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・これまでの経緯―NENEがパクリ問題などでSKY-HIやちゃんみなにBEEF攻撃を仕掛け、SKY-HIが応戦
・ NENEディスり曲第2弾『HAJIMARI』①―パクリ問題でまだ怒っている模様
・ディスり曲『HAJIMARI』②―SKY-HIやBMSGアーティストを攻撃、自分のほうがラッパーとして優れている
・ディスり曲『HAJIMARI』③―BMSGアーティストのファンを批判
・NENEファンはディスリ曲『HAJIMARI』を絶賛、でもBMSGファンのほうがはるかに多い
女性ラッパー・NENEが、SKY-HI、BMSG、ちゃんみならをディスるBEEFラップ曲の第2弾「HAJIMARI」のオフィシャル音源を、2025年6月29日(日)に、YouTubeのYurufuwa Gangチャンネルに公開した。どう出る、SKY-HI?
これまでの経緯―NENEがパクリ問題などでSKY-HIやちゃんみなにBEEF攻撃を仕掛け、SKY-HIが応戦
女性ラッパーのNENEは、2025年6月20日にSKY-HI、ちゃんみな、HANAをディスった曲「オワリ(OWARI)」のミュージックビデオ(MV)を公開し、BEEF(ラップ曲による口喧嘩)を仕掛けた(2025年6月21日付「ラッパーNENEがちゃんみな、HANA 、SKY-HIを批判する楽曲『オワリ(OWARI)』リリース、BEEFか?」を参照)。
NENEは、ちゃんみなが書いた曲、おそらくちゃんみながプロデュースしている新人ガールズグループ・HANAの「Burning Flower」が自分の曲のパクリであると抗議し、SKY-HIが率いるBMSGを「アーティスト気取りの泥棒集団」呼ばわりしていた。
・NENEが2025年6月20日に公開したオワリ(OWARI)」のMV
すると、SKY-HIが6月25日にアンサーソング「0623FreeStyle」で応戦した(2025年6月26日付「ラッパーNENEが仕掛けた『BEEF』攻撃にSKY-HIがアンサー・ソング『0623FreeStyle』―お見事!」を参照)。
SKY-HIのラップは、自分たちのBMSGは成功していること、NENEは売名行為とみられること、ちゃんみなが書いたHANAの「Burning Flower」(「あちちちち」という歌詞)がNENEのパクリというなら、郷ひろみ(「GOLDFINGER ‘99」の歌詞の中に「A chi, chi a chi」というフレーズ)と解決金を分け合うならくれてやる、などの趣旨だった。
・SKY-HIがYouTubeのSKYHICHANNELに2025年6月25日に公開した公開したアンサーソング0623FreeStyle(歌詞付き)
NENEディスり曲第2弾『HAJIMARI』①―パクリ問題でまだ怒っている模様
これで1件落着かと思ったら、NENEがさらなる攻撃を仕掛けてきた。怒りが収まらないらしい。
SKY-HIのアンサーソングに対し、NENEは公式Xの2025年6月25日午後9:25の投稿で、「お前じゃないんだよなー笑い」と述べているので、本当は自分の曲をパクったと思っているちゃんみなから反応が欲しかったのかもしれない。
NENEは2025年6月29日に、YouTubeのYurufuwa Gangチャンネルに新たにSKY-HIやちゃんみなを攻撃するラップ曲「HAJIMARI」の音源を公開し、概要欄に歌詞を添えた。
・NENEがYouTubeのYurufuwa Gangチャンネルに2025年6月29日に公開したNENE - HAJIMARI (Official Audio)(歌詞付き)
最初に「Let’s be clear」、つまり、はっきりさせようぜ、と提案している。
NENEは再びパクリ問題を取り上げている。「何人のクリエイターがお前らに横取りされた アイデアとリファレンス」「沢山の被害者」と書いていて、よほど怒っているのだろう。
