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INTO1/創造営2021 PRODUCE 101 JAPAN

『創造営(CHUANG)2021』で日本人大活躍―プロダンサーRikimaruとSanta、元ジャニーズJr. Amuなど

2021年2月26日

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超ハイレベルの日本人プロダンサー―Rikimaru(力丸)とSanta(賛多)がAクラス認定
元ジャニーズJr.のAmuこと羽生田挙武(はにうだあむ)がダンスを褒められる
日米ハーフのボーイズグループINTERSECTIONのMika、Caelan、Kazumaが美声披露

中国の動画配信サービスのテンセントビデオ傘下のWeTV(https://wetv.vip/ja)が制作・配信しているアイドル育成オーディション番組「創造営2021」(英語タイトルは「CHUANG 2021」)が、90人の練習生(中国語で「学員」)中17人が日本人ということで、日本語字幕も選択でき、日本でも盛り上がりを見せている。

2021年2月17日放送の第1回に続き、2月20日(土)21時からの第2回(以後毎回土曜日に放送)でも、練習生たちがチームを組んで歌、ラップ、ダンスの初ステージ・パフォーマンスを披露し、自分以外の89人の練習生と5人のメンター(プロの専門家)が推すか否かを1人1票・94点満点で投票し、その結果でA・B・C・Fにクラス分けされる、という内容だった。

まだ全員のパフォーマンス披露が終わっておらず、2月27日(土)の第3回で続きが放送される。

日本の2019年の「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ1)を観ていた日プオタクが関心を寄せている、日プ1の元練習生で現在韓国RBWの日本事務所に所属している井汲大翔(ひろと)と田口馨也、さらに日プ1元練習生で現ORβITメンバーの上原潤の実兄の上原一翔(いちか)は、同じ5人組「パンダチーム」を組んでいることが判明した。しかし、彼らの初パフォーマンス披露は、まだ放送されていない。

一方で、第1回と第2回で、既にプロとして活動しているハイレベルの日本人練習生や話題の日本人練習生のステージが脚光を浴びたので、以下にまとめておく。「PRODUCE 101 JAPAN」と違って、芸能事務所に所属して事務所から送り込まれている練習生が多いため、歌やダンスの初心者はいない。

なお、90人の練習生のうちデビューできるのは11人だ。90人を55人に絞る最初のふるい分けとなる第1回視聴者投票は、2021年3月14日10時まで受け付けられている。日本からも、電話番号やSNSログイン情報を用いた会員登録をすれば、日本語で無料で毎日投票できる。また、有料VIP会員になれば、1人の練習生への投票可能数が最大2倍になる。
(投票サイト: https://wetv.vip/static/active/vote-rank/index.html?actityId=111284&lang=ja)

超ハイレベルの日本人プロダンサー―Rikimaru(力丸)とSanta(賛多)がAクラス認定

90人中17人を占める日本人練習生で、第2回放送までに最大の衝撃をもたらしたのは、プロの中でも最高峰レベルのダンスの達人の、Rikimaru(力丸)とSanta(賛多)の2人による超絶ハイレベルのパフォーマンスだった。

この2人は、avex所属の日中男性4人組グループWARPs UPの日本人メンバーとして、2019年から活動している。WARPs UPは2021年2月25日に中国限定の新曲「SUPERNOVA」を配信リリースし、ミュージックビデオをYouTubeに公開した。

Rikimaru(27)は世界ヒップホップ大会チャンピオンで、振付師としてSHINee、NCT 127などの有名アーティストの振付を担当してきた。ENHYPENのNI-KI(ニキ)にダンスを教えていたこともあるという。Rikimaruは、10歳でダンスを始め、19歳から芸能人の振付を始めていて、英語とポルトガル語が話せる、と自己紹介した。

Santa(22)は3歳でダンスを始め、17歳の時にストリートダンス世界大会で史上最年少優勝をはじめ、3度優勝している。プロダンサーとして、SHINeeのテミンなどのバックダンサー経験もある。余談だが、小栗旬の親戚だという。

RikimaruとSantaは、2人でダンスを作った「A Caminhada」のステージ・パフォーマンスを披露した。凄すぎるダンスで圧倒した。歌も悪くなかった。

チームのパフォーマンスの後に、メンター(プロの専門家)たちが興味のあるメンバーのソロ・パフォーマンスを追加テストとしてリクエストするのが恒例となっているが、RikimaruもSantaもソロのダンス・パフォーマンスの追加テストをリクエストされた。

ソロになると、Rikimaruは中国の曲「China」に自身で振付したパフォーマンスを披露し、Santaは即興ダンスを披露した。2人とも、人間離れした、超人的な身体能力を発揮していた。Santaはアクロバティックな動きも採り入れていた。

さらに、Santaに追加テストのリクエストがあり、サウンドが流れてSantaは即興で踊り、絶賛された。

しかし、終了直後にSantaは倒れて、医師がステージに上がって診察・投薬する事態になってしまい、その日の番組収録はそこで中止となった。物心ついてから人生で泣いたことはほとんどないというRikimaruが泣いた。

翌日、体調を回復したSantaによると、酸素が足りなくて倒れたという。動きが激しすぎて酸欠を起こしたようだ。

番組収録が再開され、冒頭で自分以外の練習生89人とメンター5人による応援投票(推したいならボタンを押し、1人1点)があり、Santaは94点満点だった。つまり、練習生とメンターの全員から支持された。[追記] Rikimaruも満点に見えたが、その後のクラス分け発表で満点に僅かに及ばなかったことが判明した。

なお、第2回放送終了時までの段階で、メンターが発表したAクラス7人(その後評価がより高い練習生が現れると入れ替えられる)の中に、Santaが順位3位、Rikimaruが4位で選ばれた。この段階でのAクラスの日本人はSantaとRikimaruだけだった。

