LAPONEチェ社長Yahooインタビュー-日プ1・JO1デビュー時秘話/ ファンへの思い、JAM・MINIへの施策

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・JO1誕生の『日プ』シーズン１―実は不安を沢山抱えていた
・JO1デビュー時の苦境―コロナ禍でライブ不可、テレビ番組に出られない、CD販売当初目標は50万枚だったが…
・ファンも『ファミリー』、LAPONEは至らなくても憎めない存在でありたい
・利益を減らしてでもファンに感謝を伝えたい―JO1格安チケット、『INIといっしょにこみそか』無料配信
・ライブ会場でのファンによる撮影についてのLAPONEの考え方

LAPONEエンターテインメントの崔信化（チェ・シンファ）社長が、2025年1月24日（金）10:39配信のYahoo!ニュースの徳力基彦氏のインタビュー記事に登場している。

JO1が誕生した2019年の「PRODUCE 101 JAPAN」（日プ）当時やJO1デビュー時の秘話も披露されている。

JO1誕生の『日プ』シーズン１―実は不安を沢山抱えていた

LAPONEエンターテインメントの代表取締役社長崔信化（チェ・シンファ）氏が、2025年1月24日（金）10:39配信のYahoo!ニュースの徳力基彦氏のインタビュー記事に登場している。Yahoo！ニュースの記事は一定時間が過ぎると保存されないので、ここにポイントをまとめて紹介しながら、筆者の感想などを述べることにする。

チェ社長は元々吉本興業で韓国関連事業に携わっていたが、CJ ENM（が運営する放送局Mnet）のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の日本版があったら面白いのでは？との発想を得たという。

視聴者投票方式について、チェ社長は「日本では珍しい試みだったので、反対は山ほどありました。僕自身、『日プ』のシーズン1の開催時は、不安をたくさん抱えていました。ですが僕のポリシーとして、弱音は絶対に吐かないことにしていました。『何があっても絶対うまくいく』と、最初から最後まで周囲やスタッフに言い続けていましたね」と振り返った。

韓国のプデュとの違いに関しては、韓国では事務所に所属する人から練習生を選出していたが、チェ社長は「『日プ』では特定の事務所に所属しない一般人から公募するという変化をつけました」という。理由は、「経験の浅いアーティストでも育っていく過程をファンが応援する文化があります」とのことだった。

JO1デビュー時の苦境―コロナ禍でライブ不可、テレビ番組に出られない、CD販売当初目標は50万枚だったが…

JO1は2020年3月4日にデビューしたが、苦難の船出となった。チェ社長は「コロナウイルスの流行りはじめと時期を同じくしていました。さまざまな事情からテレビ番組などにも全く出られず、苦悩の連続」と振り返った。

“さまざまな事情”で番組に出られなかったのは、当時当たり前だったジャニーズ忖度のせいだろう、と筆者もJAM（JO1ファン）の多くも気づいていた。非ジャニーズのボーイズグループは、LDH以外は「ミュージックステーション」をはじめとする主要音楽番組に出演できない時代だった。

JO1のデビュー時の売上目標について、チェ社長は「最初の会議で『CD販売を50万枚からスタートする』と言ったときには『世の中のことを何も知らないのか』と多くの人から反対されました」と明かした。

実際のJO1のデビューシングル「PROTOSTAR」のビルボード・ジャパンでの初週売上は34万4,299枚で、オリコンでは32.7万枚だった。ビルボード・ジャパンでの3月月間（4週間）売上は37万9,102枚で、オリコンでの2020年年間売上は37.3万枚だった。チェ社長の最初の希望は下回ったが、かなりの高水準ではあった。

JO1のCD売上実績について、チェ社長は「ファンの皆さまのおかげで、デビューの後はいつもシミュレーションの数字を毎回超えてきていました」と述べた。

ファンも『ファミリー』、LAPONEは至らなくても憎めない存在でありたい

JO1のファンによる応援広告の容認について、チェ社長は「アーティストの写真が望ましくない使われ方をされるリスクがあると、多くの人から反対されましたが、僕の中では『応援してくれるのに、やらない選択肢はない』と思い、最低限、守っていただきたい規定を設けて、宣伝素材の提供を決断しました」と振り返った。

