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・高難度ダンスLE SSERAFIM『Unforgiven』を見事にものにしたチームAの4人
・なぜかダンス初心者とされたRINKA(荒武凜香)の成長物語
・チームの練習に最も尽力したHONOKA.K(黒川穂香)は報われるか?
・ソン・ソンドゥク氏に絶賛されたHIORI(津波古妃織)は性格も良い、このチームの合格最有力候補
・三次通過者がこのチームから出るとすれば最有力はHIORI(津波古妃織)、次ははっきりしないがHONOKA.K(黒川穂香)か
HYBEと米Geffen Recordsによる米国拠点4人組ガールズグループの最後のメンバー1人を日本人から選ぶオーディション番組「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」の第3話が2026年3月10日(火)20時よりABEMAで配信され、三次審査のグループ・パフォーマンスのうち、LE SSEAFIM「Unforgiven」が課題曲だったチームAの4人の練習から本番までが描かれた。
三次審査で勝ち残る4人のうちの誰かがこのチームから選ばれるとすれば、最有力はHIORI(津波古妃織)と思われる。その次に評価が高そうなのがチームの練習に貢献して、自身も難しいパートを上手くこなしたHONOKA.K(黒川穂香)であってほしいと思うが、どうなるかは分からない。
以下、ネタバレに留意されたい。
高難度ダンスLE SSERAFIM『Unforgiven』を見事にものにしたチームAの4人
三次審査 チームA
・課題曲: LE SSEARFIM「Unforgiven」チーム
・メンバー: HIORI(津波古妃織、18)、HONOKA.K(黒川穂香、20)、RINKA(荒武凜香、21)、HONOKA.M(森穂乃香、16)
第2話は12人が4人に絞られる三次審査の4人ずつ3組に分かれてのグループ・パフォーマンスのうち、最初のLE SSEAFIM「Unforgiven」を課題曲とされたチームAのエピソードのみを扱うと気づいて、最初はええ?今回丸々1チームだけ?かったる~と思ったが、観ているうちに引き込まれて、本番直後には参加者たちと一緒に涙ぐんでしまった。
最後のクレジットを見ると、この番組には多数のディレクターがいて、演出家も複数いる。そうとう手間暇とお金をつぎ込んで、豪華かつ丁寧に制作したオーディション番組だ。
審査員たちが選んだチームAの4人は、K-POPダンス全国大会で優勝歴のある沖縄出身のHIORI(津波古妃織、18)、韓国FNCの日本事務所の2021~2022年のオーディション番組「Who is Princess?」と2023年の「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(日プ女子)に出演していたHONOKA.K(黒川穂香、20)、2021年の韓国「Girls Planet 999」と2024年の中国「創造営2024」に出演していたRINKA(荒武凜香、21)、大阪府出身の高校生・HONOKA.M(森穂乃香、16)だった。
番組では、このチームの練習風景の歌の部分は取り上げず、3人いるトレーナーのうち、日本人のプロダンサー・振付師のAIKAによる指導のみに焦点を当てていた。AIKAが最初は酷評していたこのチームの最後の本番での完成度の高さに涙ぐんでいたのも、印象的だった。
なぜかダンス初心者とされたRINKA(荒武凜香)の成長物語
番組で最も長い尺(映る分量)がもらえていたのはRINKA(荒武凜香、21)だった。RINKAは韓国と中国のそれぞれトレーナー付きオーディション番組に出演していたのに、なぜかこの番組では「ダンス未経験」という設定になっていて、ダンス初心者の成長物語に仕立て上げられていた。
その理由は、オーディション番組以外ではダンスをちゃんと習ったことがなかったせいか、他の3人に比べてダンスのスキルがかなり低かったからと思われる。実際、AIKA先生は最初の頃に、RINKAのダンスを「悪目立ちしている」など、かなり酷評していた。RINKAは芸能人オーラはあるので、成長物語枠として、デビュー候補となり得る。
チームの練習に最も尽力したHONOKA.K(黒川穂香)は報われるか?