Santaの応援点は94点満点だったから、それより上位の1位のYu Yang(ピアノ弾き語りが圧巻の色白細身)と2位のLi Xiaziang(ダンス達人の色白細身)も94点満点のはずで、順位はメンターの判断で決まったのだろう。5位はYeTao(ダンスの上手で色白長髪)、6位はBo Yuan(茶髪のイケてるアイドル風)、7位はYu Gengyin(歌が上手)だった。

元ジャニーズJr.のAmuこと羽生田挙武(はにうだあむ)がダンスを褒められる

元ジャニーズJr.という経歴で注目を浴びている日本人練習生が、今回日中4人組グループのメンバーの1人として登場したAmuこと羽生田挙武(はにうだあむ、23)だ。

羽生田挙武は、2017年春頃までジャニーズJr.として活動し、Sexy Zoneのバックダンサーや複数のテレビドラマ出演の経験があった。また、日本で所属していたリバイヴ(REVIVE)という事務所のサイトによると、時期は分からないが、慶応大学の3年生とのプロフィールだった。

今回Amuは中国のTian Wang Xing Entertainmentという事務所に所属、という位置付けで「創造営 2021」に練習生として出演している。

今回Amuが組んだ日中4人組チームの他のメンバーは、Zhang Teng(事務所無所属)、Yuu(KING Artists所属)、Wu Yuheng(プリンセス所属)という顔ぶれだった。

4人は「流星群」というバラードっぽい穏やかな曲のステージ・パフォーマンスを行ったが、穏やかな曲にもかかわらず、Amuはムーンウォークをするなど、積極的にダンスをしていた。

追加テストがリクエストされ、Amuはなぜか吉川晃司の1984年発売のデビュー曲「モニカ」のパフォーマンスを披露した。激しいダンスを盛り込み、メンターからダンスを褒められ、プロだと賞賛された。Amuは英語力もアピールした。

自分以外の練習生89人とメンター5人による(94点満点の)応援投票は、はっきりした点数は公開されず、大雑把な目盛りの温度計のような形式で表示される。Amuの得点は 80点を少し上回る水準で、4人のうち最高点ということで「応援王」だった。

追加テストでタイ語の歌をアカペラで上手に歌ったZhang Tengは 80点を僅かに下回る程度だった。Wu Yuheng は74~75点ぐらいに見えた。Yuuは 60点を僅かに上回る、ギリギリセーフだった。きっと、60点未満だとFクラスになってしまうのだろう。

日米ハーフのボーイズグループINTERSECTIONのMika、Caelan、Kazumaが美声披露

日本人練習生の中には、2017年からavex所属で活動してきた日米ハーフの4人組ボーイズグループINTERSECTION(中国語で「交差点」)のメンバーのうち、Mika(ミカ)、Caelan(慶怜、ケーレン)、Kazuma(和馬)がいる。

筆者個人的には、INTERSECTIONから彼ら3人が参加していて驚いた。

INTERSECTIONは、2019年8月16日に大規模夏フェス「Summer Sonic 2019」に出演予定だったが台風で中止となる悲運に見舞われたが、その直前の8月6日には日本テレビ系「スッキリ」に出演して生パフォーマンスを披露しており、avexの強力なプロモーションが奏功して、熱心なファンもいた。

当時テレビで観た彼らは、イケメンで日本語も英語も話せるし、歌も上手で、One Direction路線を指向している感じだった。

ただ、筆者がその時ハマらなかった理由は、INTERSECTIONがダンスを披露していなかったからだ。当時の筆者はBTS沼にハマっていて、ダンスをせずに歌だけ歌うボーイズグループ(リトグリの男版)だと物足りないと思って、INTERSECTIONを追うには至らなかった。

プロ歌手だから、今回のステージでの3人のトークもプロだった。英語で話していた。Kazumaは「ハーバード大学の2年生です」と、知力をアピールした。ただ、現役ハーバード大生というのは諸刃の剣かもしれず、後からメンターに芸能人ぽく見えないと言われており、現在学業と両立できる範囲内での芸能活動しかできていないこともうかがえた。

スキンヘッドのMika(22)は「ハワイから来ました。22歳です。リズムブルースとブルースが好きです」と語っていた。Caelan(慶怜)は「19歳です。8年間東京に住んでいました」などと話した。

3人はChase Atlanticの「Swim」のパフォーマンスを披露した。期待通り、歌は抜群に上手だったが、ダンスは激しくないというか緩かった。曲が激しくないから当然と言えば当然だが。

終了後、メンターからこのオーディションに参加した理由を尋ねられた。さすがに、avexに命令されたから、と言うわけがない。Mikaが「ここにはもっと多くの機会があるから。中国の音楽業界で成果を上げたい」と答えた。日本では十分な機会が得られなかった、という意味か。

3人それぞれにソロでの追加テストがリクエストされ、Mikaは「So Sick」を熱唱し、Caelan(慶怜)は情熱的で迫力のあるラップで「The Search」を披露した。Kazumaは中国語詞の郭頂「水星記」を歌い上げ、メンターから中国語の発音を褒められた。

自分以外の練習生89人とメンター5人による(94点満点の)応援投票は、はっきりした点数でなく大雑把な目盛りの温度計のような形式で表示される。Kazumaは80点を少し下回り、Caelan(慶怜)は80点を少し上回り、Mikaは85点を少し上回る、という結果だった。

その後、Mikaだけが、同じ中国語詞の課題曲を4人の練習生で歌唱して競う企画に参戦し、中国語の発音を褒められた。

創造営 2021(CHUANG 2021)の記事:

2021年4月25日付 『創造営2021』ファイナル―中国からデビューの11人組『INTO1』に日本人3人

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