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・『MUSIC AWARDS JAPAN』のノミネートや受賞の決定方法―膨大な数のアーティスト・クリエイター・音楽業界関係者による投票
・INI・JO1などLAPONE勢は主要部門とダンス&ボーカルでエントリーされたが、ノミネートを逃した。理由は?
・『最優秀楽曲賞』―INI、ME:I、JO1の作品がエントリーされるもノミネートに至らず
・『最優秀アーティスト賞』―INIとJO1がエントリーされるもノミネートに至らず
・『最優秀アルバム賞』―INI、JO1、ME:Iの作品がエントリーされるもノミネートに至らず
・『最優秀ダンス&ボーカル楽曲賞』―LAPONE全5グループの楽曲がエントリーされるもノミネートに至らず
・『最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞』―LAPONE全5グループがエントリーされるもノミネートに至らず
・『最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞』―LAPONE全5グループがエントリーされるもノミネートに至らず
「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」の各部門のノミネート作品とノミネート・アーティストが発表された。
雑食の筆者としては、好きなアーティストやその作品が多数ノミネートされているのは嬉しかった反面、非常に残念なのが、JO1やINI をはじめとするLAPONEのアーティストが、ファン投票部門ではノミネート・リストに入れたものの、主要部門はもちろん、「ダンス&ボーカル」部門でのノミネートを逃したことだ。
この賞は業界5団体が主催し、日本政府が支援している重要な国際音楽賞なので、世界進出を目指すJO1をはじめとするLAPONE勢は、経歴に箔をつけるためにも、受賞、最低でもノミネートを目指すべきだ。そのためには、ストリーミングに強くなる必要があると思われる。
『MUSIC AWARDS JAPAN』のノミネートや受賞の決定方法―膨大な数のアーティスト・クリエイター・音楽業界関係者による投票
「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」では、まず、主要チャートにランクインするなどした楽曲やアーティストが、投票対象の「エントリー」のリストに含まれ、そこから膨大な人数(約5000人)による投票によって、ノミネート作品が決まる。さらに、投票によって、受賞者が決まる。
投票者は、総合チャートTOP300にランクインした作品のアーティスト・クリエーター(作詞家・作曲家・編曲家)、業界5団体加盟のマネージメント会社(音楽系芸能事務所)、レコード会社などの音楽業界関係者で、一部の海外関係者も含まれる。
JO1、INI、ME:I、LAPONEエンタテインメントは、今回投票権を持っていたと思われるが、DXTEENやIS:SUEは分からない。
INI・JO1などLAPONE勢は主要部門とダンス&ボーカルでエントリーされたが、ノミネートを逃した。理由は?
INI・JO1を筆頭に、LAPONEアーティストは主要部門の「最優秀楽曲賞」「最優秀アーティスト賞」「最優秀アルバム賞」と、「最優秀ダンス&ボーカル楽曲賞」「最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞」の投票対象にはエントリーされていた。しかし、アーティスト・クリエイター・業界関係者による投票の結果、ノミネート・リスト入りは、すべて逃してしまった。
主要部門はJ-POPの大御所アーティストもいて激戦だが、ダンス&ボーカル部門で、パフォーマンスが売りのLAPONE勢が誰もノミネートを勝ち取れなかったことは、非常に残念だ。
たとえば「最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞」でノミネートされたのは、BE:FIRST、HANA、NiziU、Number_i、XGだった。いずれもパフォーマンスに優れたグループだが、JO1やINIも、彼らと肩を並べられるパフォーマンス力はあるはずだ。
では、彼らにあってJO1やINIにないものを考えると、ストリーミングでの強さと思われる。つまり、この賞の膨大な数の投票者は、ストリーミングに強いアーティストに投票する傾向がある。
NiziUはLAPONE勢同様にCDを多形態・対面イベント抽選招待特典付きで売っていて、XGもCDにオンライン対面イベント抽選招待特典を付けているが、その他の3組は対面イベント特典を付けてまでCD売上を増やそうとはぜず、ストリーミングを重視している。
LAPONEでは、JO1はCD売上だけでなく、ストリーミングでも徐々に強さを増してきているが、INIはまだCD売上依存が極端に高い。
利益率が高いCD売上が高水準だと、当該アーティストとLAPONEも儲かるから、CD売上が多いことは、良いことではある。(ちなみに、CD売上で最も収益配分が多いのはレーベルで、LAPONEはレーベルでもある。ソニーはJO1の、ユニバーサルはINIのCDの流通を担当しているが、楽曲制作はLAPONEが行っている)。
しかし、対面イベントの抽選に当たるためにCDを積むことだけに関心のあるファンに頼るだけでは、いずれ時代の変化について行けなくなると思われる。
INIのファンダムを見ていると、意識改革は簡単には進みそうにないので、運営がファンのストリーミングへの関心を後押しすることに加え、既存のファン以外にも聴いてもらえそうな楽曲を選んで(あるいは自主制作して)、ファンのすそ野を広げることも大事と思われる。
『最優秀楽曲賞』―INI、ME:I、JO1の作品がエントリーされるもノミネートに至らず
「最優秀楽曲賞」の投票対象の「エントリー」のリストには、INI「Present」、ME:I「MUSE」、JO1「Hands In My Pocket」が含まれていた(リストに掲載されている順)。
しかし、そこからアーティスト・クリエイター・業界関係者による投票で選ばれた「最優秀楽曲賞」のノミネート・リストには、LAPONEアーティストの作品は入らなかった。
選ばれたのは、HANA「Blue Jeans」、米津玄師「IRIS OUT」、サカナクション「怪獣」、アイナ・ジ・エンド「革命道中 – On The Way」、M!LK「好きすぎて滅!」だった。ストリーミングに強い作品が選ばれているように思われる。
