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K-POP: BTS K-POP: LE SSERAFIM K-POP: NewJeans YOASOBI

NHK特番『世界に響く歌 日韓POP新時代』はYOASOBI、NewJeans、ルセラ、BTSのてんこ盛り

2024年1月8日

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(目次)・TOP
YOASOBI Ayase語録-『ヒット曲はつくれない』『自分が納得できるものがつくりたい』『LAに引っ越しを考えている』
NewJeansプロデューサーのミンヒジンの貴重なインタビュー『見たことのないものを見せたい』
NewJeans振付師キム・ウンジュのコメント/ NewJeansのコメント/ ジェフ・ベンジャミンのコメント
BTSのアメリカ進出成功/ ソン・ソンドゥクのBTSのダンスについてのコメント
LE SSERAFIMの米ゲーム大手とのコラボ/ サクラ『K-POPでトップを目指している』
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2024年1月7日(日)21:15~22:05の「NHKスペシャル 世界に響く歌 日韓POP新時代」は、日本のYOASOBIのアメリカ進出とインドネシアでの大人気、そしてK-POPのHYBEのBTSのアメリカ進出の成功とそれに続くNewJeansの大躍進やLE SSERAFIMのアメリカのゲーム大手とのタイアップなどを紹介する、盛りだくさんの特番だった。

率直な感想としては、興味深かったが、あれこれ詰め込みすぎだと思ったし、特にLE SSERAFIMくだりは無理やり付け足した感もあった。そもそも、YOASOBIとK-POPを一緒に語る必要があったのだろうか、とも思った。

それでも、YOASOBIのAyaseの新たな驚きの発言や、NewJeansプロデューサーのミン・ヒジン女史の超貴重なインタビュー、NewJeansの振付担当のキム・ウンジュのコメント、BTSのパフォーマンス・ディレクターのソン・ソンドゥクのコメントなど、記録しておきたい発言が沢山あったので、こうして記事にまとめている。

YOASOBI Ayase語録-『ヒット曲はつくれない』『自分が納得できるものがつくりたい』『LAに引っ越しを考えている』

YOASOBIの2023年4月12日リリースの大ヒット曲「アイドル」は、Billboard Global 200 Excluding United Statesで日本語詞曲としては初の1位を獲ったことはよく紹介されているが、巨大音楽市場のアメリカを含むBillboard Global 200では最高7位にランクインしていて、これもとても素晴らしい記録だ。

YOASOBIの楽曲制作担当のAyaseの筆者が初めて知ったプロフィールは、1994年山口県宇部市生まれで、祖母がピアノ教師だったこと、21歳で上京してロックバンドでメジャーデビューを目指したが上手くいかず、バンドが継続できなくなり、心労で倒れて入院したことだった。本人によると、「どうやったら死ねるかってことしか考えていなくて」という状態まで追い込まれていたそうだ。

その後、初音ミクというボーカロイド技術との出会いが、Ayaseが1人で楽曲創作活動に入るきっかけとなった。

Ayaseは「ヒット曲をつくろうみたいな気持ちでつくったって、まあできないし。ちゃんと自分が納得できるものがつくりたいっていうのが本質」と話した。

Ayaseは日本にいても努力すれば良い曲を作れる自信はあるものの、2024年にアメリカ・ロサンゼルス移住を考えている。2023年8月のロサンゼルスでのフェス「Head In The Clouds」出演時の密着インタビューで、「LAに物件も決めて、来年ぐらいから引っ越しを考えてたんで」「(自分の)成長速度が緩やかになっているかも」などと話していた。

「Head In The Clouds」はアジア各地の才能ある若手を発掘し、全米チャートに送り込む登竜門的なフェスで、約2万5,000人の観客を集めた。主催者のショーン・ミヤシロ氏はYOASOBIについて「YOASOBIの音楽は唯一無二です。『アイドル』のような曲をつくるアーティストは世界のどこにもいません。私の見立てでは、彼らは世界最大のバンドの1つになる可能性を秘めています」と絶賛していた。