また、「あいつに電話したのも知ってんだよ」とあるのは、誰のことだか分からないが、NENEの関係者かもしれない。「ちゃんと向き合え これは未来の為」と続いているからだ。
SKY-HIがアンサーソングで、ちゃんみなが書いたHANAの歌詞の件について、郷ひろみとスプリット(お金を分け合うこと)なら分かると冗談ぽく書いていたが、NENEは「郷ひろみとかギャグに逃げんなよ」「アチチチチじゃねぇ食らってんだろ」と述べており、依然パクリを問題視していることをうかがわせている。
ディスり曲『HAJIMARI』②―SKY-HIやBMSGアーティストを攻撃、自分のほうがラッパーとして優れている
また、SKY-HIのアンサーソングにあったフレーズについて、「お金持ってますアピール」「お前らは世界一のコレオグラフ 操り人形の死亡フラグ」と述べている。
NENEはSKY-HIが率いるBMSGのBE:FIRSTやちゃんみなが、HIPHOPとして評価されていることが、よほど気に入らないと見える。
「お前を持ち上げてるネットのアホ」「あのアワードにも疑問ばっか I’m a popでも部門はHIPHOP?」のくだりは、おそらくSKY-HIがアンサーソングで自分を「POPSの意匠」と認めたものの、「MUSIC AWARDS JAPAN」では彼ら一派、特に脚光を浴びたちゃんみなが、HIPHOPに分類されていたことを指しているのだろう。
NENEは「お前らはラップを使ってるだけでアワードやチャートをHIPHOP部門にするのはなんでなの?一位がとりやすいからなの?」と、BE:FIRSTやちゃんみながHIPHOPに分類されることに、かなり不満のようだ。
何度も繰り返し出て来るフレーズが「お前らの曲って全然 ファンに響いてないじゃん 届いてないじゃん?流石社長これがビジネスですか?」だ。
これは、SKY-HI一派のBE:FIRSTなどのラップ曲を下げているが、抽象的で、何を根拠に「響いてない」「届いてない」と断じているのか、分からない。
NENEは自分のラップについてはSKY-HIらの作品よりも優れていると自信を持っていて、「私の周り本物のクリエイティブチーム」「私のラップは常に命中」「私は今も昔も最高のラッパー」「衝動で作る音楽家と商業的に作るお前ら」と比較している。
ディスり曲『HAJIMARI』③―BMSGアーティストのファンを批判
さらに、NENEはBE:FIRSTやHANAなど、BMSGアーティストのファンについての怒りも、ラップ詞に書いている。
たとえば、「私に届いてる誹謗中傷 お前らのファンはかなり重症」「笑えないお前らのファンの民度」「数と知名度で聞いてるらしいよ」「熱い割にはクソ低い感度」などだ。
NENEファンはディスリ曲『HAJIMARI』を絶賛、でもBMSGファンのほうがはるかに多い
「HAJIMARI」の音源のコメント欄には、6月29日22:15時点で、まだNENEのファン以外にはこの曲の存在があまり知られていないからかもしれないが、NENEのファンからの絶賛コメントが多い。あとは、NENEのおかげでHIPHOPに興味を持った人のお礼コメントも多い。
おそらく彼らの多くはSKY-HIやBMSGアーティストのアンチでもあり、NENEの書いたラップ詞を気に入っていると思われる。
だが、SKY-HIは大成功したプロデューサー・経営者であり、SKY-HIのBMSGのBE:FIRSやHANA(BMSG傘下のB-RAVE所属)は大人気なので、NENEが自分のほうがラッパーとしては優秀だと自負していても、世間的には勝ち目はないように思われる。
ちゃんみなはアンサーソングを出していないが、おそらくSKY-HIが自分一人で対応するつもりなのだろう。
超多忙なSKY-HIは、前回はアンサーソングを公開したが、NENEが「あいつに電話したのも知ってんだよ」と書いているから、おそらく水面下で事態を収拾するつもりもあるのだろう。
SKY-HIは今度はどう出るだろう? そろそろBEEF合戦から降りて、水面下で交渉を本格化させるだろうか?
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