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・#152 YUMEKI（ユメキ）―まさかの日プ女子ダンストレーナーのダンサー＆振付師が参戦
・#19 SANGWON（サンウォン） & #38 LEO（リオ）―Trainee Aコンビがやはり参戦していた
・#23 YOONMIN（ユンミン）―2021年『LOUD』でJYPからのデビュー組に選ばれたが離脱
・#29 藤牧大我 & #68 稲垣太地―『虹プロ2』参加の元JYP練習生
韓国Mnetの大型グローバルオーディション番組「BOYS II PLANET」（ボイプラ2）が、2025年7月17日（木）に「BOYS II PLANET K」（韓国編）、18日（金）に「BOYS II PLANET C」（中国編）の放送開始に先立って、6月9日に約160人の参加者の顔写真が、「Mnet Plus」アプリで公開されたところ、驚きの参加者が混じっていた。
以下、筆者個人的に特に衝撃だった「ボイプラ2」出演者たち―YUMEKI、元Trainee AのSANGWONとLEO、「LOUD」JYPデビュー組のYOONMIN、「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の藤牧大我と稲垣太地についてまとめておく。
#152 YUMEKI（ユメキ）―まさかの日プ女子ダンストレーナーのダンサー＆振付師が参戦
最大の衝撃は、2023年の「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」（日プ女子、日プガールズ）のダンス・トレーナーだったダンサー・振付師のYUMEKI（竹中夢生、25）の練習生としての参戦だった。
STARTO ENTERTAINMENTの「timelesz project -AUDITION-」（タイプロ）でも、Sexy Zoneのライブツアーのダンサーだった永井陸が候補生として参加していたので（3次審査までで脱落させられた）、プロダンサー・振付師の中にはボーイズグループのメンバーになりたい人がいるのは分かる。
だが、YUMEKIもそういうタイプの人だとは全く思っていなかったので、XでYUMEKIが参加しているとの情報を見た時に、思わず叫ぶほど仰天した。
「タイプロ」に参戦していたダンス・トレーナー氏を見ていて思ったが、確かにチームのダンスの練習で他のメンバーにダンスを指導したり、振付を考案できる強みはあるが、歌もしくはラップのスキルやアイドル稼業への適応性がなければ、結局ボーイズグループには向かない、ということになる。
YUMEKIに関しては、ダンス以外の部分を知らないので、アイドル向きな人かどうかは、番組での様子を見て判断することになる。
#19 SANGWON（サンウォン） & #38 LEO（リオ）―Trainee Aコンビがやはり参戦していた
HYBEのBIGHIT MUSICで2021年秋から2022年夏頃まで過酷なデビュー評価過程にあった7人組練習生グループ・Trainee Aのサンウォン（LEE SANGWON、22）とリオ（LEO、22）は、元々「BOYS II PLANET」参加説があった。
しかし、2025年5月24日にGRIDエンターテインメント所属が発表されたため、てっきりその事務所からデュオでデビューするものだとみなされ、「BOYS II PLANET」参加説が後退していた。
結局、GRIDエンターテインメントから「BOYS II PLANET」に送り込まれることになり、デビュー組に選ばれれば、デビュー後の収益は出向元のGRIDエンターテインメントにも分配されることになる。
イケメン・サンウォンと楽曲制作ができるリオは、HYBEのBIGHIT MUSICのデビュー候補練習生だっただけに、レベルが高いし、Trainee A時代からのファンが世界中にいるので「BOYS II PLANET」でもかなり注目度が高いと思われる。
ただし、元Trainee Aのファンたちがリオに抱いている感情は複雑かもしれない。Trainee Aのデビュープロジェクト終了につながった主な理由が、リオの離脱だったとみられていたからだ。リオはTrainee Aの体力的にも精神的にも過酷すぎるデビュー評価で、限界に達して心が折れ、グループを離脱した。だから、Trainee Aはデビューできず瓦解した。
その後、楽曲制作ができるリオはソロアーティストとして131 Labelと契約したが、新人ソロアーティスト活動に限界を感じたのか、GRIDエンターテインメントに、サンウォンとともに入所した。GRIDには元Trainee Aのヨチ（YORCH）がいて、ボーイズグループ・POWとして2023年10月にデビューを果たしていた。
#23 YOONMIN（ユンミン）―2021年『LOUD』でJYPからのデビュー組に選ばれたが離脱
筆者は、Xに流れて来た情報で、2021年の韓国SBSのオーディション番組「LOUD」で合格して、JYPから5人組ボーイズグループとしてデビューする予定だったユンミン（YOONMIN）が「BOYS II PLANET」に参戦していると知って、驚いた。
JYPの「LOUD」組は、ユンミンが離脱して4人になったせいで、その後増員して7人組「KickFlip」として2025年1月にようやくデビューできるまで、3年半近くかかった。
JYPはユンミンが離脱したことを一切発表せず、いつの間にか1人減って4人になっていた「LOUD」組を含む7人がKickFlipとしてデビューすることが決定したと発表した際にも、なぜこの7人になったかの経緯の説明は一切なかった。
ユンミンは楽曲制作ができたから、上記の元Trainee Aの楽曲制作ができるリオ同様に、ボーイズグループから離脱しやすいタイプと思われる。しかし、結局は再びボーイズグループのメンバーを目指して「BOYS II PLANET」に参戦した。
なお、ZEROBASEONEを輩出した「BOYS PLANET」シーズン1には、「LOUD」出身者が何人も参戦していて、中には「LOUD」でデビューに近い好成績を残した者もいたが、結局、誰1人ZEROBASONEとしてデビューできなかった。
ユンミンも、「LOUD」ではJ.Y.Park（パク・ジニョン）にJYPからのデビュー組メンバーに選ばれたが、視聴者投票に左右される「ボイプラ」は勝手が違うと、覚悟すべきだろう。
#29 藤牧大我 & #68 稲垣太地―『虹プロ2』参加の元JYP練習生
藤牧大我（ふじまきたいが、20）は、JYPエンターテインメントのNEXZを輩出した2023年の「Nizi Project Season2」（虹プロ2）で、韓国合宿に進出したが、チーム審査で脱落させられた。2005年5月17日生まれの東京都出身で、「虹プロ2」参加時にはJYP練習生歴3年だったが、伸び悩んでJ.Y.Parkから厳しいことを言われて、脱落させられた。
稲垣太地（いながきたいち）は、「虹プロ2」の2023年8月に東京合宿が配信された時点で17歳で、神奈川県出身で、オーディション前のJYP練習生歴が6カ月とのことだった。東京―9のダンス審査の順位は20人中15位、ダンス審査は12位で、あまり目立たないまま東京合宿の終わりに脱落させられた。
現時点では正直、彼らが「BOYS II PLANET」でライバルを押しのけて目立つようなキャラとは思えないし、「ボイプラ」シーズン1同様、日本人が勝ち残るのは難しいオーディション番組だと思っているが、頑張ってもらいたい。
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