一方、ikuraは19歳でYOASOBIに加入する前は、路上ライブをしながら、オーディションを受けるという生活だった。

楽曲「アイドル」の歌唱のレコーディングについて、ikuraは「全部難しくて。めっちゃ可愛い子ぶりっ子みたいなことをしてやってみるってなって。もうやるしかないって思って」と振り返った。

NewJeansプロデューサーのミンヒジンの貴重なインタビュー『見たことのないものを見せたい』

滅多に取材を受けないNewJeansのプロデューサーで所属事務所のHYBEのADOR代表のミン・ヒジン女史の貴重なインタビューでの主な発言は以下の通り。

「K-POPの主流のスタイルではなく、見たことのないものを見せたい」

「(創作で大切にしているものを問われて)私自身の好みと真心です。アーティストのために、あるいは自分のために、目指すゴールのために真心を尽くすこと。目に見えず、形のないものですが、必ずファンに伝わると思います」

「エンターテインメントの世界は、ヒットの方程式が生まれると、それが何度も繰り返され、マネをする人も出てきます。そうすると、誰もが同じようなスタイルになってしまいます。私はそれを破りたいのです」

「(NewJeansのより自然でリラックスしたサウンドやダンスについて)まるでビジネスマンのように統率された動きより、10代にふさわしい天真爛漫な姿を引き出したいと思っています」

「時代が変わっても、人間が好きなもの、本能的に惹かれるものは、変わりません」「小さい頃、女の子も男の子もそうだと思いますが、自分だけの宝箱を持っています。私がつくりたいのは、そういうものです。いつまでも古びないもの、いつ見てもいいもの、です」

「想像力を掻き立てる作品を沢山つくって行きたいと思っています。画一化されたものではなく、多様で好奇心を刺激する面白いコンテンツをつくりたい。それをNewJeansを通して実現するのが、私の究極の願いです」

NewJeans振付師キム・ウンジュのコメント/ NewJeansのコメント/ ジェフ・ベンジャミンのコメント

NewJeansの振付担当のキム・ウンジュのコメントは以下の通り。

「ミン・ヒジンさんからは、歌うメンバーがセンターに来る定番のフォーメーションではない、別のアイデアを考えてほしい、と言われました。カメラアングルも含めて、新しい構図を生み出すことで、ファンに鮮烈な印象を与えようとしたのです」

「完璧にシンクロするのではなく、顔や手の向きなど、敢えて微妙にずらしている、細かい動きやフォーメーションのクフを積み重ね、メンバーの天真爛漫な姿を伝えている」

アメリカのK-POPコラムニストのジェフ・ベンジャミン氏のミン・ヒジンについてのコメントは以下の通り(なお、同氏はJYPエンターテインメントの米国拠点ガールズグループ・VCHAのオーディション時にゲスト審査員として登場した回があった)。

「ミン・ヒジンはトレンドを追う人ではなく、自らトレンドをつくり出す人です。K-POPと言えば、強烈なエネルギーとダンスが特徴です。しかし、彼女が手掛けるNewJeansは、よりリラックスして聴くことができます。これまでのK-POPとは違います」

NewJeansの撮影やレコーディングの現場で、ミン・ヒジンが細かく指示を出している映像も紹介された。

番組終盤でのNewJeansのメンバーの主なコメントは以下の通り。

HYEIN(ヘイン)「とても自由に楽しみながら表現するのが、私たちNewJeansらしさではないかと思います」

HAERIN(ヘリン)「チャレンジしていろいろ経験するうちに、新しいことも学ぶことができます」

DANIELLE(ダニエル)「ミン・ヒジンさんは、やろうとする全ての仕事に110%まで打ち込む方です」

MNINJI(ミンジ)「(流暢な日本語で)まだNewJeansがお見せしていない姿が沢山あると覆います。これからもっと成長して、良い音楽、また長く記憶に残る音楽をお届けしたいです」