次に人物像がしっかり描かれていたのは、一次審査で圧倒的歌唱力で審査員たちを驚かせたHONOKA.K(黒川穂香、20)だった。
筆者は黒川穂香がHONOKAの名前で出ていた「Who is Princess?」(2021~22年)は日本テレビ「シューイチ」内でのダイジェスト版を毎週観ていて、本名で出ていた「日プ女子」はLeminoで全話観ていた。それにもかかわらず、彼女が2つの番組でどんなパフォーマンスをしたかの記憶がない。彼女がその2つの番組に出ていたことも、気づいていなかった。
今回一次審査でアカペラで圧倒的歌唱力を披露したので、ボーカルの人かと思っていたら、意外にも二次審査で、ダンスも上手なことが判明した。
後で韓国FNSの日本事務所の元練習生で「Who is Princess?」のファイナリストと知って、なるほどと納得した。「Who is Princess?」を勝ち抜いてデビューしたPRIKILはキュートな10代5人組で、彼女のキャラではなかった。
「日プ女子」も視聴者投票で脱落やデビューが決まるから、可愛い子が人気を集めていて調べてみたら、当時金髪にしていた黒川穂香は第1回順位発表式で脱落していた。ただ、彼女はアジア系のキュートな風貌なので、グローバル・グループなら向いていそうな気もする。
黒川穂香は2次審査では冷静に自分を見つめながらもしっかり自己PRしていたが、3次審査では、チームのために一番寄与した功労者だった。ダンススキルが未熟なRINKAに丁寧に教えていたのも黒川穂香だった。
しかし、サバイバル・オーディション番組あるあるなのだが、チームのスキル不足なメンバーの指導に尽力した者が脱落して、教えられたメンバーが勝ち残ってしまうことがある。今回黒川穂香はリーダー不在のこのグループで、個々のメンバーにきめ細かな指導をして、見事にグループをまとめていただけに、もし彼女が脱落すると、可哀想だ。
彼女は審査員長格の元BTS振付師のHYBEエグゼクティブ・クリエイターのソン・ソンドゥク氏がべた褒めしたのがHIORI(津波古妃織、18)だったため、自分は合格してもしなくても良い経験をした、と半ば諦めみたいなことを言った。それでも、「結局人の前に立ちたい。人に何か希望を与えたい。自分の歌を聴いてもらいたい。誰かの支えになるような人になりたい」との思いを捨てきれず、涙ぐんでいた。
ソン・ソンドゥク氏に絶賛されたHIORI(津波古妃織)は性格も良い、このチームの合格最有力候補
ソン・ソンドゥク氏が唯一べた褒めしていたのがHIORI(津波古妃織)で、「どこにいても目で追ってしまう」と絶賛した。審査員が複数いても、どう見てもソン・ソンドゥク氏の意見が最も重視されていそうなので、このグループから三次審査の合格者(0人~4人の間の度の可能性もある)が出るとすれば、一番有力なのはHIORI(津波古妃織)と思われる。
正直、二次審査の合格者12名の中には、実力も高いが、鼻っ柱が強そうで、かなり性格がきつそうに見えた人も複数いた(それが悪いというわけではない。世界で戦うのだから)。しかし、HIORI(津波古妃織)はキュートさもある美人で、ダンスも歌も上手だが、性格は良く、「自分だけの光る個性を見つける」という課題に苦しんだ。助けてくれたのは、黒川穂香をはじめとするチームメイトだった。
自分が褒められても、HIORI(津波古妃織)は涙ぐみながら「この2週間私が成長できたのはAチームのおかげ」と、他の3人のメンバーに感謝が言える人だった。この人柄の良さも魅力だ。前回までに、母親が脳梗塞で倒れて後遺症が残っていることも明かされていて、人間ドラマの主人公でもある。
三次通過者がこのチームから出るとすれば最有力はHIORI(津波古妃織)、次ははっきりしないがHONOKA.K(黒川穂香)か
番組が、HONOKA.M(森穂乃香、16)をほとんど映さない編集に仕上がっていたので、素直に解釈すると、彼女は脱落の可能性が高いと思われる。
ということで、三次審査で勝ち残る4人のうちの誰かがこのチームから選ばれるとすれば、最有力はHIORI(津波古妃織)と思われる。その次に評価が高そうなのは、チームに貢献して、自身も床這いの難しい難しいダンスをしながらの歌唱を上手くこなしたHONOKA.K(黒川穂香)であってほしいと思うものの、どうなるかは分からない。他のチーム次第でもある。
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「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」の記事:
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