(目次)・TOP
・『No No Girls』10人の『バズリズム02』での『Tiger』パフォーマンスが凄すぎた!全員デビューでいい
・気になることも―ファンのほとんどは女性になりそう→女は女にお金をあまりつかわない
・イベント情報 ・商品情報+最近の記事リスト
SKY-HIが率いるBMSGが、ちゃんみなをプロデューサーに招聘して開催中のオーディション番組「No No Girls」(ノノガ)のファイナリスト10人が、2024年12月20日(金)深夜の日本テレビ「バズリズム02」に初出演し、5次審査課題曲「Tiger」の圧巻ステージを披露した。
予想以上に凄くて感動したし、10人全員デビューに相応しいと思った。ただ、気になることもある。
『No No Girls』10人の『バズリズム02』での『Tiger』パフォーマンスが凄すぎた!全員デビューでいい
筆者は世界的人気のK-POPグループのステージ・パフォーマンスを結構観てきたこともあり、パフォーマンスを観て、凄いなと思うことはあっても、感動まですることは滅多にない。
しかし、「バズリズム02」での「No No Girls」ファイナリスト10人のパフォーマンスは、想像をはるかに超える凄さで、久々に感動した。
デビュー前の子たちとは到底思えず、デビューして第一線で活躍しているグループにも全く引けを取らない凄さだった。
つい数時間前に観た「No No Girls」の5次審査合格者発表の映像は8月時点のもので、それから4カ月で、彼女たちはすっかりあか抜けて、パフォーマンスもすっかりプロの、しかもその中でもハイレベルなプロのガールズグループに匹敵するものになっていた。
特に2023年の「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(日プ女子)時代から見てきたMOMOKAとKOKONAは、もはや別人の、洗練されて、凄いパフォーマンスをするプロにしか見えなくなっていた。
もちろん、彼女たちだけでなく、10人全員が凄くて、それぞれの魅力を発揮していた。10人全員がデビューに相応しい、と言えるのではないか。
スタイリングも良かった。筆者は個人的に、眉なし・妖怪メークは苦手なので、「バズリズム02」で、彼女たちが、一般視聴者にも好感度を持たれるようにスタイリングされていたことに、大いに安心した。
この10人から、ちゃんみなは2025年11月11日(土)の最終審査で、何人か脱落させて、5~8人のガールズグループをデビュー組とするつもりだろうか。
確かに、自己主張の強いセルフ・プロデュースのガールズグループだと、10人組は多すぎる感はある。
しかし、「バズリズム02」でのパフォーマンスやカメラ映りを見る限り、誰が脱落しそうか、予想が全くつかなくなった。
おそらく、2万人の観客を前にした、最終審査でのソロステージで、脆さを露呈するメンバーが、脱落するのではないか、と思える程度だ。あとは、視聴者には見えない、ちゃんみなとの相性の問題のような気もする。
しかし、脱落者が他の事務所にスカウトされて、そこからデビューするのは、BMSGにとって、かなりもったいないのではないか。
だったら、10人組が多すぎるとすれば、2つのグループを作ればいいのではないか、という気もする。
気になることも―ファンのほとんどは女性になりそう→女は女にお金をあまりつかわない
ここまで絶賛しておいて、申し訳ないが、気になることがある。
このオーディションのコンセプトが「Noを突きつけられた」「自分にNoと言い続けた」女の子たちが見いだされて、自己主張する強い女になる、という成長過程だ。
必然的に、そこから生まれるガールズグループは、自己主張する強い女なので、K-POPでいうところの、女性が憧れる強い女性、つまりガールクラッシュ寄りになりそうだ。このグループをライバルとして警戒しそうなのは、ME:IやNiziUではなく、XGやIS:SUEだろう。
まだオーディション「No No Girls」段階での彼女たちの自作詞しか見ていないが、自分を認めない世の中への反発心を中心テーマにするとなると、女性ファンがほとんどになり、男性、特に日本人男性からは敬遠される可能性が、かなり高いと思う。
このままだと、ファンの9割以上は、女性ファンになるのではないか。
男性も含め、幅広い視聴者から、「No No Girls」の実力は絶賛されると思うが、それと、お金を落とすファンになりたいかは、別問題だ。
一般的に、女は女に貢がないので、女性ファンの多くはライトなファンであり、「No No Girls」から誕生するグループに、沢山のお金を落とす気のあるファンは、限られてしまうような気がする。
SKY-HIとちゃんみなは、実力のあるガールズグループを作ることを最優先しているようだが、商業的な成功(収益)に関しては、どう考えているのだろう。
BE:FIRSTほど売れなくても全然大丈夫、と思っているだろうか?
