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BMSG/ BE:FIRST/ MAZZEL/ STARGLOW PRODUCE 101 JAPAN2 TAGRIGHT

西山智樹・前田大輔『TAGRIGHT』メンバー候補に小林大悟ら、Aile The Shotaやユメキも出演

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第1・2話の概要と感想―デビュー経験のない西山・前田が自主制作グループを作る、という壮大なプロジェクト
第2話の合宿でAile The Shotaと安倉さやかが果たした役割は大きい
大手事務所・ホリプロだから安泰と思われるが、ボーイズグループとしての成功は別問題
5人の候補生のプロフィール―実力者・デビュー経験者もいる

「タイプロ」のセミファイナリストの西山智樹と前田大輔がホリプロで新・5人組ボーイズグループ・「TAGRIGHT」の候補生5人との合宿を通じてメンバーを決定するプロジェクトの第2話のダイジェストが、2025年12月7日(日)の日本テレビ系「シューイチ」で9:55頃より放送され、直後にHuluで完全版が配信された。

5人の候補生には「PRODUCE 101 JAPAN Season2」(日プ2)ファイナリストで韓国ボーイズグループ・TO1のメンバーだった小林大悟や、「応援HIGH」に出演していたSHINこと岸波志音(シオン)、「UNIVERSE LEAGUE」に出演していたカイリこと今井魁里もいる。

BMSGのソロアーティストのAile The Shotaが課題曲の1つ「花言葉」を提供し、レコーディングとパフォーマンス披露に立ち会った。「日プ」のボイストレーナーだった安倉さやかの厳しい指導にカイリが泣く場面もあった。

第3話では「ボイプラ2」のファイナリストでもあったK-POPの有名ダンサー・振付師のユメキ(YUMEKI)がダンストレーナーとして登場する。

第1・2話の概要と感想―デビュー経験のない西山・前田が自主制作グループを作る、という壮大なプロジェクト

以下、ネタバレを含むので留意されたい。

2025年2月にファイナルを迎えた大人気オーディション番組「timelesz project -AUDITION-」(タイプロ)のセミファイナリストだった西山智樹(25)と前田大輔(25)がホリプロ所属となり、新・ボーイズグループ・TAGRIGHTのメンバーを決定するプロジェクトを開始した。

TAGRIGHTはセルフ・プロデュースが基本との方針で、グループ名も西山・前田が考えて決めており、メンバー候補生探しも自分たちがSNSを駆使して、目ぼしい人物に声をかけて、面談して5人を集めた。

実はユメキにも声をかけていた、と第2話で判明したが、ユメキはメンバーではなくダンス・トレーナーとして参加することになった。

ユメキは「ボイプラ2」ファイナルから約1カ月経過した時点での面談だったため、自身の「方向性が決まっていない」とのことで、メンバーとしての誘いを丁重に断わり、逆に、ダンスのトレーナーとしてTAGRIGHTをサポートしたい、と提案した。

筆者個人的には、ユメキは自身のキャリアを活かして世界を舞台にやりたいことがあるようなので、日本の事務所のボーイズグループには向いていないと思う。第3話で登場するが、地獄のダンス・トレーニングを指導してくれるという。

候補生は5人(下記)だが、第1話でTAGRIGHTは5人組グループで、候補生のうち3人のみがデビューメンバーとなることが明かされた。

筆者は最初、この「5人組グループ」というのは事務所が決めたことかと思っていたが、そうではなく、西山と前田が、セルフプロデュース・グループなので5人で限界、という考えで決めたようだと知って、驚いた。

正直、プロデューサーを立てず、まだデビュー経験のない2人が自主制作グループを立ち上げるべく、メンバー候補5人から3人を選ぶことには、違和感を感じた視聴者もいるだろう。筆者もてっきり事務所が3人を選ぶと思っていたので、驚いた。

西山は楽曲制作ができるし、ホリプロのボーイズグループ・第一号の2019年結成のWATWINGのオーディションにも参加していたので、ホリプロから信頼されていることは、間違いないだろう。