ファンについて、チェ社長は「この言い方をすると誤解や批判を招くこともあるのですが…やはり「ファミリー」だと思っています。新しい会社だから、いろいろと取り組みをするとファンの方に怒られてしまうことも多いんです」と述べた。

チェ社長は自身も「私自身（中略）周囲に助けてもらいながら育ってきました」と明かした上で、「LAPONEも、ここで働くスタッフも、時には叱られながらも憎めない存在として、助けてもらえる存在になってほしいと思っています」との希望を述べた。

ファンから寄せられる苦情などについて、チェ社長は「順風満帆に見えるかもしれませんが、内実は結構、大変なことも多いですよ（苦笑）」と明かした。

これに関しては、筆者個人的には、しょうがないなあ、と容認しつつも、甘えないでほしいとも思っている。

JO1やINIの社会人ファンから何度も指摘されているように、LAPONEのスタッフはミスが多く、しかも、ちゃんとチェックすれば防げるミスを連発している。普通のきちんとした会社ならあり得ないことなので、最低限、作業の確認はちゃんとすべきだ、と言いたい。

利益を減らしてでもファンに感謝を伝えたい―JO1格安チケット、『INIといっしょにこみそか』無料配信

ファンへの感謝について、チェ社長は「利益を減らしてでもファンに気持ちを伝えることを大事にしています」と話した。

JO1のファンに対しては、チェ社長は「2024年7月に行ったJAM感謝祭のチケット料金は、5年前の結成当初のファンミーティングと同等の金額に抑えたり、JAMの日として制定している12月12日には破格の1,212円でライブ配信チケットを販売したりしました」と述べた。これは確かにありがたかった。

また、INIのファンに対しては、チェ社長は「MINIの方々に向けても、感謝の気持ちを伝える新聞広告を出させてもらったり、1年間の活動を支えてくれた感謝を伝えたいというメンバーの思いから、年末に無料配信をさせていただいたりもしました」と述べた。

2024年末の無料配信は、筆者は記事にしそびれてしまったが、12月30日23時過ぎから無料生配信された1時間20分超の尺の「INIといっしょにこみそか」は、トークやゲームショーだけでなく、「WMDA」「Walkie Talkie」「Ferris Wheel」「Break of Dawn」「Drip Drop」のパフォーマンス披露もあって、ミニコンサート並みに充実していた。

単なるトークショーに比べて、パフォーマンス披露は、音響スタッフ配備やメンバーの練習も必要になる。しかも、音楽番組などで披露したことのない曲のパフォーマンスもあったので、準備は大変だったはずだ。

INIが「日本レコード大賞」や「NHK紅白歌合戦」といった超大型特番出演を逃して、沈んでいたMINI（INIファン）にはとても嬉しいプレゼントだった。遅くなったが、どうもありがとうございます、と感謝を述べたい。

ライブ会場でのファンによる撮影についてのLAPONEの考え方

最後に、ライブ会場でのファンによる撮影について、チェ社長は以下のように述べた。

「米国など海外のいろいろなライブを見に行っても、撮影禁止などの禁止事項はほとんどなくなってきていますね。もちろん、スポンサーや放送局など関係者間の合意は必要ですし、みんなが撮影に夢中になると、演出などさまざまな面で支障が出る可能性もあるので、ルールが必要な場面もあるとは思います。

ただ、僕個人としては、ファンの応援行為を取り締まるようなルールは基本的に、今の時代にはそぐわないんじゃないかと思っています。なので、僕らのイベントも一部は撮影OKにするなど、できるだけオープンにする方向を向いていますね」

つまり、海外のように完全OKではないが、一部は撮影OKというスタンスのようだ。LAPONEのファンの場合は、他の界隈ほど“自警団”が強くはないとみられ、今の状況に大きな不満はないといったところだと思う。