BTSのアメリカ進出成功/ ソン・ソンドゥクのBTSのダンスについてのコメント

K-POPのアメリカ進出の成功例として、BTSのデビュー時の映像や、2020年のコロナ禍での同時接続者420万人だった生配信の映像、初の全米(Billboard Hot 100)1位を獲得した「Dynamite」にパフォーマンス映像、2023年のジョングクのNYタイムズスクエアでのゲリラライブの映像などが流れた。

BTSのパフォーマンス・ディレクターのソン・ソンドゥクは、BTSの初期の高難度の振付について、「プロのダンサーにも難しいくらいのパフォーマンスを維持して、ライブもして、BTSの実力をはっきりと見せたかった」と述べた。

K-POPの特徴として、ナレーションで「耳に残る短いサウンドが繰り返される」「シンクロダンスのカルグンム(刀群舞)」に言及した。

LE SSERAFIMの米ゲーム大手とのコラボ/ サクラ『K-POPでトップを目指している』

ファンがアーティストと生配信や投稿で直接やりとり可能なファンコミュニティー・プラットフォーム・Weverseが、15言語の翻訳機能付きで、1カ月に1000万人以上のユーザーがアクセスしている、と紹介された。なお、Weverseを開発したのはHYBEだが、HYBE以外の韓国事務所のアーティストや日本のAKB48なども参加している。

LE SSERAFIMのアメリカのゲームメーカーとのコラボ、そこで生まれた全編英語詞曲、LE SSERAFIMがWeverse生配信でファンとやりとりしている映像なども、紹介された。サクラ(宮脇咲良)は「(LE SSERAFIMが)K-POPでトップを目指している」と述べていた。



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*イベント情報

12/1(金) 香港音楽フェス「Clockenfla」
12/3(日) 台湾音楽フェス「2023 Simple Life」
12/16(土) 「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」@韓国・ソウル(ソウルの高麗大学ファジョン体育館(KOREA UNIV. TIGER DOME))
12/17(日) 「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」@韓国・ソウル(ソウルの高麗大学ファジョン体育館(KOREA UNIV. TIGER DOME))[追加公演]
2024年
1/11(木) 「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」@シンガポール・Resorts World Sentosa
1/14(日) 「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」@マレーシア・クアラルンプール・Zepp Kuala Lumpur
1/16(火) 「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」@インドネシア・ジャカルタ・Istora Senayan
1/21(日) 「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」@台湾・台北
1/25(木) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@東京・Zepp Haneda (TOKYO)
1/26(金) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@東京・Zepp Haneda (TOKYO)
2/1(木) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@北海道・Zepp Sapporo
2/2(金) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@北海道・Zepp Sapporo
2/8(木) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@神奈川・KT Zepp Yokohama
2/9(金) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@神奈川・KT Zepp Yokohama
2/15(木) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@福岡・Zepp Fukuoka
2/16(金) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@福岡・Zepp Fukuoka
2/22(木) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@大阪・Zepp Osaka Bayside
2/23(金祝) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@大阪・Zepp Osaka Bayside
3/8(金) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@愛知・Zepp Nagoya
3/9(土) 「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」@愛知・Zepp Nagoya

番組情報

12/31(日) 19:20~23:45 NHK総合など「第74回 NHK紅白歌合戦」

[PR] Mnetは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTV、auひかりのいずれかと契約した上で、さらに有料チャンネルMnet(月額税別2,300円)に申し込めば視聴できる。主要番組は動画配信サービスMnet Smartでも配信される。

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*YOASOBIとポケモンとのコラボ曲で、ポケモンへの愛を詰め込んで、刺激的な冒険の始まりを歌う「Biri-Biri」が、2023年11月18日配信リリース。日本語バージョンと英語バージョンがある。

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*YOASOBIの2023年10月4日(水)発売の第3弾EPパッケージ「THE BOOK3」は、完全生産限定の豪華バインダー仕様。TVアニメ「葬送のフリーレン」オープニングテーマ曲「勇者」、TVアニメ「推しの子」オープニングテーマ曲「アイドル」、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」オープニングテーマ曲「祝福」など、全10曲を収録。

