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・第1話の3次予選通過者5人は全員日本人で2人はJYP練習生―山口恭生、大塚天翔、富安悠、三浦颯大、植村朋哉
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ(NiziUの弟分)発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」(虹プロ2)の第1話が、2023年7月21日(金)22時にHuluで配信開始となった。海外では同時刻にYouTube配信が始まったが、日本でのYouTubeのEditバージョン配信は8月4日(金)19時からだ。
既に日本テレビ系「DayDay.」で7月19日(水)10:30頃より、週1回の先出のレギュラー特集が始まっていたので(Tverで見逃し配信あり)、プロデューサーのJ.Y.Park(パク・ジニョン)の面前での地区3次予選を通過した参加者のうち、3人は既に紹介済みだった。
Hulu完全版では、第1話の段階でこの3人を含む5人が3次予選を通過していたことが判明した。
第1話の3次予選通過者5人は全員日本人で2人はJYP練習生―山口恭生、大塚天翔、富安悠、三浦颯大、植村朋哉
以下、「DayDay.」での先出特集時に当サイトの記事で書いた部分も再掲しながら、第1話で3次予選通過者5人について、まとめておく。ネタバレに留意されたい。
なお、ソウル会場ではJYP練習生8名が審査対象となったが、J.Y.Parkの前で歌やダンスを披露するのは初めてだったそうだ。今のところ、JYP練習生も含め、全員日本人で、最初から多国籍グループだったHYBEの日本拠点の&TEAMや、韓国人メンバーもいるSMの日本拠点NCT新ユニットとは異なるようだ。5人のうち1人は年齢不詳だが、あとの4人は14~17歳だ。
広島会場
山口恭生(やまぐちたかお、14)
福岡出身。なで肩、細身。中1まで舞台俳優志望だったが、「Nizi Project」を観て進路転換。ピアノ、バレエを習った経験あり。
Stray Kids「神メニュー -Japanese Ver.-」でダンスを披露。J.Y.Parkはまず、「パフォーマンスが劇みたいです。映画はカメラがすごく近くまで来る。演劇は遠くから観るので、感情表現を大きくしないと分からない。ジェスチャーや表情が必要以上に大きくて、不自然に見える。アイドルはカメラが近くまで来る」と、苦言を呈した。
しかし、その上でJ.Y.Parkは「今緊張しているように見えますけど、合間合間に僕と目を合せています。目が合わない参加者が多いのに。山口さんのその自信が、君を合格させます」と言って合格とし、「次のステージでは、劇のようにわざとらしいところは、もっと自然にしてください」と指示した。本人退場後、J.Y.Parkは「本当に可愛い」と評していた。
大塚天翔(おおつかたかと、17)
眉が隠れるまで下ろした前髪。柔和そうな表情。Stray Kidsのスンミンにちょっと雰囲気が似ているかもしれない。ドアを開けてJ.Y.Parkを見た途端に思わずひるんで、入らないままドアを閉めてしまった。理由は、「オーラが凄くて」だった。
エントリーシートに「一番うれしかったこと―母のもとに生まれた」と書いていた。J.Y.Parkに説明を求められると、「6歳の時に母1人になって」「(母が辛いところを自分に見せず)僕は幸せに生きてこれた」と述べた。後でJ.Y.Parkは「ポジティブに全てを受け入れようとする。その心がキレイ」と評していた。
独学でダンスと歌を練習してきた。2PM「Without U -Japanese Ver.-」で歌を披露。上手だった。ラップから始まり、歌になった途端に、J.Y.Parkがポジティブ・サプライズの表情になった。J.Y.Parkの評価は「高音に上がったら発声が急に悪くなります。でも、それ以外は本当に良かったです。中音と低音では発声が凄いです。高音で歌う方法だけ習ったらすぐ伸びる可能性が高い。実力は足りないけど、可能性を見て、選びます」とのことで合格。
神戸会場
富安悠(とみやすゆう、16)
福岡出身。嵐の松本潤のように目鼻立ちが濃くはっきりしていて眉も太い。ウェイビーな黒髪を6・4分け。地区予選の前夜に祖父が亡くなった。
他の韓国事務所の練習生だった経験があった。J.Y.Parkに「なぜ出ることになりました?」と問われると、「理由は言われなかったけど、実力不足っていう言葉が一番最初に浮かびました」と答えた。
まず、JUNHO(form 2PM)の「キミの声」の歌唱を披露した。J.Y.Parkはコメントせず、ダンスを披露するよう指示した。Stray Kids「神メニュー -Japanese Ver.-」でダンスを披露し、途中にブレイクダンスを入れた。
J.Y.Parkの表情は硬く、「歌は音程が不安定すぎる」「ダンスのラインが悪すぎる。ダンスが上手なようには思えません。基本ができていないです」「どうして(他事務所を)落ちたのか理解できます」と酷評した。
しかし、その上でJ.Y.Parkは「でも教えてみたいですね」と合格にした。理由は「事務所ごとに、プロデューサーごとに追求する方向が違うから。僕が一番大切に思うことが自然さです。自分の元々の姿、キャラクター、話し方、声、表情を維持することが、僕には一番大切なことです。富安は自分のキャラクターがそのまま表れています」とのこと。
ソウル会場(JYP練習生)
三浦颯大(みうらそうだい)
JYP練習生歴1年1カ月。面長、浅黒い肌で目は細め。メインボーカル志望。歌が大好き。自己紹介の中で突然アカペラでStray Kids「MIROH」を歌唱。雰囲気を良くしたいと思う性格。ムードメーカー。
初めてJ.Y.Parkの面前でパフォーマンスするので緊張。清水翔太「君が好き」を歌唱披露。上手だった。終わるとJ.Y.Parkも拍手し、「ダンスが下手でも選びます。だからダンスは気楽にしてください」と、歌だけで合格を決めていた。
ダンスは2PM「My House -Japanese ver.-」を披露。J.Y.Parkは「ダンスも優れていますね。感情まで表現している。ボーカルも声自体が魅力的で響きがあります。表現が繊細。メインボーカルになる可能性が高いです」と絶賛。
植村朋哉(うえむらともや、16)
JYP練習生歴2年7カ月。目は細い感じだったが、雰囲気はちょっとだけだが上記の広島会場の大塚天翔と似ていた。HYBEやSMとは違う、JYPっぽい雰囲気というべきか。
4歳から12年間ダンスを続けており、小学3年生で「チャレンジカップ」全国大会で優勝。13歳で単身渡韓し、JYP練習生になった。現NiziUのマコ姉、リマ姉、ミイヒ姉らの練習生時代に、一緒にレッスンを受けていた。おちゃめな性格だという。「セクシーに踊ることができます」とPRした。
歌は2PM「My House -Japanese ver.-」を、軽くダンスをしながら披露。J.Y.Parkはコメントせずすぐにダンスの披露を求めた。2PM「Without U -Japanese Ver.-」で自分で作ったオリジナルダンスを披露。上手だった。
J.Y.Parkは「素晴らしいですね。ダンスを踊る時、僕の前まで出て来て踊れるのは、自信がないと不可能です。その時、君のスター性に気づきました。そのスター性だけで、スターになる可能性があります」と評し、合格。ただし、「ダンスは振付も実力も優れていますけど、もっと余裕をもって踊るべきです」とアドバイス。本人退場後に「スター性が溢れています。エースになれると思います」と述べた。
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