©ランダムビューアソート

イベント情報

JO1

1/26(日) 「GMO SONIC 2025」@さいたまスーパーアリーナ（川西拓実、河野純喜、與那城奨が出演）
1/27(月)・28(火)・29日(水)「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」@ IMM THEATER/ THEATRE G-ROSSO/ 後楽園ホール
1/31(金) 18:00「LAPOSTA 2025」@東京ドーム（ZEROBASEONEがゲスト出演）（映画館ライブビューイングあり）
2/1(土) 18:00「LAPOSTA 2025」@東京ドーム（Kep1er、iznaがゲスト出演）
2/2(日) 16:00「LAPOSTA 2025」@東京ドーム
2/15(土)「JO1 WORLD TOUR JO1DER HOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’」@台湾・台北: Taipei Music Center
2/22(土)「JO1 WORLD TOUR JO1DER HOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’」@タイ・バンコク: TRUE ICON HALL
3/1(土)「JO1 WORLD TOUR JO1DER HOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’」@米国・LA: The Belasco
3/4(火)「JO1 WORLD TOUR JO1DER HOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’」@米国・ニューヨーク: Brooklyn Bowl
3/23(日)「JO1 WORLD TOUR JO1DER HOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’」@中国・北京: 北京展覧館劇場
3/29(土)・3/30(日)「JO1 WORLD TOUR JO1DER HOW 2025 ‘WHEREEVER WE ARE’」@韓国・ソウル BLUE SQUARE MasterCard Hall（名鉄観光の観覧ツアーあり）
4/20(日) 18;00「JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’ IN TOKYO DOME」@東京ドーム
4/21(月) 16:00「JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’ IN TOKYO DOME」@東京ドーム
5/30(金) 豆原一成主演映画「BADBOYS」公開

INI

1/27(月)・28(火)・29日(水)「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」@ IMM THEATER/ THEATRE G-ROSSO/ 後楽園ホール
1/31(金) 18:00「LAPOSTA 2025」@東京ドーム（ZEROBASEONEがゲスト出演）（映画館ライブビューイングあり）
2/1(土) 18:00「LAPOSTA 2025」@東京ドーム（Kep1er、iznaがゲスト出演）
2/2(日) 16:00「LAPOSTA 2025」@東京ドーム
3/4(火) 18:30「INITIME MUSIC LIVE」@Kアリーナ横浜（ヤバイTシャツ屋さんらがゲスト出演）
3/5(水) 18:30「INITIME MUSIC LIVE」@Kアリーナ横浜（マルシィらがゲスト出演）
5/30(金) 池﨑理人出演映画「BADBOYS」公開

商品情報（PR）

*JO1の2025年4月2日（水）発売の初のBEST ALBUM（タイトル未定）は、ファンクラブ会員の投票で選べる楽曲を含む既発表曲と新曲を収録。CDパッケージは、DVDと48Pブックレット付き初回限定盤A（税込定価4,400円）、DVDと48Pブックレット付初回限定盤B（税込定価4,400円）、CDのみで36Pブックレット付きの通常盤（税込定価3,850円）、DVD、60Pブックレット、ポスター付きのFC限定盤（税込定価5,500円）の全4形態で販売。

全形態の初回プレス分に応募抽選券（シリアルナンバー）1枚、形態ごとに異なるトレーディングカード1枚（各形態11種からランダム1枚）、形態ごとに異なるセルカトレーディングカード1枚（各形態11種からランダム1枚）を封入。初回限定盤A・Bはさらに形態ごとに異なるシートステッカー1枚（各形態11種からランダム1枚）、FC限定盤はさらにポストカード1枚（11種からランダム1枚）とダイカットステッカー1枚（11種からランダム1枚）も封入。

