BABYMONSTER『BABYMONS7ER』初動女性デビュー歴代1位、ソニーが翌日日本発売！/音源はILLITに大敗

2024年4月10日

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・新人ガールズはカッコいいBABYMONSTERと可愛いILLITの戦い/ 日本ファン動員にソニーがついに翌日発売に動く
・韓国音源ではILLITが圧勝、カッコいい曲より耳に馴染みやすい曲が大衆ウケする
・BABYMONSTERイベント情報　・BABYMONSTER商品情報（PR）

YGエンターテインメントの新人7人組多国籍ガールズグループ・BABYMONSTERが、健康を回復したアヒョンの合流で完全体となって、“公式デビュー”作として2024年4月1日（月）に韓国でリリースした1stミニアルバム「BABYMONS7ER」の、ハント（HATEO）チャート加盟店での発売日から1週間の初動売上が40万1,287枚に達した（日本など、韓国以外の国・地域の加盟店売上も含む）。

これは、ほんの1週間前に、HYBEのBELIFT LAB所属の新人5人組ガールズグループ・ILLIT（アイリット）のデビュー作の1stミニアルバム「SUPER REAL ME」の、当時新人ガールズグループのハント（HANTEO）初動売上で最高だと脚光を浴びた38万0,056枚をあっさり抜いて、新人ガールズグループのデビューアルバムの歴代1位に輝いた。男女合わせた新人グループのデビュー作では、歴代5位だ。

図表1　新人デビューアルバムのハント（HANTEO）初動売上TOP10（2024年4月9日現在）

1位　ZEROBASEONE「YOUTH IN THE SHADE」182万2,028枚
2位　RIIZE「Get A Guitar」　101万6,849枚
3位　X1「QUANTUM LEAP」　52万4,007枚
4位　Wanna One「1X1=1 (TO BE ONE)」 41万1,306枚
5位　BABYMONSTER「BABYMONS7ER」 40万1,287枚
6位　ILLIT「SUPER REAL ME」 38万0,056枚
7位　NewJeans「New Jeans」 31万1,271枚
8位　LE SSERAFIM「FEARLESS」　30万7,450枚
9位　ENHYPEN「BORDER: DAY ONE」 28万0,873枚
10位　NCT WISH「WISH」　28万0,478枚

BABYMONSTERよりもデビュー作の初動売上が多いボーイズグループ4組のうち、RIIZE以外の3組はいずれもMnetの大人気サバイバル・オーディション番組で視聴者投票で誕生したグループなので、オーディションバブルで新人としては異例の大人気になった。その意味では、RIIZEの人気の凄まじさが際立つが、RIIZEには元NCTメンバーが2人いるので、メンバー全員が新人というわけではない。

人気ボーイズグループではオタクの音盤の“積み”がヒートアップしがちなので、ガールズグループとボーイズグループの音盤成績は単純比較できない。

新人ガールズはカッコいいBABYMONSTERと可愛いILLITの戦い/ 日本ファン動員にソニーがついに翌日発売に動く

ガールズグループ内の争いで見ると、BLACKPINKを思わせる、実力派でカッコいい女性の雰囲気のBABYMONSTERと、それとは対照的にキュートで愛くるしいILLITの新人ガールズグループ一騎打ちの戦いだ。

BABYMONSTERの7人の国籍は、韓国人3人、タイ人2人、日本人2人（ルカとアサ）で、ILLITは韓国人3人と日本人2人（モカとイロハ）だ。

新人ガールズグループとして立て続けにデビューミニアルバムを発売したILLITとBABYMONSTERはどちらも、韓国発売日の翌日に日本国内流通仕様輸入盤を特典付きで日本で発売して、日本のファンのハント（HANTEO）初動売上への寄与を促した。

ILLITの所属事務所のHYBEは早くからユニバーサルと組んで、韓国の初動売上に間に合うように日本での特別流通体制を整えていた。

BABYMONSTERの場合は、（流通を担う）日本レーベルは兄グループのTREASUREやBIGBANGと同じavexではなく、ソニーだ。ソニーと言えば、JYPエンターテインメントのStray KidsやNiziUの日本レーベルとしては、韓国ハント（HAHTEO）チャートの初動売上への協力を、これまで一切してこなかった（契約条項でないから責められないが）。

しかし、そのソニーがBABYMONSTERの韓国でのデビュー作に関しては、HYBE同様に、韓国発売日の翌日に日本で日本国内流通仕様輸入盤を特典付きで発売した。どういう風の吹き回し？やればできるじゃないか、ソニー。だったら、JYPのアーティストにも、同じ対応をしてくれよ、特にNEXZに、と筆者は叫びたい。

韓国音源ではILLITが圧勝、カッコいい曲より耳に馴染みやすい曲が大衆ウケする

もっとも、ガールズグループでは特に重要な、韓国国内での音源成績では、可愛いILLITの耳に馴染みやすいタイトル曲「Magnetic」が、カッコいいBABYMONSTERのタイトル曲「SHEESH」に圧勝している。そりゃそうだろう。

ILLIT「Magnetic」のMelonのユニークリスナー数は、リリース日の3月25日に4万6,137人だったが、その後うなぎ上りに増えて4月7日に34万人を超えた。一方、BABYMONSTER「SHEESH」は、これまでの最高が4月1日の3万4,761人で、伸び悩んでいる。

・YouTubeのBABYMONSTERチャンネルに2024年4月1日に公開されたBABYMONSTER - ‘SHEESH’ M/V（3分5秒）

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BABYMONSTER イベント情報

2024年
5/11(土) 18:00 1stファンミーティング「BABYMONSTER PRESENTS: SEE YOU THERE」@東京・有明アリーナ
5/12(日) 16:00 1stファンミーティング「BABYMONSTER PRESENTS: SEE YOU THERE」@東京・有明アリーナ

BABYMONSTER 商品情報（PR）

*YGエンターテインメントの新人7人組ガールズグループ・BABYMONSTERがアヒョン合流で完全体になって “公式デビュー”作の1stミニアルバム「BABYMONS7ER」を、2024年4月1日（月）に韓国で発売。パワフルでドラマティックなタイトル曲「SHEESH」、チャーリー・プースのプロデュースによるポップな「LIKE THAT」など、全7トラックを収録。