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HYBE内部文書を国会で公開―他の事務所のアイドル容姿に関する誹謗中傷コメント集の部分が騒動に

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国会でHYBEの内部文書公開―HYBE以外の事務所のアイドルについての誹謗中傷コメント集部分が衝撃、騒動に
HYBEが反論『SNS反応をありのまま抜粋』、流出させた社員の責任を追及→議員の猛批判→HYBEがコメント削除
キム・テホBELIFT LAB代表がHYBEのアルバム押し売り疑惑に反論

K-POPのHYBEの子会社レーベルでILLITやENHYPENが所属しているBELIFT LAB(ビリーフラボ)のキム・テホ代表取締役(HYBEのCOO(最高運営責任者)でもある)が、2024年10月24日午後の韓国国会文化体育観光委員会の総合国政監査に、証人として出席し、HYBEのアルバムの(返品条件付き)押し売り疑惑について反論し、ILLITのNewJeansコピー疑惑についても否定した。

しかし、K-POP界隈で最も注目を集め、衝撃的だったのは、ミン・ヒョンベ議員がその場で公開した、HYBEの役員向けの内部文書「ウィークリー音楽産業レポート」(デバグの日本語訳では「HYBE役員用報告書 業界動向レビュー資料」)の中の、HYBE以外の事務所所属のアイドルの容姿などについての誹謗中傷コメントを集めた箇所だった。

国会でHYBEの内部文書公開―HYBE以外の事務所のアイドルについての誹謗中傷コメント集部分が衝撃、騒動に

10月24日午後の韓国国会文化体育観光委員会の総合国政監査で、K-POP界隈で最も衝撃的だったのは、ミン・ヒョンベ議員がHYBEの内部文書「ウィークリー音楽産業レポート」をその場で公開し、その中に、HYBE以外の事務所所属のアイドルの容姿などに関する、(ネット上の)誹謗中傷コメントが集められた箇所があったことだった。

ミン・ヒョンベ議員は当該部分について「問題はこの表現が未成年者に対するものだということだ。大衆文化産業法権益保護ガイドラインを違反している」との見解を示したが、キム・テホBELIFT LAB代表は「私はそうは思わない」と反論した。

WoW!Koreaの記事によると、そこには、「メンバーたちがそろって誰もアイドルの目鼻立ちではない」、「整形がひどい」、「外見や性的アピールに関連し現れる傾向がある」、「驚くほど皆かわいくない」、「驚くほどブサイクだ」などと書かれていたという(WoW!Koreaの2024年10月25日6:58配信の「“驚くほど不細工”HYBE、アイドル外見品評内部文書でまな板に」を参照)。

この内部文書の内容があまりにも衝撃的だったため、SNSでHYBE非難の声が上がり、騒動となった。

容姿に関する誹謗中傷コメントの対象となったアイドルが、他の大手事務所の人気ガールズグループだと、特定する動きもあった(メディア報道ではグループ名は明かされなかったが、内部文書には記載)。書かれたグループとその所属事務所およびファンの怒りは、想像に難くない。

HYBEが反論『SNS反応をありのまま抜粋』、流出させた社員の責任を追及→議員の猛批判→HYBEがコメント削除

この内部文書の他事務所アイドルについての記述に関し、キム・テホBELIFT LAB代表は、「あれはHYBEの意見や公式的な判断ではない。オンライン上の多くの書き込みをモニタリングするために集めて総合したもの」と説明した。

すると、HYBEが監査の最中に、公式サイトの公式コメントで当該内部文書について、「ファンダムおよび業界の多様な反応と世論を集めた文書」「業界動向とイシュー(問題)を内部少人数に参考用として共有するためにコミュニティやSNS反応をありのまま抜粋して作成され、HYBEの立場ではない」と説明した(毎日経済の2024年10月24日21:58配信記事(自動翻訳版))。

さらにHYBEは公式コメントで、「報告書の中で一部刺激的な内容だけを継ぎはぎし、まるでHYBEがアーティストを批判した資料を作ったように見えるように外部に流出した勢力に対しては、最後まで責任を問うだろう」と述べた(上記の毎日経済の記事)。

HYBEは内部文書を議員に渡した社員の責任を見つけ出して、責任を追及するつもりのようだった。

だが、今や責任あるグローバル大企業となったHYBEが、他の事務所のアーティストについての誹謗中傷コメント集をわざわざ文書化して、社員が閲覧可能な状態にしていたのであれば、HYBE側に一切落ち度がなかったとも、言えないのではないか。

そもそも、ライバル事務所のアーティストの容姿などを誹謗中傷するコメントを集めて役員向け報告書に記載するなど、グローバル展開する一流大企業がすることだろうか? そんなコメント集を会社トップが欲しがったのであれば、会社トップとしての資質が問われかねない。

一方、ミン・ヒョンべ議員は、監査の最中にHYBEがコメントを発表したことに不快感を示し、「憲法と法律によって国政監査が行われている。キム・テホ代表は証人として出席し、十分な発言の機会を得た。このような対応は適切ではない」と批判した(Kstyleの2024年10月25日配信の記事)。

チョン・ジェス委員長も「「国政監査の最中にコメントを出して、質疑応答を無意味にするのは無責任なことだ。そのうえ、HYBEはKコンテンツをリードする重要な会社なのに、国会を軽視するように見えるのは問題だ」と批判した。キム・テホ代表は「私が国政監査場にいる間に発表されたコメントが不適切だったという指摘を謙虚に受け止める。深くお詫び申し上げる」と謝罪した(Kstyleの上記の記事)。

パク・ジョンハ議員が「『外部に流出した勢力に対して最後まで責任を問う』という箇所があるが、非常に脅迫的な表現であり、社内の自由な議論や内部討論を妨げるような印象がある」と批判すると、キム・テホ代表は「内部告発者を摘発するつもりは全くない。その部分は心配しなくていい」と述べた(Kstyleの上記の記事)。

結局、HYBEは公式コメントを削除した。国政監査中のHYBEの突然のコメント発表に対する議員たちの批判も、既にSNSに広がっていたHYBEに批判的なムードを助長した。

キム・テホBELIFT LAB代表がHYBEのアルバム押し売り疑惑に反論

HYBEのアルバムの返品条件付き押し売り疑惑について質されると、キム・テホBELIFT LAB代表は「事実ではない」「返品を条件に販売した枚数は、全体市場をかき乱したり、売上全体に影響を及ぼすほどではなかった」と述べた(Kstyleの2024年10月24日配信の記事)。

しかし、政府の文化体育観光部のユ・インチョン長官は「HYBEはもはやただの韓国企業ではなく、グローバル企業であり、韓国を代表する大企業なのにこんなことをしてはいけない」と述べた。

国会の場でHYBEに疑惑の目が向けられたことは、一流企業としては好ましくない出来事だったが、このアルバム押し売りについては、現時点では、今後大きな問題に発展するとは思えない。

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