オンラインショップ対象予約キャンペーンを実施予定（後日発表）。

ストアごとに異なる先着外付け特典が付く。初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤のいずれか1形態購入で、Amazon.co.jpではメガジャケ（ソロ全11種からランダム1種）、楽天ブックスではA5クリアファイル（ソロ全11種からランダム1種）、タワーレコードではトレカ（店舗とオンラインで異なるソロ全11種からランダム1種）、HMV・Loppiではクリアトレカ（HMV店舗とオンライン＆Loppiで異なるソロ全11種からランダム1種）、TSUTAYA（オンラインを除く）ではポストカード1枚（ユニット全5種からランダム1種）、セブンネットではステッカー1枚（ユニット全5種からランダム1種）、ネオ・ウィングではA4クリアポスター（集合1種）、Sony Music ShopではL判集合生写真1枚（形態ごと1種）、LAPONE STOREではクリアコースター1枚（ソロ全11種からランダム1種）、その他一般店では告知ポスターが付く。

forTUNE musicでは、3形態セット購入でメンバーソロカットデザイン収納BOX（希望メンバー選択）が付く。JO1 OFFICIAL STOREでは4形態のいずれか1形態購入で、ダイカットステッカーセット1種（各形態ごとに異なるソロ全11種から希望メンバー選択）が付く。

*JO1登場書籍
MAQUIA(マキア)　2025年3月号増刊 (表紙: 松村北斗, 大平祥生) 2025/1/22
Amazon: non-no（ノンノ）2025年3月号通常版 (表紙: 渡邊理佐, 八木勇征×中島颯太, 吉野北人, 木全翔也(JO1)) 2025/1/20
Amazon: non-no（ノンノ）2025年3月号特別版 (表紙: 八木勇征×中島颯太, 吉野北人, 木全翔也(JO1)) 2025/1/20
楽天ブックス: non-no（ノンノ）2025年3月号通常版 (表紙: 渡邊理佐, 八木勇征×中島颯太, 吉野北人, 木全翔也(JO1)) 2025/1/20
Amazon: ViVi 2025年2月号 (国宝級イケメンランキング2024年下半期) 2024/12/23
Amazon: ViVi SPECIAL 2025年2月号 (表紙: 吉野北人×宮瀬琉弥) 国宝級イケメンランキング2024年下半期) 2024/12/23
Amazon: ViVi 2025年2月号増刊 (表紙: PSYCHIC FEVER, 国宝級イケメンランキング2024年下半期) 2024/12/23
楽天ブックス: ViVi 2025年2月号 (国宝級イケメンランキング2024年下半期) 2024/12/23
Amazon: JO1 2nd写真集 Unbound 2024/1/24
楽天ブックス: JO1 2nd写真集 Unbound (限定カバー) 2024/1/24
楽天ブックス: JO1 2nd写真集 Unbound 2024/1/24
セブンネット: JO1 2nd写真集 Unbound ラインナップ 2024/1/24

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2024年12月30日付　JO1レコ大でバンド・完全生歌圧巻ステージ、マイクトラブルだけ残念/ 東京ドーム単独公演決定
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2024年12月18日付　JO1が5周

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*INIの2025年1月12日（月）0時リリースのデジタルシングル「Make It Count」は、TVアニメ「どうせ、恋してしまうんだ。」のオープニングテーマ曲。

Amazon: Make It Count (INI) 2025/1/12
Apple Music/ iTunes: Make It Count - Single (INI) 2025/1/12
レコチョク: Make It Count (INI) 2025/1/12
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Apple Music

*INIの2024年11月27日（水）発売のライブBlu-ray/DVD「INI 2nd ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!] IN KYOCERA DOME OSAKA」は、2024年2月に京セラドーム大阪で開催した初の単独ドーム公演の模様を映像パッケージ化。Blu-ray・DVDとも初回限定盤と通常盤があり、全形態共通でライブ本編全27曲の映像を収録。

初回限定盤の特典映像には、ドキュメンタリー、メンバーCAM、バックステージCAM、「2023 INI 2nd ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!」@大阪城ホール公演の「Moment」「My Story」「メドレー（BOBARDA/ CALL 119/ Dramatic/ BAD BOYZ）」ライブ映像を収録。

税込定価は初回限定盤Blu-rayが7,700円、初回限定盤DVDが7,150円、通常盤Blu-rayが4,950円、通常盤DVDが4,400円。なお、INI運営は、初回限定盤は10月10日（木）までの予約を勧めており、この日以降は在庫がなくなり次第、取扱終了になるという。