それでも、おそらく5人の候補生の選定も、プロジェクト進行も、表には出て来ない事務所の幹部が、西山と前田の自主性を尊重しつつも、彼らが正しい方向に進むように助言や指導をしているのだろうとは思う。

第2話の合宿でAile The Shotaと安倉さやかが果たした役割は大きい

第2話で、Aile The Shotaと安倉さやかが果たした役割は非常に大きい。Aile The Shotaが登場することで、BMSGファンの関心を集めることができたし、Aile The Shotaはサバイバル・オーディション番組やボーイズグループが何たるかを知り尽くしているから、的確なアドバイスをしてくれた。

安倉さやかはJO1を輩出した2019年の「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ)のボーカルトレーナーで、その後もJO1のボイトレに関わったこともある。日プを観ていた視聴者にはおなじみだ。芸能界の厳しさもよく分かっているからこそ、TAGRIGHT参加者や西山・前田があまり危機感がなさそうなことに危機感を覚えていた。

第2話の合宿での課題曲を作ったAile The Shotaは、前田とつながりがあった。前田は「タイプロ」の前に、BMSGのMAZZELが誕生したオーディション番組「MISSION×2」に出演していたので、Aile The Shotaと面識があった。

Aile The Shotaが書いた課題曲「花言葉」は、サバ番出演者の心情を見事に表現していた。自ら楽曲制作もする西山は、TAGRAIGHTでは主にポップロック・ジャンルの楽曲をやりたい意向だが、Aile The Shotaが提供した課題曲「花言葉」は、シティ・ポップみたいな感じもあった。良い曲だと思う。

候補生を2つのチームに分けて、それぞれに西山と前田が加わって、同じ課題曲で自分たちの振付を考えてパフォーマンス披露した。そのチーム分けは、Aile The Shotaが1人ずつ歌わせて、パートを考えながら行った。これは、西山・前田がチーム分けするよりも、より良い選択だったと思う。SKY-HIもそうやってチーム分けをしていたんだろうと思った。

韓国でボーイズグループとして活動歴のあるカイリが、歌もダンスも覚えるのが遅い、というのは意外だった。1人だけまだ歌えず、安倉さやかにかなり厳しく叱られて、休憩時間に廊下で泣いていた。だが、猛練習して、レコーディングでは上手に歌えた。

西山・前田がAile The Shotaと、ボーカルトレーナーの安倉さやかに本番パフォーマンスの講評を依頼したのも、良い判断だったと思う。

特に安倉さやかが西山・前田が、自分たちは脱落の心配がないことで、緊張感がないことを、問題視してくれたのは、親切だと思った。安倉さやかは、大いに話題になっていたはずなのに、売れなくなって、活動終了せざるをえなくなったアイドルや歌手を沢山見てきた。

西山と前田は、このプロジェクトでは脱落する心配がないが、デビュー後に売れなければ、いずれボーイズグループ活動を続けられなくなる、という危機感を持ってほしい、という一種の親心みたいなものだ。

大手事務所・ホリプロだから安泰と思われるが、ボーイズグループとしての成功は別問題

TAGRIGHTの所属事務所は大手のホリプロだから、主要メディアには出やすいし、俳優やバラエディーの仕事も獲得しやすいと思う。

だが、ボーイズグループ市場は熾烈な競争が繰り広げられていて、甘くない。ホリプロの先輩グループのWATWINGも、2020年1月に配信デビュー、2021年9月にメジャーデビューでキャリアを積んでいるが、まだゴールデン・プライム帯の主要音楽番組に出演できていない。

現実的なことを言うと、オーディション番組中からデビュー日までは、夢がある期間だが、その後は明暗が分かれる。

オーディション番組オタクは、必ずしもデビュー後もファンになってくれるわけではない。しかも、デビュー作のチャート成績が不振だと、音楽番組出演もままならないし、主要メディアもほとんど取り上げてくれなくなる。

