ZEROBASEONEハント初動売上は5作連続ミリオン突破、前作比増、再契約に現実味

（目次）・TOP
・音盤初動売上は5作連続ミリオン突破、前作比増加
・韓国音源成績は伸び悩み
・グローバル音盤人気が凄い→再契約協議に弾み
・イベント情報　・番組情報（日本）　・商品情報＋最近の記事リスト

2023年の「BOYS PLANET」で誕生したWAKEONE所属の9人組多国籍ボーイズグループ・ZEBOBASEONE（ゼベワン、ZB1）が、2025年2月24日（月）18時に韓国で発売した5thミニアルバム「BLUE PARADISE」の、ハント（HANTEO）チャート加盟店での発売日から1週間の初動売上が、125万2,315枚を記録した（韓国以外の国・地域の加盟店売上も含む）。

なお、ZEROBASEONEが3月8日（土）19:56～の日本テレビ系「with MUSIC」に出演することが決定した。

音盤初動売上は5作連続ミリオン突破、前作比増加

ZEROBASEONEの2月24日（月）発売の5thミニアルバム「BLUE PARADISE」の、ハント（HANTEO）チャート加盟店での1週間初動売上の125万2,315枚は、5作連続の初動ミリオン突破となった。

これまでZEROBASEONEが韓国で発売した5作のミニアルバムの初動売上としては、4番目に多い、つまり下から2番目の数字となった。

ZEROBASEONEは、グローバルで大人気だったオーディション番組「BOYS PLANET」で誕生し、K-POP音盤バブル期の2023年半ばにデビューしたため、2023年11月6日発売の2ndミニアルバム「MELTING POINT」の初動売上はダブルミリオンという、素晴らしい成績を達成できた。

しかし、その後はオーディション熱の後退と、音盤バブルの崩壊の両方に見舞われて、2024年8月26日発売の4thミニアルバム「CINEMA PARADISE」の初動は自己最低の111万2,444枚となった。

それでも、今作が5作連続のミリオンを達成できているのはもちろん、前作比で売上が増加したことからも、グローバルでの根強い人気とファンの熱意の凄まじさがうかがえる。

図表1 ZEROBASEONEのアルバムのハント初動売上（すべてミニアルバム、日付は発売日）

2023/11/6　2nd「MELTING POINT」 213万1,352枚
2023/7/10　1st「YOUTH IN THE SHADE」182万2,028枚
2024/5/13　3rd「You had me at HELLOW」 135万3,109枚
2025/2/24　5th「BLUE PARADISE」 125万2,315枚
2024/8/26　4th「CINEMA PARADISE」111万2,444枚

韓国音源成績は伸び悩み

上記のように、ZEROBASEONEはグローバルでの音盤売上に強味を発揮しているが、韓国国内の音源成績は伸び悩んでいる。

5thミニアルバム「BLUE PARADISE」のタイトル曲「BLUE」のMelonでのユニークリスナー数はリリース日の2月24日に2万8,416人で、結局そこがピークになってしまった。

一般的なボーイズグループとしては好調と言えるが、ZEROBASEONEの前作タイトル曲「GOOD SO BAD」のユニークリスナー数はリリース日に2万9,616人で、その後増加した。今作は前作に届いていない。

単純比較はできないが、G-DRAGONの2025年2月25日（火）発売の3rdフルアルバム「Übermensch」（超人）のタイトル曲「TOO BAD (feat. Anderson.Paak)」の、リリース日のMelonでのユニークリスナー数は、ケタ違いの33万8,525人だった。

また、SEVENTEENのユニット・BSS（ブソクスン）の2025年1月8日発売の2ndシングルアルバム「TELEPARTY」のタイトル曲「CBZ（Prime Time）」のリリース日のユニークリスナー数は5万9,159人だった。

筆者個人的には、ZEROBASEONEはデビュー当時は楽曲にあまり恵まれていないと思ったが、最近のタイトル曲は良くなった印象がある。それでも、音盤売上でミリオンを連発している人気グループの割には、韓国国内での大衆人気が伸び悩んでいるようだ。

グローバル音盤人気が凄い→再契約協議に弾み

ZEROBASEONEはデビュー時に、活動期間は2年半と定められていて、活動終了まで1年を切った。しかし、メンバーが出向元の事務所に戻ってそれぞれ再デビューしても、5作連続初動ミリオンを達成できるような、素晴らしく稼げるグループを再現するのは、困難とみられる。

このため、全員かどうかは分からないが、今後ZEROBASEONEとしての再契約の協議が本格化していくと予想される。

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ZEROBASEONEイベント情報

2025年
1/5(日) 18:00 「第39回 GOLDEN DISC AWARDS」Day2@みずほPayPayドーム福岡（この日はTOMORROW X TOGETHER、NCT WISH、ZEROBASEONEなどが出演）
1/31(金)「LAPOSTA 2025」@東京ドーム（映画館ライブビューイングあり）
3/19(水) ライブ映画「ZEROBASEONE THE FIRST TOUR TIMELESS WORLD INCINEMAS」日本で公開
3/28(金)「The Performance」@Kアリーナ横浜（ZEROBASEONE、Travis Japanが出演）
5/9(金)～5/11(日)「KCON JAPAN 2025」@千葉・幕張メッセ

番組情報（日本）

3/8(土) 19:56～日本テレビ系「with MUSIC」

商品情報（PR）

*ZEROBASEONEの2025年2月24日（月）18時韓国発売の5thミニアルバム「BLUE PARADISE」は、タイトル曲「BLUE」、1月20日（月）に先行配信したR＆Bバラード「Doctor! Doctor!」など全6曲を収録。

CDパッケージは、フォトブック付き一般盤（Photobook Ver.）がジャケットデザインや封入物の異なる2種（HIDE ver./ SEEK ver.）、Digipack Ver.がメンバー別9種、ZEROSE Ver.が6種で販売される。

日本では輸入盤となり、種別が選べないストアもある。Digipack Ver.（メンバー別9種）に日本独自のオフラインまたはオンラインのイベント応募抽選券（シリアルナンバー）特典を付けた日本国内流通仕様輸入盤を、タワーレコード、HMV、楽天ブックス、Sony Music Shopで販売。ただし、ハント（HANTEO）チャート初動売上には間に合わないところが多い。

*書籍
Amazon: non-no 2025年5月号特別版 (表紙特集: ZEROBASEONE) 2025/3/19

* ZEROBASEONEの2025年1月29日（水）発売の日本1st EP「PREZENT」は、タイトル曲「NOW OR NEVER」（1月15日先行配信）、ダブルタイトル曲のTVアニメ「ポケットモンスター」オープニングテーマ曲の「Only One Story」（2024年10月先行配信）など日本オリジナル新曲4曲を含む全6曲を収録。

CDパッケージはジャケット撮影と「Only One Story」レコーディングのビハインド映像を収録したDVD付きの初回生産限定盤A（税込定価2,800円）、フォトブック付き初回生産限定盤B（税込定価2,800円）、CDのみの通常盤（税込定価2,000円）、CDのみの期間限定アニメ盤（税込定価2,000円）の全4形態で販売。全形態の初回プレス分に、オフラインイベントまたはオンラインイベントの抽選招待、もしくはプレゼントの抽選に応募できる応募抽選券（シリアルナンバー）を封入。