BE:FIRSTはアイドルではなくアーティストだが、同じ事務所に女性グループが誕生するのを内心嫌だと思っている女性ファンもいる。つまり、BE:FIRSTは、女性ファンの一部に疑似恋愛感情を抱かせるという、アイドル的な側面も、多少は持ち合わせているのだ。
「No No Girls」から誕生するガールズグループは、楽曲は突っ張り・強がり系であっても、トークなどでは、可愛い女の子として振る舞うなど、上手くバランスをとるようになるのだろうか。
彼女たちとあまり年齢が違わない、26歳の若きプロデューサー・ちゃんみなの采配に、注目したい。
余談だが、ちゃんみなは、自分は26歳までに恋愛・結婚・出産まで経験したから、「No No Girls」の子たちに恋愛禁止などとは、言わないだろう。
ところで、XGも日本レーベルはエイベックスで、「No No Girls」から誕生するグループと、コラボなどの交流をしやすいと思う(プロデューサーのサイモン次第だが)。日本のガールクラッシュの覇権争いにも興味が湧くが、XGと「No No Girls」のコラボも見てみたい。
イベント情報
2025年
1/11(土)16:00(予定)「No No Girls」最終審査@神奈川・Kアリーナ横浜
商品情報(PR)
*BMSGがちゃんみなをプロデューサーに招聘して実施したオーディション番組「No No Girls」の5次審査(疑似プロ審査)の2チーム共通課題曲「Tiger」が、2024年12月15日(日)0時に配信リリース。筆頭作詞作曲者はちゃんみな。KINISHY ver.はAチームで、メンバーはKOKO、MOMOKA、KOKONA、CHIKA、YURI、FUMINO、SAYAKA。Showy. ver.はBチームで、メンバーはNAOKO、JISOO、KOHARU、JEWEL、MAHINA、MOMO、KOKOA。
Amazon: Tiger (No No Girls) 2024/12/15
Apple Music/ iTunes: Tiger - Single (No No Girls) 2024/12/15
レコチョク: Tiger (No No Girls) 2024/12/15
amazon music
Apple Music
[PR]
amazon タイムセール
*「No No Girls」に関する記事:
2024年12月21日付 『No No Girls』Ep12-5次審査Bチーム3人脱落は予想通り、最終審査で個人ステージありのプレッシャー
2024年12月16日付 『No No Girls』5次審査組『バズリズム』出演決定/ デビューに近そうな参加者/『Tiger』リリース
2024年12月14日付 ちゃんみなオーディション『No No Girls』Ep11-5次審査Aチームの合否発表、日プ女子3人中2人合格
2024年12月7日付 ちゃんみなオーディション『No No Girls』Ep10-韓国人JISOO(ジス)がK-POP唱法是正で大苦戦し涙
2024年12月3日付 ちゃんみなオーディション『No No Girls』Ep9-あら捜しは脱落フラグ?5次審査Aチームに日プ女子出身3人
2024年11月23日付 ちゃんみなオーディション『No No Girls』#8-4次審査通過14人発表、日プ女子出身3人とも合格
2024年11月3日付 BE:FIRST初ワールドツアー開催決定!/ちゃんみな第1子女児出産、『No No Girls』クリエイティブ審査
2024年10月26日付 ちゃんみなオーディション『No No Girls』#4: 3次審査通過20名+1人追加審査、日プ女子モモカ&ココナ合格
2024年10月12日付 『No No Girls』#2-ちゃんみな『口パクだけは許さない』りょんりょん先生『ステージの上で言い訳を…』
2024年10月5日付 ちゃんみなガールズグループ・オーディション『No No Girls』#1―2次通過30人は実力者揃い
2024年10月3日付 日プ女子出身3人がちゃんみなオーディション参加/ IS:SUEシングル『Welcome Strangers』11月13日発売決定