NJZ（NewJeans）両親、ADORが公演阻止不発の報復で仮処分申請内容を音楽活動禁止に拡大と非難

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・ADORは広告契約だけ問題視のはずが、公演阻止不発の報復で音楽活動全面禁止に要求拡大（NJZ両親インスタ投稿）
・NJZ（NewJeans）の親たちの公式インスタグラムでの声明文
・ADORの反論コメント

HYBEの子会社ADORからの独立を宣言したNJZ（NewJeansから改名）の親たちが、広報用インスタグラムの2025年3月6日の投稿で、ADORが1月6日にNJZのADORを通さない広告契約の禁止などを求める仮処分を裁判所に申請していたが、2月11日にNJZの音楽活動とそれに付随する活動を全面禁止するよう要求を拡大し、それを公表せずにいる、などと非難した。

これに対し、ADORはNJZの活動拡大で、やむを得ず申し立て趣旨を拡大した、などと述べた。

仮処分申し立ての第一回審問は、3月7日（金）午前にソウル中央地裁で行われる。

韓国で四面楚歌状態のNJZの、ADORからの嫌がらせ等で信頼関係が破綻して、契約解除を選ばざるをえなかったとの主張が、果たして認められるかが、注目される。

ADORは広告契約だけ問題視のはずが、公演阻止不発の報復で音楽活動全面禁止に要求拡大（NJZ両親インスタ投稿）

ADORが2025年1月6日にソウル中央地裁に申し立てを行った「企画社地位保全および広告契約締結など禁止仮処分」の第一回審問が3月7日（金）午前に開かれる。

これに先立ち、NJZの親たちは、広報目的のインスタグラム・アカウントnjz_pr）の2025年3月6日の投稿で、ADORが当初の仮処分申し立ての内容を拡大して、NJZの音楽活動全面禁止を要請していたのに、それを公表していないことなどを非難した。

それによると、1月6日のADORの申し立ては、NJZのADORを通さない広告活動だけを問題にしているように主張していたが、実際には、マネジメント社としての地位を認めてほしいという内容も含まれていた。

さらに、「HYBEのパン・シヒョク議長がCOMPLEXCONの関係者たちに圧力をかけた」と報じられた直後の2月11日に、ADORは可処分申請の内容を拡大し、広告だけでなくNJZの作詞、作曲、演奏、歌唱などすべての音楽活動やその他すべての付随的活動まで全面禁止にするよう要請したが、それを公表せずにいる、という。

申請内容拡大は、パン・シヒョク議長自らが動いたNJZの公演中止への働きかけが聞き入れられなかったことへの報復措置であり、内容拡大を公表しないのは、世論の批判を考慮したからだろう、とNJZ側は考えている。

これに対し、ADORは、仮処分申し立てにもかかわらずNJZが新曲発表や海外公演予告など、活動を拡大したため、やむを得ず申し立て内容を拡大した、と説明した。

韓国国内では音楽業界団体はHYBE側についていて、メディアもHYBE忖度していて、NJZは四面楚歌状態にある。このため、親たちがNJZの立場やADORからされたことを、インスタグラムで発信するしかない状況にある。

日本からみた一般論だが、韓国の裁判所は世論に左右されやすいイメージがある。その韓国内の世論は、HYBEがメディアをコントロールしているから、ほぼHYBE側の立場だけが伝えられ、HYBE側が支持されているように見えがちだ。

裁判所が果たして、NJZが主張している、HYBE・ADORからの嫌がらせ等で信頼関係が破綻していて、契約解除を選択するしかなかった、という訴えを認めてくれるかどうかが、注目される。

NJZ（NewJeans）の親たちの公式インスタグラムでの声明文

NJZ（NewJeans）の親たちの公式インスタグラムの2025年3月6日の声明文(a)および声明文(b)の日本語訳（Google自動翻訳を読みやすく整えたもの）