ホリプロだから、たとえボーイズグループとして期待通り売れなくても、早期解散の心配はほぼなく、俳優などの仕事も獲得してもらえそうなことは安心材料だ。だが、ボーイズグループとして成功したいなら、甘くはないことは、肝に銘じておくべきだ。

メンバー選びは、チームワークが重要だから協調性のある人を選ぶべきだし、1月7~10日に東京・日本青年館ホールで開催のショーケース(「TAGRIGHT showcase -REVEAL as 1-」)に間に合う実力が備わっている人にしなければならないが、さらに、ファンが沢山いる候補生が望ましい、と筆者個人的には思っている。

ところで、ショーケースのファンクラブ会員向けチケット先行販売も始まっていて、西山と前田のファンは既に申し込んダだろうと思うが、候補生のファンは、推しがデビューできるかどうか分からないから、困るのではないか。

緊張感がないと番組が持たないが、候補生全員に問題がないなら、全員・つまり7人でデビューもありなのではないか?

5人の候補生のプロフィール―実力者・デビュー経験者もいる

小林大悟(ダイゴ):
2002年1月21日生まれ、23歳、東京都出身。「PRODUCE 101 JAPAN Season2」(日プ2)ファイナリスト・最終13位。2022年6月17日に韓国WAKEONEのボーイズグループ・TO1の追加メンバーとなり、同年7月28日に韓国デビューするも約1年で活動が止まり、2023年12月末で解散。2025年1月にSMエンターテインメントの公開練習生集団・SMTR25のステージに立っていたが、その後SM退所。歌・ダンス・ラップが全てハイレベルのオールラウンダー。

岸波志音(シオン):
2003年10月15日生まれ、22歳、千葉県出身。HYBE JAPANのHYBE LABELS JAPAN(現YX LABELS)のデビュー候補の公開練習生グループ・「24組」のメンバー(活動名は「SHIN」)だったが、aoenのデビューメンバー決定のオーディション番組「応援-HIGH」でファイナル前に脱落。振付ができる。ピアノが弾ける。水泳が得意。

今井魁里(カイリ):
2003年2月24日生まれ、22歳、大阪府出身。16歳で渡韓し、MLDエンターテインメント(MOMOLANDの事務所)から2021年1月11日にボーイズグループ・T1419(その後TFNに改名)のボーカル・メンバー・KAIRIとしてデビューしたが、2024年2月29日に解散。2024年11月~2025年1月のSBSのオーディション番組「UNIVERSE LEAGUE」に出演するも、ファイナルで13位で脱落し、AHOFメンバー入りを逃す。歌・振り覚えが遅く、第2話でボーカルトレーナーに苦言を呈された。

ジェイ:
本名は渡辺拓海(タクミ・ジェイ・ワタナベ)、2005年2月28日生まれ、20歳、アメリカ・サウスカロライナ州出身、英語ネイティブ。プロテニスプレイヤーを目指していたが挫折。来日して京都府内の大学に在籍。インフルエンサーとして、TikTokでカバー歌唱動画を公開していて、西山・前田に見つかる。歌が上手で、声が魅力的。ダンス未経験がネックで、デビューに間に合うかが懸念材料。

若松世真(セイマ):
2003年12月25日生まれ、21歳、岐阜県出身。幼少期は野球少年で、高校生からダンスを始めた。2023年頃に名古屋拠点のボーイズグループ・STELLAΘ(ステラシータ)に加入し、メンバーとして活動したが、2025年4月末に卒業。バックダンサーとして活動。「タイプロ」に応募し、書類選考の一次審査を通過したが、個別対面で歌・ダンスを披露した2次審査で脱落。


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イベント情報

2026年
1/7(水)~10(土) 「TAGRIGHT showcase -REVEAL as 1-」@東京・日本青年館ホール

TAGRIGHTの記事:

2025年11月24日付 『タイプロ』出身西山智樹・前田大輔のホリプロTAGRIGHTに日プ2小林大悟、『応援HIGH』SHIN、韓国UL出身カイリ合流か

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