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JYP 2025年決算が絶好調/ パク・ジニョン(J.Y.Park)が取締役退任、アーティスト活動・育成・大衆文化交流委に専念

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JYPの2025年決算が絶好調、売上は過去最高で利益も大幅増、2026年新人デビュー予定なし
パク・ジニョン(J.Y.Park)が社内取締役退任、最高クリエイティブ責任者(CCO)業務は継続

JYPエンターテインメントの2025年決算は、2026年3月10日に公表された主要項目を見る限り、非常に好調だった。年間売上高は過去最高を更新し、前年比36.6%の大幅増収だった。営業利益も前年比21.0%増、当期純利益も64.3%増の大幅増益だった。

JYPエンターテインメントの創業者で総括プロデューサーでもあるパク・ジニョン(J.Y.Park)が、JYPの社内取締役を退任することが、2026年3月10日にJYPにより発表された。

JYPの2025年決算が絶好調、売上は過去最高で利益も大幅増、2026年新人デビュー予定なし

JYPエンターテインメントの2025年決算は、2026年3月10日に一般公表された主要項目を見る限り、非常に好調だった。

2025年の年間売上高は過去最高を更新して8219億ウォンに達し、前年比36.6%の大幅増収だった。営業利益は前年比21.0%増の1,552億ウォン、当期純利益は64.3%増の1,606億ウォンで、大幅増益だった。

売上の内訳としては、アルバム売上はStray Kidsの寄与を中心に前年比35.4%の2,066億ウォンに達した。音源売上は20.6%減の513億ウォンだったが、これは10-12月期に欧州で90億ウォン分が音源部門からアルバム部門に分類が変更された影響が大きく(CDなし・専用アプリ再生型アルバムの売上分と推測される)、この特殊要因を除けば増加だった。

公演売上はStray Kidsの寄与を中心に82.4%の大幅増で過去最高の1,889億ウォンで、グッズ売上も42.1%の大幅増で1,885億ウォンに達した。アーティストの広告出演料を含む広告収入は31.2%増で過去最高の450億ウォンだった。

アーティストの地域別売上に関しては、韓国国内売上は37.5%増で過去最高の3,520億ウォンを記録した。これはJYPの売上総額の42.8%に相当する。中華圏売上は新人中国ボーイズグループの寄与で13.3%増加して過去最高の316億ウォンに達した。中華圏以外の海外売上は、Stray Kidsの欧米売上の寄与を中心に87.2%の大幅増で過去最高の2,690億ウォンとなった。

コスト面では、コンテンツ制作費が前年比39.8%の大幅増、その他原価も国内グッズ原価の値上がりなどにより37.1%の大幅増となり、売上原価率(売上原価/売上高)は2024年の57.4%から2025年には63.1%に上昇した(粗利益率は42.6%から36.9%に低下)。

しかし、間接部門のコストは抑制され、売上高に占める販売費および一般管理費の比率(販管費率)は2024年の21.3%から2025年には18.0%に低下した。

この結果、営業利益率(営業利益/売上高)は、2024年の21.3%から2025年には18.9%への小幅低下にとどめることができた。

JYPから2026年の新人デビュー予定はないが、当然だ。2022年デビューのNMIXXは2025年にようやく韓国で大ブレイクに成功したばかりだ。2024年デビューのGIRL SET(旧VCHA)はメンバー離脱・法廷闘争から立て直しに着手したばかりだ。2024年デビューのNEXTと2025年デビューのKickFlipも、まだブレイクに至っていない。

なお、中国TMEとの合弁事務所の中国現地ボーイズグループ・BOY STORYは、解散しておらず、2025年に契約更新、と記されている。つまり、「BOYS II PLANET」(ボイプラ2)を勝ち抜いてALPHA DRIVE ONEとしてデビューしたシンロンと、中国派生グループ・MODYSSEYとしてこれからデビューするリー・ツーハオは、活動契約終了後に戻る場所がある。

パク・ジニョン(J.Y.Park)が社内取締役退任、最高クリエイティブ責任者(CCO)業務は継続

JYPエンターテインメントの創業者で総括プロデューサー(最高クリエイティブ責任者、CCO)でもあるパク・ジニョン(アーティスト名はJ.Y.Park)が、JYPの社内取締役を退任することが、2026年3月10日にJYPにより発表された。

今後パク・ジニョンは、J.Y,Parkとしての自身のアーティストとしてのクリエイティブ活動、後輩アーティストの育成、K-POP産業のための新たな対外業務に専念するという(聯合ニュースの日本語記事を参照)。

パク・ジニョンは1997年にJYPを設立した創業者だが、既にかなり前から大企業・JYPの経営トップの座は別人に委ねている。ただし、パク・ジニョンはJYPの筆頭株主(2024年末に15.37%を保有)なので、過半数保有ではないが影響力はある。

JYPの経営者の序列に関しては、2024年末の詳細な決算レポートによると、会社トップのCEO(Chief Executive Officer、最高経営責任者)かつ代表取締役はチョン・ウク(정욱)が務めている。また、ナンバー・ツーは副社長兼CFO(Chief Financial Officer、最高財務責任者)のピョン・サンボン(변상봉)だ。

パク・ジニョンは3番手で、正式な肩書は社内取締役兼CCO(Chief Creative Officer、最高クリエイティブ責任者)だった。今後は社内取締役は退任するが、CCOの業務は続けるという。

パク・ジニョンは既に会社トップの経営の総責任者(CEO)ではなかったが、それでも上位取締役だったから、経営関連の業務で多忙を極めていたとみられる。

パク・ジニョンの社内取締役退任の理由は明らかにされていないが、聯合ニュースでは、2025年10月に発足した大統領直属の大衆文化交流委員会の共同委員長(もう1人の共同委員長は文化体育観光部長官)に就任したことが影響している、と推測している。

筆者個人的にも、この新たな名誉ある職務で、パク・ジニョンは国を挙げてK-POP産業を振興する重大な役割を務めることになったため、業界を代表しての海外を含む対外活動などで、さらに多忙になることは避けられず、JYPの経営業務との両立は不可能と判断したと推測している。

一方で、パク・ジニョンが今後も後輩アーティストの育成業務も続けるというのは心強い。パク・ジニョンが新人発掘に当たって、歌やダンスのスキルだけでなく、候補者の人間性を重視してきたことが、JYPアーティストの重大不祥事防止につながっている。

具体的には、パク・ジニョンは日本のオーディション番組「Nizi Project」シーズン1・2やアメリカのオーディション番組「A2K」で、ファイナル進出者に必ず、「真実」(カメラの前でできない言動はカメラがない場所でもしない)、「誠実」(練習・学習を怠らない)「謙虚」(仲間の長所を見る、感謝を忘れない)を要求していた。

  
  

【著者略歴】
・元サラリーマン(市場調査アナリスト)。最終学歴では経済学(統計学含む)を専攻。元日本証券アナリスト協会検定会員。
・2016年よりジャニオタ・ブログ執筆開始。2017年末よりK-POP中心の雑食&音楽好きオタクの当ブログ開始。
・ピアノ履修歴は計20年超(現在はほとんど弾かない)。
・アマチュア・バンド活動歴あり(ジャズ・フュージョン、ロック、ポップス)。

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