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2024年末『NHK紅白歌合戦』『日本レコード大賞』の視聴率が上昇!日本版グラミー賞NHK放送決定

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2024年末『紅白歌合戦』2部視聴率は32.7%、前年から上昇、B'zなど手厚い中高年対策
2024年末の『レコード大賞』の視聴率も上昇、一騎打ちだった大賞のハラハラ感がプラスか
2025年5月に日本版グラミー賞『MUSIC AWARDS JAPAN』開始、NHKが生中継、YouTube世界配信も

2024年12月31日(火)19:20~23:45の「第75回 NHK紅白歌合戦」の注目度の高い2部(21:00~)の世帯視聴率は32.7%で、前年・2023年の31.9%を0.8ポイント上回った(ビデオリサーチ・関東地区、以下同じ)。

2024年12月30日(土)17:30~のTBS系「第66回 輝く!日本レコード大賞」の2部(19:00~)の世帯視聴率は11.2%で、前年・2023年の9.6%を上回った。

日本政府の文化庁の協力の下で2025年5月に創設される、日本版グラミー賞と期待されている「MUSIC AWARDS JAPAN」は、NHKが生中継することが決定した。YouTube世界配信もある。

2024年末『紅白歌合戦』2部視聴率は32.7%、前年から上昇、B'zなど手厚い中高年対策

2024年12月31日(火)19:20~23:45にNHK総合等で放送された「第75回 NHK紅白歌合戦」の2部の世帯視聴率は32.7%で、前年・2023年の31.9%を0.8ポイント上回った(ビデオリサーチ・関東地区、以下同じ)。1部の世帯視聴率は29.0%で、前年と同じだった。

民放キー局が最近重視しているのは、スポンサーが重視しているコア層(13~49歳)の視聴率だ。

しかし、NHKは公共放送で広告とは無縁のせいか、「紅白」に関しては今も2部の世帯視聴率の目標を40%としていて、メディアも2部の世帯視聴率を最優先で報じている。

世帯視聴率を上げたければ、視聴者の多い中高年が好む番組内容にする必要がある。

この点、2024年末の「紅白」では、まだ時間別視聴率が不明なので断定はできないが、中高年に絶大な人気を誇るB’zが初出場し、しかもサプライズ演出で、当初予定通りの「イルミネーション」の事前収録披露に加え、NHKホールに突然現れて「LOVE PHANTOM」「ultra soul」の2曲を生パフォーマンスしたことが、視聴率に寄与したとみられている。

さらに、中高年世代が青春時代に流行った曲を取りそろえ、南こうせつの「神田川」、イルカの「なごり雪」、THE ALFEEの「星空のディスタンス」、高橋真梨子の「for you…」、玉置浩二の「悲しみにさようなら」という、万全のラインナップだった。

もちろん、若者世代が離脱しないように、合間に若者やその少し上の世代の支持の厚いTWICE、Number_i、藤井風、Mrs. GREEN APPLE、米津玄師も入れた。

STARTO(旧ジャニーズ)からは1組も出なかったが、結果的には彼ら不在でも、2部の視聴率は上がった(STARTO勢の「紅白」出演見送りについては2025年1月2日付「2024年末『第75回 NHK紅白歌合戦』視聴率が上昇、STARTO(旧ジャニーズ)勢不在は影響せず」を参照)。

筆者は「紅白」至上主義ではないので、別に「紅白」がなくなっても構わないが、NHKがあの手この手で知恵を絞って時代遅れと言われている「紅白」をいつまで延命できるのか、興味はある。

2024年末の『レコード大賞』の視聴率も上昇、一騎打ちだった大賞のハラハラ感がプラスか

「紅白」2部だけでなく、12月30日にTBS系で生放送された「第66回 輝く!日本レコード大賞」の2部(19時~)の世帯視聴率も11.2%と、前年の9.6%を上回った(ビデオリサーチ・関東地区、以下同じ)。

ちなみに、TBSの代表的な大型音楽特番である2024年7月13日(土)14:00~22:56の「音楽の日 2024」の19時以降の世帯視聴率は8.8%だったから、2024年のTBSの大型音楽特番に関しては、11.2%をマークした「日本レコード大賞」のほうが高視聴率だった。だから、TBSは「レコ大」放送をやめたくないはずだ。

視聴率が上がったのは、大賞をMrs. GREEN APPLEかCreepy Nutsの、どちらが獲るかのハラハラ感があったから、また、優秀作品賞などステージ・パフォーマンス披露が(衣装なども含めて)豪華そうだと期待できたから、と筆者個人的には思っている。

審査委員にマスコミの芸能担当者が多いこともあって、過去には、芸能事務所やレーベルからの圧力を受けやすいと、公然と言われていた。

確かに、今回生放送中に開示された2024年の音楽評論家以外の審査委員には、毎日新聞、日本経済新聞、時事通信、MBS毎日放送、CBC、HBC北海道放送、日刊スポーツ、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、報知新聞、東京中日スポーツ、東京スポーツ、というマスコミ各社の代表(記者など)が含まれていた(審査委員は彼らを含む総勢21名)。

今回は、芸能事務所やレーベルからの圧力の有無は不明だが、筆者個人的には、2024年の「レコード大賞」をMrs. GREEN APPLE、「最優秀新人賞」をこっちのけんとが受賞したことには、違和感はない。

忖度とかしがらみの影響があるとすれば、その他各種の意味不明な賞だろうと思った。たとえば、特別賞の類とか、音楽業界の内輪での“お疲れ様”賞的な功労賞の類だ。

旧ジャニーズなどが、「紅白」にデビュー20周年とかの「周年」祝いのアーティストを、事務所内の内輪のお祝いごとなのに、ゴリ押し出演させていたのと、似たような構造だと思う。

2025年5月に日本版グラミー賞『MUSIC AWARDS JAPAN』開始、NHKが生中継、YouTube世界配信も

2025年5月には、“日本版グラミー賞”と期待されている「MUSIC AWARDS JAPAN」が、日本政府の文化庁が協力の下で、創設される。

この賞では、日本の音楽業界主要5団体が世界の音楽業界と連携し、候補作品はチャート成績などで、自動的に選ばれる。

そこから、アメリカのグラミー賞同様に、アーティストや音楽業界人の5,000人以上による投票で受賞作が選出される。

投票権を持つのは、エントリーされた候補作品(楽曲・アルバム)に関わるメインアーティストやクリエイター(作詞作曲編曲家)、オリコン歴代チャートを元に選ばれたアーティストやクリエイター、国内音楽業界関係者、海外音楽業界関係者などだ(詳細は公式サイトを参照)。

「最優秀楽曲賞」「最優秀アルバム賞」「最優秀アーティスト賞」「最優秀ニュー・アーティスト賞」など、主要6部門をはじめ、60以上の部門賞が創設される。また、Spotifyを通じて一般リスナーが投票できる賞もある。

「MUSIC AWARDS JAPAN」初回は、2025年5月22日(木)にロームシアター京都で開催される。

この授賞式の模様をNHKが生中継する、と「第75回 NHK紅白歌合戦」の番組中に発表された。また、公式YouTubeでの世界配信も予定されている。

「MUSIC AWARDS JAPAN」がアメリカのグラミー賞並みの信頼・権威を得るかどうか、見守っていきたい。

開催時期が5月下旬なので、12月30日開催の「日本レコード大賞」とは時期がかぶらず、2つの賞が棲み分けることになるだろう。ただ、「日本レコード大賞」の権威が弱まるとすれば、「日本レコード大賞」は音楽祭的な性格が強まるかもしれない。

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