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BE:FIRST世界進出で『日本の顔のようなアーティストになれるのが一番いい』（Forbesインタビュー）

2024年9月17日

（目次）・TOP
・MANATO『僕らもこれから先、日本を飛び越えた活動が増えていきます』
・SOTA『日本の顔のようなアーティストになれるのがいちばんいいと思う』
・商品情報＋最近の記事リスト

SKY-HIが率いるBMSGの看板7人組ダンス＆ボーカルグループのBE:FIRSTの「Forbes Japan」2024年10月号でのインタビュー記事「BE:FIRSTが目指す『未来のためになる世界進出』」が、2024年9月15日にForbes JAPANの公式サイトに公開された。

MANATO『僕らもこれから先、日本を飛び越えた活動が増えていきます』

その中で、BE:FIRSTの世界進出について、メンバーが興味深いコメントをしている。

まず、MANATO（マナト）が、「僕らもこれから先、日本を飛び越えた活動が増えていきます」が述べている。

BE:FIRSTは米国時間7月20日・21日に、ロサンゼルスBMOスタジアムで開催されたK-POPボーイズグループ・ATEEZ（エイティーズ）の「2024 ATEEZ WORLD TOUR [TOWARDS THE LIGHT: WILL TO POWER] IN NORTH AMERICA」公演でオープニングアクト（前座）を務め、初めて海外ステージに立った。

MANATOによると、BE:FIRSTは今後新たな海外活動の予定があるようだ。これは楽しみだ。

MANATOはまた、「国によって音楽や文化、歴史が違うなかで、それらに対するリスペクトをするためにも、そもそもの敬愛や優しさ、思いやりをもつ必要がある」と述べた。

これは、ピンと来ない人も多いかもしれないが、K-POPファンの筆者は、「歴史」に関するトラブルを、幾つも見ている。

たとえば、大手K-POP事務所の来日予定が決まっている某ガールズグループが最近、YouTube公開されている韓国のバラエティー番組で「独島は我が領土」の曲の一部を、センシティブな「我領土」の部分の歌詞を無関係の別の曲の歌詞に入れ替えた“替え歌”で歌った例がある。

日本のK-POPファンの多くは、その歌を歌ったこと自体を問題視し、中には「日本に来ないで」とネットに書き込む人も出た。すると、韓国の愛国心の強いネットユーザーが出てきて、応酬を繰り広げた。

また、NewJeansのメンバーの1人が日本のことを「すし（寿司）ランド」と呼んで、日本で炎上したこともある。

今後BE:FIRSTが、たとえば韓国や中華圏をはじめとするアジアでライブイベントなどを開催したり、現地の番組などに出演する場合、何気なく発した言葉が、日本では何てことなくても、現地の人の逆鱗に触れるケースが、ないとは言えない。

SOTA『日本の顔のようなアーティストになれるのがいちばんいいと思う』

一方、SOTA（ソウタ）は、世界進出の姿勢について、以下のように踏み込んだコメントをした。

「『確実に未来のためになる世界進出』がしたい。BE:FIRSTだけが世界で有名になっても、今後の日本の音楽シーンの発展にはつながりません」

「『日本の音楽って今、すごく盛り上がっているよ。その火付け役はBE:FIRSTだよ』という『日本の顔のようなアーティスト』になれるのがいちばんいいと思う。決して背中を向けて『世界へ』ではなく、日本を熱くする気持ちをいちばん大事にしたい」

こういう発言をするボーイズグループは、他に見当たらない。それだけの自信・自負があるのだろう。

特に注目すべきは、SOTAが事実上、「日本の顔」のようなアーティストになりたい、という抱負を語っていることだ。

何をもって「日本の顔」のアーティストを定義するかは、分からないが、誰もが名前と曲を知っているような、人気アーティストになることではないか、と推察される。

今年の「日本の顔」のアーティストを考えると、筆者個人的には、ストリーミングで複数曲がロングラン・ヒットとなっているMrs. GREEN APPLEとか、大ヒット曲を出したCreepy Nuts辺りではないかと思う。

ボーイズグループだと、BE:FIRSTもストリーミングに強いほうだが、ストリーミング・チャート上位の滞在期間の長さでみると、現在さらに強いのが、Da-iCEとNumber_iだ。

「日本の顔」のアーティストになることを、BE:FIRSTが実際に目標に設定するのかどうかは不明だが、そういう存在になるべく邁進していくさまを、見守っていきたい。

©ランダムビューアソート

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*BE:FIRSTの2024年8月28日（水）発売の2ndアルバム「2:BE」（トゥービー）は、リード曲「Blissful」（NTTドコモ ahamo CMソング、8月12日先行配信）など新曲8曲を含む全15曲を収録。

CDパッケージは、「BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 “Mainstream”」2024年2月24日宮城セキスイハイムスーパーアリーナ公演のライブ映像を収録したDVD2枚組またはBlu-ray付きのLIVE盤、「Hush-Hush (BE:FIRST×ATEEZ)」MVや新曲のMVを含むMV集を収録したDVDまたはBlu-ray付きのMV盤、CDのみの通常盤、MV盤のMV集とLIVE盤のライブ映像を収録したDVD3枚組またはBlu-ray2枚組付きでフォトブック封入の初回生産限定BMSG MUSIC SHOP盤、期間限定でBMSG MUSIC SHOP専売の初回受注限定CD+バンドルグッズ盤（クリアボトル＋クリアステッカー付き）の計5形態8種で展開。

*BE:FIRSTとATEEZの2024年7月1日（月）配信リリースのコラボ曲「Hush-Hush」は、世界を変え時代を作る気概を感じさせるパワフルな楽曲。レーベルはBE:FIRSTのB-MEで、作詞にSKY-HI、ATEEZのKim HongjoongとSong Mingi、作曲にSKY-HIとBE:FIRSTのMANATOが参加。

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