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・『日プ』『創造営』『ボイプラ』で辛酸をなめた井汲大翔が、デビュー目前で契約終了
・SUPER JUNIORウニョクがプロデュースのボーイズグループ・Celesta1aがデビュー3カ月で電撃解散
「PRODUCE 101 JAPAN」「創造営2021」「BOYS PLANET」という日中韓の3大サバ番でデビューできなかった苦労人・HIROTOこと井汲大翔(いくみひろと、22)が、韓国RBWのボーイズグループ・NXDでのデビュー決定後、デビュー目前で契約終了となってしまった。
SUPER JUNIORのウニョクがメインのプロデューサーを務めていた日本拠点のK-POPボーイズグループ・Celest1a(セレスティア)が、デビュー後わずか3カ月で電撃解散となった。
『日プ』『創造営』『ボイプラ』で辛酸をなめた井汲大翔が、デビュー目前で契約終了
HIROTOこと井汲大翔(いくみひろと、いくみん)と言えば、JO1を輩出した2019年の「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ)でのあどけない高校生が、韓国事務所のRBWの練習生となり、RBWから送り込まれた2021年の中国版プデュ「創造営2021」、および2023年の韓国オーディション番組「BOYS PLANET」でも、デビューできなかった。
ようやくRBWで、「少年ファンタジー」に出演していたファン・ジェミン、パク・ヒョングン、カン・デヒョンらとボーイズグループ・NXDを結成してデビューする予定、と報じられた時は、3つの大きなサバ番で辛酸をなめた井汲大翔がやっと報われた、と3つのサバ番の視聴者たちはほっとした。
なのに、なぜデビュー目前で脱退・契約終了となってしまったのか。RBWは事情を明かさないので、分からない。RBWの発表文の英文の主な部分を日本語にすると、以下の感じだ。
「NXDのメンバーのヒロトとイ・ヨンジュンは、真剣に話し合った結果、10月31日をもって専属契約を終了することで合意し、プレデビュー活動も終えることが決定しました」
「この決定は個人の希望に沿ったものなので、憶測や誤解はお控えください。また、ヒロトとイ・ヨンジュンの新たな旅立ちを応援して頂ければ幸いです」
NXDはプレデビュー活動を終え、ファン・ジェミン、パク・ヒョングン、カン・デヒョンと新メンバーとともに待望のデビューの準備をしています」
筆者はNXDのプレデビュー活動は追っていなかったが、「少年ファンタジー」に出演していた3人は、デビュー組のFANTASY BOYSの多くのメンバーよりも実力が上だったが、華が足りなかった印象があった。
井汲大翔のファンは主に、韓国ではなく日本と中国にいる印象だ。今後どこに行くのだろう。
SUPER JUNIORウニョクがプロデュースのボーイズグループ・Celesta1aがデビュー3カ月で電撃解散
SUPER JUNIORのウニョクがメインでプロデュースし、「BOYS PLANET」出身のONE PACTのジョンウもプロデュースに加わっていた、株式会社Birdman所属の日韓8人組ボーイズグループ・Celest1a(セレスティア)は、2024年7月31日にデビューシングル「PANDA」をリリースしてデビューを飾ったが、11月1日をもって解散が決定した。
当日の11月1日に発表があった。8月に今秋の2ndシングルのリリース予定が発表されたが、9月1日にメンバーのハ・ソクヒの無期限活動休止された辺りから、雲行きが怪しくなり、電撃解散となった。
ハ・ソクヒと言えば、元SM練習生で、韓国オーディション番組「少年ファンタジー」のファイナリストで、歌唱力が高かった。実は筆者は「少年ファンタジー」を観ていた当時、ハ・ソクヒに投票したこともあった。
ハ・ソクヒは韓国の新オーディション番組「PROJECT 7」に出演するため、Celest1aを無期限活動休止とした。新オーディション番組には、「少年ファンタジー」を勝ち抜いてFANTASY BOYSとしてデビューしたメンバー数名も参加している。
韓国では、デビューしてもあまり売れていないグループには、珍しくないことだ。新オーディション番組からデビューできれば、元の事務所からの出向扱いになり、元の事務所も新デビュー・グループの収益の分配を受けることができる。脱落したら、元のグループに戻るだけだ。
株式会社Birdmanはれっきとした株式公開会社で、同社の事業のうち、K-POPファンが一番よく知っているのは、KROSSという大規模フェスだろう。3回目の「KROSS VOL.3」は2024年1月2日にバンテリンドームナゴヤで昼夜2公演が開催され、aespa、ENHYPEN、BOYNEXTDOOR、&TEAMらが出演した。
株式会社Birmanは2019~2023年には、元ジャニーズJr.ユニットLove-tuneだった7ORDERと業務提携して、彼らの活動を支援していて、もちろんKROSSにも長尺で出演させていた。
しかし、7ORDERとの提携は2024年3月に終了した。代わりに、自前のK-POP系ボーイズグループ・Celest1aを大大的に売り出して、フジテレビの深夜番組「K-POP HOUSE」出演も実現させ、次はK-POP系ガールズグループを作る予定だった。
解散の理由は明らかにされていないが、株主に説明責任のある株式公開会社であるだけに、採算がとれないと判断し、さっさと解散に踏み切ったのかもしれない。
筆者個人的には、正直、株式会社BirdmanによるCelest1a結成時(グループ名決定前だったが)の発表文や、ZEROBASEONEとしてのデビューを逃したジョンウのサブプロデューサー起用などを見ると、普通の芸能事務所の視点とは違っていて、違和感があった。
なお、Celest1aの解散に関しては、メイン・プロデューサーだったSUPER JUNIORのウニョクからのコメントは見当たらない。
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