『最優秀アーティスト賞』―INIとJO1がエントリーされるもノミネートに至らず
「最優秀アーティスト賞」の投票対象の「エントリー」のリストには、INIとJO1が含まれていた(リストに掲載されている順)。
しかし、そこからアーティスト・クリエイター・業界関係者による投票で選ばれた「最優秀アーティスト」のノミネート・リストには、どちらも含まれなかった。
選ばれたのは、藤井風、HANA、Mrs. GREEN APPLE、サカナクション、米津玄師だった。
『最優秀アルバム賞』―INI、JO1、ME:Iの作品がエントリーされるもノミネートに至らず
「最優秀アルバム賞」の投票対象の「エントリー」のリストには、INI「THE ORIGIN」,
JO1「BE CLASSIC」、ME:I「WHO I AM」が含まれていた(リストに掲載されている順)。
しかし、そこからアーティスト・クリエイター・業界関係者による投票で選ばれた「最優秀アルバム賞」のノミネート・リストには、LAPONEアーティストの作品は含まれなかった。
選ばれたのは、Mrs. GREEN APPLE「10」、Various Artists「Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-」、星野源「Gem」、藤井風「Prema」、サザンオールスターズ「THANK YOU SO MUCH」だった。
『最優秀ダンス&ボーカル楽曲賞』―LAPONE全5グループの楽曲がエントリーされるもノミネートに至らず
「最優秀ダンス&ボーカル楽曲賞」の投票対象の「エントリー」のリストには、INI「Present」、INI「DOMINANCE」、JO1「BE CLASSIC」、DXTEEN「Tick-Tack」、DXTEEN「両片想い」、IS:SUE「SHINING」、IS:SUE「Phase」、INI「Party Goes On」、JO1「Handz In My Pocket」、ME:I「MUSE」が含まれていた(リストに掲載されている順)。
アーティスト別に整理すると、以下の通りだ。
・INI 3曲(「Present」「DOMINANCE」「Party Goes On」)
・JO1 2曲(「BE CLASSIC」「Handz In My Pocket」)
・DXTEEN 2曲(「Tick-Tack」「両片想い」)
・IS:SUE 2曲(「SHINING」「Phase」)
・ME:I 1曲(「MUSE」)
しかし、そこからアーティスト・クリエイター・業界関係者による投票で選ばれた「最優秀ダンス&ボーカル楽曲賞」のノミネート・リストには、LAPONEアーティストの作品は含まれなかった。これは非常に残念だ。
選ばれたのは、以下の5グループの計10曲だった。いずれも、ストリーミングに強い曲だ。
・HANA「BAD LOVE」「Blue Jeans」「NON STOP」「ROSE」「Tiger」
・XG「GALA」「MILLION PLACES」
・Number_i「GOD_i」
・Da-iCE「ノンフィクションズ」
・BE:FIRST「夢中」
『最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞』―LAPONE全5グループがエントリーされるもノミネートに至らず
「最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞」の投票対象の「エントリー」のリストには、ME:I、JO1、INI、IS:SUE、DXTEENが含まれていた(リストに掲載されている順)。
しかし、、そこからアーティスト・クリエイター・業界関係者による投票で選ばれた「最優秀ダンス&ボーカルアーティスト賞」のノミネート・リストには、LAPONEアーティストは含まれなかった。これも、とても残念だ。
選ばれたのは、BE:FIRST、HANA、NiziU、Number_i、XGだった。
一般(ファン)投票部門―SpotifyではJO1とINI、USENではJO1、INI、ME:Iがノミネート
Spotifyでのファン投票による「ベスト・オブ・リスナーズ チョイス: 国内楽曲 ノミネート作品 powered by Spotify」では、ノミネートされた20作品に、JO1「BE CLASSIC」とINI「Present」が含まれた。
これは嬉しいが、20作品もノミネートされているので、ここにLAPONEから1組も入れなければ、かなりの危機感を持つところだった。
ノミネート20作品は、Mrs. GREEN APPLEのみ「クスシキ」「ダーリン」の2作品で、あとは1アーティスト1作品で、作品のアルファベット順に、JO1「BE CLASSIC」、SixTONES「BOYZ」、Hey! Say! JUMP「encore」、星野源「Eureka」、&TEAM「Go in Blind (月狼)」、Number_i「GOD_i」、米津玄師「IRIS OUT」、超特急「NINE LIVES」、MAZZEL「Only You」、藤井風「Prema」、INI「Present」、King & Prince「Theater」、櫻坂46「UDAGAWA GENERATION」、サカナクション「怪獣」、Snow Man「カリスマックス」、M!LK「好きすぎて滅!」、FRUITS ZIPPER「はちゃめちゃわちゃライフ」、BE:FIRST「夢中」だ。
ここから1位になって受賞できるかというと、Snow Man、Number_i、Mrs. GREEN APPLEのような、ファン数が膨大でファンの熱量も高いアーティストに、JO1やINIが勝つことは、非常に難しいと思われる。
一方、USENでのファン投票による「リクエスト特別賞 推し活リクエスト・アーティスト・オブ・ザ・イヤー ノミネート」では、ノミネートされたアーティスト10組に、INI、JO1、ME:Iが含まれた(リスト掲載順)。
他の7組は、BE:FIRST、北山宏光、Number_i、SixTONES、Snow Man、嵐、櫻坂46だ。こちらも、ここからINI、JO1、ME:Iのいずれかが1位になって受賞することは、かなり難しいと思われる。
ただ、諦めたらおしまいであり、ファンなら最後まで諦めるべきではないだろう。
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