(目次)・TOP
・ ILLIT『Almond Chocolate』チームは日本の女性アイドルの雰囲気、目立ったのはAYANAとSAKURA
・三次審査合格者はどうなる?―実力より日本で売れるためのビジュアル人気重視の可能性
HYBEと米Geffen Recordsによる米国拠点4人組ガールズグループの最後のメンバー1人を日本人から選ぶオーディション番組「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」(ワースカ)の第4話が2026年3月17日(火)20時よりABEMAで配信され、三次審査のグループ・パフォーマンスのうち、ILLIT「Almond Chocolate」が課題曲だったチームBの4人の練習から本番までが描かれた。
次回予告で、三次審査通過者4人の発表に、スタジオのコメンテーターが驚いていたので、実力よりもビジュアル人気が優先された可能性がある。その場合、ILLIT「Almond Chocolate」チームから歌・ダンス未経験だったSAKURA(飛咲来、15)が選ばれる予感がある。そうでなければ、このチームの最有力候補はAYANA(桑原彩菜、18)と思われた。
ILLIT『Almond Chocolate』チームは日本の女性アイドルの雰囲気、目立ったのはAYANAとSAKURA
三次審査 チームB
・課題曲: ILLIT「Almond Chocolate」
・メンバー: AYANA(桑原彩菜、18)、SERIA(城守星愛、じょうもりせりあ、18)、ELENA(土方エレナ、19)、SAKURA(飛咲来、とびさくら、15)
三次審査では、12人の参加者が審査員が決めた3つのグループに分かれて、それぞれLE SSERAFIM「Unforgiven」、ILLIT「Almond Chocolate」、KATSEYEの楽曲のパフォーマンスを披露した。
第4話ではそのうちキュートなILLIT「Almond Chocolate」が課題曲のチームBの練習から本番までを扱った。
本家・ILLITのMOKAとIROHAがこのオーディションの映像を観てコメントする役回りで出演していて、MOKAはこの曲について「『Almond Chocolate』はダンスがあんまりないので、歌や表現力が必要になる」との見方を示し、実際にチームBの佇まいやパフォーマンスについて「日本のアイドルみたい」との感想を漏らしていた。
第4話で最も映っていた分量(尺)が多かったのは、「Girls Planet 999」に出演していて、二次審査でダンスが「無難に上手」と褒め殺しされていたAYANA(桑原彩菜、18)だった。AYANAは練習中には踊りながら安定的に歌うことに苦慮する場面もあったが、すべて克服し、本番では最高の自分を見せることができた。
本番パフォーマンス後に、AYANAは最も影響力があるとみられる審査員長の(元BTS振付師のHYBEエグゼクティブ・クリエイター)ソン・ソンドゥク氏に「あなたの新しい試みは成功だった」と褒められた。また、HYBE×Geffenの発掘・育成担当幹部のジェイ・イン氏(女性)も「AYANAさんが印象的だった」と褒めてくれた。
AYANAに負けないくらい番組がフォーカスしていたのが、最年少の15歳で富山県出身の不登校の美少女のSAKURA(飛咲来、とびさくら、15)だった。SAKURAはダンス・歌が田舎過ぎて習えるスクールがなく未経験だったが、スターオーラにあふれていて二次審査の12人目の最後の合格者に選ばれていた。
SAKURAは感情表現ができていない場面で、ダンス・トレーナーのプレスリー・タッカーから「本当にデビューしたいの?」と詰められて涙ぐむ場面があった。しかし、本番パフォーマンス後はジェイ・イン氏に「可能性があるということをもう一度証明してくれた」と褒められた。SAKURAはスキルは経験者に及ばないが、かなりHYBEに気に入られている。
残りの2人は映る分量や扱いが軽かったので、三次審査で脱落した可能性が高いと思われる。番組の予告編に最終合格者の発表シーンがチラッと映っており、この番組が放送開始となる前に、既にリアルタイムのオーディションは終了していたとみられる。したがって、オンエアでは、合格者はきめ細かく映され、脱落者は最小限しか映されていないと思われる。
三次審査合格者はどうなる?―実力より日本で売れるためのビジュアル人気重視の可能性
次回は、実力者揃いのチームCがKATSEYEの楽曲のパフォーマンスを練習して本番で披露するまでが描かれるが、さらに三次審査の計12人の参加者のうち米国ロサンゼルスでの最終審査に進める4人の合格者の発表も含まれる可能性が高い。
予告映像では、三次審査の4人の合格者の発表後にコメンテーターたちが驚き、ヒコロヒーが「これはSNSが荒れる」と漏らしていた。
驚きの合格者ということであれば、実力よりも日本人向けのビジュアル人気が重視された可能性が高いと思われる。
また、最終審査のために合格者が渡米してロサンゼルスのダンスのトレーナーに会った場面が少し流れていて、そのトレーナーの女性が合格者4人の三次審査のパフォーマンス映像を観て「悪い意味で驚いた」とけなしていたので、実力が不足している参加者が含まれている可能性がある。たとえばSAKURA(飛咲来、とびさくら、15)だ。
このオーディションでは、既に4人組多国籍ガールズグループの3人までは決まっていて、最後の1人を日本から選ぶことになっている。
一般的に、日本人がいない欧米人だけのガールズグループだと、日本人の関心は薄い。ビジネス志向が強いHYBEがこのガールズグループに日本人メンバーを入れる目的は、日本の課金ファンを獲得して日本で稼ぐためと思われる。
そうなると、既にデビューが決まった3人は驚くほどのダンスの実力者だが、日本人メンバーの選出基準は、実力最優先ではなく、ビジュアルや個性で多くのファンを獲得できる人材と思われる。
筆者が思い出すのは、HYBE JAPANのボーイズグループ・aoenが誕生したオーディション番組「応援HIGH」では、後から練習生として入ってきた経験年数の少ないイケメン・颯太がデビュー組に選ばれ、実力のあった公開練習生(24組メンバー)が脱落させられたことだ。
現に、「ワースカ」二次審査では、ダンスの圧倒的実力者のLDHのプロダンサーが脱落させられ、未経験の美少女・SAKURA(飛咲来、とびさくら、15)が合格した。その前の一次審査では、審査員の1人だったNOSUKEが「日本で人気の出そうな顔はこの子」と話しているシーンもあった。
ただ、もしSAKURAのような経験不足の日本人美少女がデビューメンバーに選ばれるとすれば、他のハイレベルな3人との差が大きすぎて、プロデュース側も、3人の既存メンバーも、そこに加わる経験不足の日本人メンバー本人も、困ることにならないか。
そうなると、現時点で経験不足だがスター性のある参加者は、今回はデビューメンバーに選ばず、HYBE JAPANと練習生契約をして、しばらく練習生生活を遅らせた後に、日本人ガールズグループとして売り出すほうが、現実的と思われる。
[PR]
「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」の記事:
2026年3月14日付 『WORLD SCOUT』#3-三次審査LE SSERAFIM『Unforgiven』チームでHIORIが絶賛される
2026年3月8日付 HYBEオーディション番組『WORLD SCOUT』2次審査通過者12名/ 意外と面白い、人物に迫るノノガっぽさも