こんにちは、NJZです。

先週金曜日、ADORの追加コメントへの対応、また、今週予定されている仮処分内容に対する誤解を防ぐため、やむを得ず私たちの立場をお伝えします。

私たちは、ADORが専属契約上の義務を履行していなかったため、2024年11月29日付で専属契約解除を通知し、これにより契約は終了しました。したがって、ADORは、もはや私たちの活動を管理したり、干渉したりする権限がないことをお知らせします。

それにもかかわらず、ADORは2025年1月6日、自分たちが依然としてNJZのマネジメント会社であると認めるよう要求するための、仮処分申請を提起しました。当時、ADORは広告活動だけを問題にしているように主張しましたが、申請内容には「マネジメント社としての地位を認めてほしい」という要求が含まれていました。これは、広告だけでなくNJZのすべての芸能活動を制限しようとする試みであり、ADORの究極の目的がNJZの活動を完全に阻むことであるとわかります。

それだけでなく、ADORは2025年2月11日に可処分申請の趣旨を拡大し、広告だけでなくNJZの作詞、作曲、演奏、歌唱などすべての音楽活動やその他すべての付随的活動まで禁止してもらうよう要請しました。

これは「パン・シヒョク議長がCOMPLEXCONの関係者たちに圧力をかけた」というニュースが伝えられた直後に起きたことで、公演の中止の試みが失敗したため、これに対する報復措置としてとられた決定、と推察されます。

わずか数日前まで、ADORはNJZの独自の活動に対する立場を継続的に明らかにしながらも、ADORの仮処分申請がすべての芸能活動禁止を目的としているいう事実は、公開しませんでした。

これは1月6日仮処分申請当時、その事実を大々的に報道したのとは全く異なる態度です。ADORは、表向きにはNJZの広告活動だけ問題にしたり、ファンと広告主の混乱を防ぐという大義名分を掲げていましたが、実際には裁判所にNJZの芸能活動自体を全て禁止するよう要請しています。

これはNJZの職業の自由を侵害しようとする試みであり、同時にこれを公に明らかにしないことによって、大衆からの非難を避けることを意図したものと思われます。

NJZの本質は音楽活動であり、これを制限することは即、NJZの存在価値を否定することです。結局、ADORは最初から、NJZのすべての活動を阻止するために可処分を申請したのです。

これまで私たちは、HYBE内で継続的な差別、不当な待遇に耐えてきました。HYBEは昨年6月の東京ドームでのファンミーティング以後、長い休暇を与えるとして、私たちを長期間活動させないという意思を明確にしました。私たちのほうからは明かしていませんでしたが、そのような試みは専属契約が解除された後も続いており、最近さらに深刻になりました。

これまで何度もADORに異議を申し立てて抗議しましたが、ADORは所属事務所時代にも私たちを保護するどころかHYBEの他のレーベルの立場に同調したり、私たちの言葉を偽りとして扱うだけでした。何より、私たちが期待していた2024年の主要活動計画が一つも履行されず、私たちは甚大な被害を受けており、専属契約解除後も広告の進行やビザ問題などに関して持続的な干渉や嫌がらせを受けている状況です。

私たちは専属契約関係を維持しようと、ADORに是正要求を数回しました。しかし、ADORはこれをすべて無視し、最終的に私たちは契約解除を決定するしかありませんでした。

ADORの重大な義務不履行が積み重なったため、専属契約維持の前提条件である信頼関係はとっくに破綻しています。このような状況でNJZがADORを通じてのみ活動しなければならないとすれば、正常な芸能活動が不可能であるだけでなく、耐えがたい精神的苦痛を経験しなければなりません。

ADORはこのような状況を誰よりもよく知っていながら、さまざまな方法を総動員して私たちの活動を阻止しようとしているのが実情です。仮処分をはじめとする各種妨害行為は、私たちのアーティストとしてのキャリアを根本的に中断させようとする試みであり、専属契約を適法に解除し、活動を続けようとする私たちへの一方的な嫌がらせに過ぎないことを、お知らせしたいと思います。

