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・JO1×ME:I、INI×ME:Iのコラボダンス動画が一部で大炎上…韓国でのJO1の男女コラボだと荒れないのに
・国内でもLDHは男女混合チームで『それスノ』ダンス大会出場決定、LAPONEだけ異常
・個人的見解―ファミリー売り反対意見の書き込みはいいが、誹謗中傷にはLAPONEは厳しく対応すべき
・ファミリー売り反対のファンのほとんどはファンをやめない/ LAPONEはCD積みオタク依存から脱却すべき
LAPONE所属のJO1とME:I、およびINIとME:Iのメンバーのコラボダンス動画がSNSで公開されると、多くのファンから称賛の声が上がる一方で、一部の“オンリー・ファン”から猛反発の声が上がった。
ファミリー売りへの猛反発によるSNS大荒れは、LAPONEにしか見られない、異常な域に達していると思う。
ファミリー売りに反対な人がいるのは分かるし、反対意見をSNSに書き込むのもいいと思うが、行き過ぎたME:Iへの誹謗中傷を、LAPONEは放置してはいけないと思う。
JO1×ME:I、INI×ME:Iのコラボダンス動画が一部で大炎上…韓国でのJO1の男女コラボだと荒れないのに
事の発端は、JO1の公式TikTokに2025年4月12日に、JO1の川尻蓮とMEIのRAN(石井蘭)という、ダンスの達人同士のJO1「BE CLASSIC」のコラボダンス動画が公開されたことだった。ものすごくハイレベルなダンスで、素晴らしかった。
これを待っていたかのように、INIの公式TikTokにも、2025年4月12日にINIの尾崎匠海・佐野雄大とME:IのSHIZUKUとRINONの4人でのINI「Party Goes On」の軽い手の動きのみのコラボダンス動画が公開された。
なぜこのタイミングで、というのは、同じ音楽番組に出演していたからバックヤードでコラボ動画撮影が可能だったのだろう。筆者個人的には、もしかして何か(万博とかの?)大きな舞台でのコラボを計画中なのかな、とも思ったが、どうだろう。
・JO1の公式TikTokに2025年4月12日に公開されたJO1「BE CLASSIC」by JO1川尻蓮×ME:I RAN
・INIの公式TikTokに2025年4月12日に公開されたINI「Party Goes On」by INI尾崎匠海・佐野雄大×ME:I SHIZUKU・RINON
ところが、SNSでは、多くのファンが称賛コメントをした一方で、JO1の“オンリー・ファン”を中心に、一部のファンが猛反発のコメントを書き込み、Xで「ファミリー売り」がトレンド入りした。
JO1の河野純喜が韓国で親戚事務所のガールズグループ・iznaのメンバーとコラボダンスをしている動画や、川西拓実が韓国でガールズグループ・KiiiKiiiのメンバーとコラボダンスをしている動画は炎上しなかったのに、日本のME:Iのメンバーだったら大炎上するのだ。
国内でもLDHは男女混合チームで『それスノ』ダンス大会出場決定、LAPONEだけ異常
一般的にオタクとは保守的な生き物だが、それにしても、ファミリー売りで異常なまでに荒れるのは、LAPONEだけだ。
韓国大手事務所では、所属のボーイズグループとガールズグループのコラボは普通にあり、事務所箱推しファンが新人グループのデビュー作をお祝儀買いする傾向にある。
国内でも、たとえばSKY-HIが率いるBMSGのボーイズグループ・BE:FIRSTのSOTAとBMSG傘下のB-RAVEのガールズグループのNAOKOのダンスの実力者同士のコラボ動画が公開されたが、ファンは称賛し、SNSが荒れることはなかった。
また、LDHでは、Snow Manの冠番組「それスノ」の次の9人ダンス全国大会に、男女混合チームを結成して参戦する。
それでも、LDHのファンは荒れていない。LDHファンは、LDHの看板を背負って出場する男女混合チームを応援している。
だから、ファミリー売りで大荒れとなるLAPONEが異常に見える。
個人的見解―ファミリー売り反対意見の書き込みはいいが、誹謗中傷にはLAPONEは厳しく対応すべき
男性アイドルグループのファンにはリアコの強火ファンもいるから、推しが女性アイドルとコラボするのを嫌がる人がいるのは理解できる。
また、ファミリー売り反対のファンが、SNSに嫌だとか反対だとかの意見を書き込むこと自体は、表現の自由の範囲内であれば、もちろん全く問題ない。
しかし、ごく一部のオンリーファンが暴走して、ME:Iを誹謗中傷する書き込みをしているのは、ME:Iメンバーに精神的危害を与える行為で、決して許されるものではなく、LAPONEは放置すべきではない。
刑事罰の対象となりうるほど酷いものには、絶対に対応が必要だ。法的措置も含む、断固とした対応を取るべきであり、無為無策の事務所ではダメだ。
そもそも、そういう罵詈雑言を見ると、他のファンも嫌な気分になるし、せっかく興味を持って新規ファンになろうとしている人たちが、ファンダムがこんな雰囲気だと嫌だ、と逃げて行きかねない。
ファミリー売り反対のファンのほとんどはファンをやめない/ LAPONEはCD積みオタク依存から脱却すべき
一部のオンリーファンの中は、ファミリー売りを続けるならファンをやめると書き込む人もいるが、嫉妬するほど推しが大好きなファンだから、実際にファンをやめる人はほとんどいない。
カムバック告知の直前であれば、CDの予約枚数を前回より少なめにする人はいるかもしれないが、結局推しに会えるイベントには応募したいから、CD購入をゼロにする人はほとんどいない。
たとえば、INIのニューアルバムの予約期間中で既に予約した分は、イベントキャンペーン対象ならキャンセル不可だ。ECサイトによっては、自己都合のキャンセルを認めないところもあり、一般的に、既に予約済みのCDをキャンセルする人は少ない。
「ファミリー売りをするなら、CDを積むのをやめる」という書き込みを見て、LAPONEがうろたえるようではダメだ。
日本では徐々に、プラスチックごみを生む「CDを積む」という行為に批判的な人が増えつつあり、いずれCDを積むオタクに依存する体質からの脱却を考える必要があるからだ。
1人で100枚買う強火オタクがいなくなっても、1枚買う100人の新規ファンを獲得できる体質を目指すべきだ。
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