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*YOASOBIの2023年4月12日(水)リリースのデジタルシングル「アイドル」はTVアニメ「推しの子」のオープニングテーマ曲。

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レコチョク: アイドル (YOASOBI) 2023/4/12
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*NewJeansの2023年12月19日(火)配信リリースのリミックスアルバム「NJWMX」は、「Ditto」「OMG」「Attention」「Hype Boy」「Cookie」「Hurt」のリミックス・バージョンとインスト・バージョンを収録。

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レコチョク: NJWMX (NewJeans) 2023/12/19
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*NewJeansが歌う「2023 League of Legends World Championship」のテーマ曲「GODS」が2023年10月4日(水)リリース。

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*NewJeansの2023年7月21日(金)13時韓国発売の2nd EP(ミニアルバム)「Get Up」は、トリプルタイトル曲「Super Shy」「ETA」「Cool With You」に加え、プロローグとなる「New Jeans」、インタールード・トラック「Get Up」、エピローグ曲「ASAP」の全6曲を収録。
7月7日(金)に「Super Shy」と「New Jeans」を先行配信リリース。パッケージは「Bunny Beach Bag ver.」(NEWJEANSおよび5人のメンバー別の計6種)、「The POWERPUFF GIRLS X NJ BOX ver.」(2種)、CDなし専用アプリ再生のデジタルアルバム「Weverse Albums ver.」(3種)の3バージョンで販売。

日本では輸入盤となるが、NewJeans Weverse Shop JAPANとUNIVERSAL MUSIC STOREでは、日本発売日(お届け日)が7月22日(土)となる、(オンラインイベント特典会の)応募抽選用シリアルナンバー入りチラシおよびストア限定外付け特典付きの、日本国内仕様輸入盤も販売される。

UNIVERSAL MUSIC STORE: Get Up ラインナップ (NewJeans) 2023/7/22
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Amazon: Get Up: CDなしWeverse Albums ver. (韓国盤) ランダム1種(NewJeans) 2023/7/28
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楽天ブックス: 【輸入盤】2集EP:ゲット・アップ (バニー・ビーチ・バグヴァージョン) (NewJeans) 2023/7/22以降
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TOWER RECORDS: Get Up ラインナップ (NewJeans) 2023/7/26
TOWER RECORDS: Get Up: 2nd EP (Bunny Beach Bag Ver.)(6種セット) (NewJeans) 2023/7/26
TOWER RECORDS: Get Up: 2nd EP (Bunny Beach Bag Ver.)(ランダムバージョン) (NewJeans) 2023/7/26
TOWER RECORDS: Get Up: 2nd EP (The POWERPUFF GIRLS X NJ Box Ver.)(2種セット) (NewJeans) 2023/7/26
TOWER RECORDS: Get Up: 2nd EP (The POWERPUFF GIRLS X NJ Box Ver.)(ランダムバージョン) (NewJeans) 2023/7/26
TOWER RECORDS: Get Up: 2nd EP (CDなしWeverse Ver.)(ランダムバージョン) 2023/7/26
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セブンネット: Get Up ラインナップ (NewJeans) 2023/8/1
セブンネット: Get Up Bunny Beach Bag ver. (輸入盤) (NewJeans) 2023/8/1
セブンネット: Get Up The POWERPUFF GIRLS X NJ Box ver. (輸入盤) (NewJeans) 2023/8/1
Neowing: Get Up ラインナップ (NewJeans) 2023/7/29
Qoo10: Get Up ラインナップ (NewJeans) 2023/7/21以降
Yahoo!ショッピング: Get Up ラインナップ (NewJeans) 2023/7/21以降

デジタルミュージック配信
Amazon: NewJeans 2nd EP 'Get Up' (NewJeans) 2023/7/21
Apple Music/ iTunes: NewJeans 2nd EP 'Get Up' (NewJeans) 2023/7/21
レコチョク: NewJeans 2nd EP 'Get Up' (NewJeans) 2023/7/21

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