIはK-POPで世界市場に進出できる基盤を構築していて、海外のファンもそれが可能だとみている。

既存のK-POPアーティストのレベルのパフォーマンスが可能になるように、実力を上げて行かなければならない。メンバーたちもその事実を認識している。世界トップクラスのK-POP歌手たちと肩を並べることができるステージを、披露するつもりだ。

なお、ジャン氏は、今後アイドル育成事業で日本以外にも進出するかについては、日本での育成システム導入の成果がかなりポジティブに出ていて、他の国でも十分に通用できると予想している。しかし、人材育成に相当な努力が必要なので、市場の成長や規模を見極めて、進出するか否かを決めるという。

*JO1イベント情報

3/11(金) 映画「JO1 THE MOVIE 『未完成』 -Go to the TOP-」公開
3/26(土) 20:00「JO1でんきオンラインイベント―パジャマパーティー」（アーカイブ配信あり）

*JO1番組情報

2/6(日) 21:30～24:30 MTV「MTV VMAJ 2021 THE LIVE」再放送
2/7(月) 19:00～22:00 TBS系「CDTVライブ！ライブ！ 3時間SP」（與那城奨＆河野純喜が「LA・LA・LA LOVE SONG」歌唱）

*INI番組情報
2/4(金) 25:00～27:00 TOKYO FM/ JFM系列36局「From INI」（冠レギュラーラジオ番組）
2/5(土) 21:00～23:10 フジテレビ系「芸能界特技王決定戦　TEPPEN」（木村柾哉が出演）
2/7(月) 19:00～22:00 TBS系「CDTVライブ！ライブ！ 3時間SP」（藤牧京介＆尾崎匠海が「未来予想図II」歌唱）
2/28(月) 22:00～22:30エムオン！「INI Road ～世界進出への道～ #1」再放送
2/28(月) 22:30～23:00エムオン！「INI Road ～世界進出への道～ #2」

商品情報

*JO1の2021年12月15日（水）発売の5thシングル(EP)「WANDERING」は、ダブルリード曲「僕らの季節」「Prologue」をはじめ全7曲を収録（「Prologue」はテレビ東京系アニメ「BORUTO -ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」エンディングテーマ曲）。CDシングル「WANDERING」は、DVD付き初回限定盤A[CD+DVD]、フォトブック付き初回限定盤B[CD+フォトブック]、CDのみの通常盤[CD]、CDのみで封入特典なしのアニメ盤[CD]の4形態で販売。

アニメ盤以外の3形態（初回限定盤A・Bおよび通常盤）の初回プレス分に応募抽選券（シリアルナンバー）、トレーディングカード1枚（各形態別の11種から1枚ランダム）、ソロアザージャケット1枚（各形態別の11種から1枚ランダム）、JO1デジタルメッセージトレーディングカード（QRコード）1枚（金城碧海不参加）を封入。応募抽選券（シリアルナンバー）を使って、クリスマスショー（生配信もあり）、オンラインサイン会、オンライントーク会の抽選招待に応募できる。

初回限定盤Aのカップリング曲には「Never Ending Story」と「Run＆Go」（ネスレ日本キットカットCMソング）を収録し、DVDには「JO1 ～Find The Memory～」を収録。初回限定盤Bのカップリング曲には「Never Ending Story」と「We Alright」を収録。通常盤のカップリング曲には「OASIS」（金城碧海不参加）と「We Alright」を収録。アニメ盤のカップリング曲には「OASIS」（金城碧海不参加）と「Infinite City」を収録。

ストアごとに異なる先着外付け特典が付く。Amazon.co.jpでは各形態ごとに先着でメガジャケ（購入形態と同一絵柄）が付く。

3形態セット購入（アニメ盤を除く）の先着外付け特典として、タワーレコードはポストカード2枚組（共通集合カット＋ソロビジュアル全11種から1種ランダム）、HMV・Loppiはクリアトレカ（ソロ全11種から1種ランダム）、TSUTAYAはICカードステッカー（ユニット全5種から1種ランダム）、楽天ブックスはクリアファイル1枚（ソロ全11種から1種ランダム）、セブンネットはステッカー（ユニット全5種から1種ランダム）、Sony Music ShopはL判集合生写真1枚（全3種より1種）、その他一般店は告知ポスター1枚、forTUNE musicでは各メンバーソロカットデザイン収納BOX（CD3形態収納可、希望メンバーが選べる）が付く。一方、一般店ではアニメ盤購入でステッカー（アニメ絵柄）1枚が付く（ただし、forTUNE musicではアニメ盤の販売はない）。