このような解除通知は、専属契約の法律および民法に基づくものであり、通常の一般的な法的手続きです。したがって、私たちが解約通知後に独自の活動をすること自体が、まるで違法または不当な行為であるかのように声を上げるのは虚偽の主張であり、法律上保障されている法的手続きと効果をアーティスト側だけが放棄しなければならないという馬鹿げた主張です。

私たちは仮処分及び今後予定されている本案訴訟にも誠実に取り組む予定であり、裁判過程で解除の適法性を再度確認されたいと思います。

誰も二度と私たちのような不当な扱いを経験しないことを願っています。ありがとうございます。

ADORの反論コメント

ADOR 公式コメント全文（Newsenに掲載された全文をGoogle自動翻訳して読みやすく整えたもの）

ADORは「企画会社地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分」が進行中の状態で、NewJeansが新曲発表、大型の海外公演への出演予告で活動を拡大したため、やむを得ず可処分申請の趣旨を拡大しました。

これは活動を制約しようとするものではなく、「ADORと共に」「契約を守りながら」芸能活動を共にしていこうという趣旨です。

すでに立場を公開したように、公演主催側に圧力をかけたことはなく、報復措置として申請の趣旨を拡張したことは全くありません。

ADORは明日の法廷で、アーティストの様々な誤解について明確に訴え、ADORがNewJeansの企画会社であるという判断を求めたいと思います。

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イベント情報

2025年
1/4(土)「第39回 Golden Disc Awards」Day1@みずほPayPayドーム福岡（12/3発表: NewJeans、LE SSERAFIM、TWS、(G)I-DLEなどが出演）
3/21(金)～23(日) 「CopmplexCon Hong Kong 2025 – Complex +Live」@中国・香港

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*NewJeansの2024年6月21日（金）13時韓国発売の3rdシングルアルバム「Supernatural」は、「Supernatural」「Right Now」「Supernatural (Instrumental)」「Right Now (Instrumental)」の4トラックを収録。

CDパッケージは、世界的ポップアーティストの村上隆とのコラボのデザインで、1形態の巾着袋付きNewJeans ‘Supernatural’ NJ X MURAKAMI Drawstring Bag ver.と、メンバー別5形態の布バック付きNewJeans ‘Supernatural’ NJ X MURAKAMI Cross Bag ver.で販売。CDなし・専用アプリで再生のWeverse Albums Ver.も3バージョンで販売。

日本では通常の輸入盤の他に、特典付きで日本発売日（お届け予定日）が2024年6月22日（土）に設定された日本国内流通仕様のCDパッケージ（CDシングル）が、公式2ストアとAmazon.co.jp、楽天ブックス、タワーレコード・オンライン、HMV＆BOOKS onlineで販売される。

日本国内流通仕様CDパッケージは、1形態の巾着袋付きNewJeans ‘Supernatural’ NJ X MURAKAMI Drawstring Bag ver.（税込定価3,190円）、メンバー別5形態の布バック付きNewJeans ‘Supernatural’ NJ X MURAKAMI Cross Bag ver.（税込み定価各2,860円）の、計6形態で販売。各形態ごとに異なるフォトブック、ジュエルケース、ブックレット、フォトカード、ポストカードが封入される。全形態共通で、6月29日（土）に大阪、6月30日（日）に東京で開催のオフライン対面イベントの応募抽選用シリアルナンバー入りチラシを同梱。

6月21日（金）予約分までの予約分には、ストアごとに異なる先着外付け特典が、1形態購入で1枚付く。絵柄はDrawstring Bag ver.がグループ、Cross Bag ver.は購入形態の個人。1形態購入で、Amazon.co.jpではビジュアルシート、楽天ブックスではL判ブロマイド、タワーレコード・オンラインではフォトカード、HMV＆BOOKS onlineではクリアフォトカードが付く。