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ちゃんみなオーディション『No No Girls』#4: 3次審査通過20名+1人追加審査、日プ女子モモカ&ココナ合格

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3次審査を30人中20人通過(日プ女子出身 髙畠百加・中野心結含む)+1人追加審査
感想―ちゃんみなが人間・プロデューサーとして凄い人だと気づいた
面白くなってきたが、デビュー組が売れるかどうかは別問題

SKY-HIが率いるBMSGがちゃんみなをプロデューサーに招聘して開催しているガールズグループ・オーディション「No No Girls」(ノノガ)のEp.04が公開され、グループ・パフォーマンスの3次審査を受けた30名のうち合格者20名が発表された。

・YouTubeのBMSGチャンネルに2024年10月25日に公開された【No No Girls】Ep.04 / 3rd Round -No=Yes-(56分19秒)

3次審査を30人中20人通過(日プ女子出身 髙畠百加・中野心結含む)+1人追加審査

3次審査に臨んだ30人はいずれも実力者で、特に歌唱力が高い人が多かった。だが、実力の部分は2次審査までにチェックされていたので、ちゃんみなとSKY-HIが3次審査で重視していたのは、1人1人の個性・スター性やステージでの魅せ方・表現力のようだった。

4次審査はクリエイティブ審査で、「THE FIRST」同様、参加者たちは楽曲制作に取り組むことになる。これは楽しみだ。

3次審査の結果とちゃんみなの講評での主な発言、筆者のメモ書きは、以下の通り。

Aチーム(EDEL)課題曲: 倖田來未「キューティーハニー」

合格:
KAEDE(カエデ): 自信を持っている箇所を歌った時の目が良かった
HIBIKI(ヒビキ): 歌が上手だが、りょんりょん先生にステージの上で言い訳していいアーティストはいないと指摘されていた
YURI(ユリ): カリスマ性がある、ステージの上で魅せた

不合格: KAI(カイ)、YUJU(イェジュ)

Bチーム(Black Panther)課題曲: DOUBLE&安室奈美恵「BLACK DIAMOND」

合格:
KOKO(ココ): 歌が上手、自分でいろいろ考えるタイプ、大女優・カメレオンタイプでどんな曲も合う
KOKONA(ココナ): 日プ女子出身・中野心結、自分であることにブレず、パーソナリティがしっかりできている(日プ女子では初回からそうだった)、振付とのバランスが課題、もっとラップのトーンを活かせた何かがあったと思う
CHIKA(チカ): 歌が上手だが、自信がなさそうで、デビューしたら気を病むタイプ(メンタルが弱い)
JISOO(ジス): 韓国人、ダンスが心配だったが、(ダンス・歌の)バランスがとれてきた

不合格: FUKA(フウカ)

Cチーム(BARNINC-GIRLs)課題曲: (sic)boy, KM「Heaven’s Drive (feat. vividboooy)」(ヒップホップ)

合格:
NAOKO(ナオコ): 自己完結だったが、光ってくるものを感じさせた
MOMOKA(モモカ): 日プ女子出身・髙畠百加、パフォーマンスに自分の色を出せるが、感情の部分・人生がもっとパフォーマンスで表現できたらいい
ASHA(アーシャ): チャンみな同様の“ギャル”だが素直で伸びる、努力しているのを見せない、自分を失くしやすい

不合格: AIKA(アイカ)、AKARI(アカリ)

Dチーム(まるでざっそう)課題曲: 椎名林檎「本能」(SKY-HIが泣いた迫力のステージ)

合格:
KOKOA(ココア): 何かを見つけた感じがしたがもうちょっと具現化が必要
KOHARU(コハル): チームのことを考えすぎ、ステージで負けん気が出て自信にあふれていた
SAYAKA(サヤカ): マイクの使い方が不十分、ステージで狂気を感じさせた、自分を出せた

RAP追加審査(3.5審査): MAHINA(マヒナ): もっと成長するが、まだ時間がかかる
不合格: REI(レイ)

Eチーム(Chapter)課題曲: 清水翔太「君が好き」

合格:
MOMO(モモ): 顔が硬かった、私死にません・私ここにいますと感じさせた(雰囲気がある)
FUMINO(フミノ): 裏声で歌う癖がある、素晴らしい歌声で努力も見えた

不合格: AYAMI(アヤミ)、YUKINO(ユキノ)、RINGO(リンゴ)

Fチーム(Fantastic Girls)課題曲: 山口百恵「プレイバック Part2」

合格:
AIKO(アイコ): 顔で踊っている、自分の見せ方が良かった
JEWEL(ジュエル): 雑すぎるところがある、ステージでは女優だった
AMI(アミ): チームを引っ張った、自分が見えたが天井も感じた、楽曲が合っていた幸運があった、深みをもっと見せる必要がある
SARA(サラ): いろんな表情をするのに慣れていない、ポーカーフェイス、身が引き締まってないところがあった、集中が必要
STELLA(ステラ): 可愛らしい感じ、今までキャラが薄かったが殻を破れた

ちゃんみなは20名の合格者と16名の不合格者の発表を終えて、ちゃんみなは「例外中の例外だが、私のオーディションなので許してもらいたい、ぎりぎり入らなかったのがMAHINAちゃん。きっとラップがとても上手なはず」「もしよかったら、ラップで3.5審査を受けませんか?」と提案した。NAHINAが涙で受け入れ、追加審査を実施することになった。

感想―ちゃんみなが人間・プロデューサーとして凄い人だと気づいた

筆者個人的な感想から述べると、実は今回初めてオーディション番組「No No Girls」が面白いと感じた。

また、以前は正直、ちゃんみなを実力はあるが変な人で、人の人生を預かるプロデューサーとしては疑問と思っていたが、今回初めてちゃんみなの人間性の温かさ・包容力に気づき、オーディションのプロデューサーに相応しい人だったと納得した。

前回のEp.03の時点では正直、大事な課題曲に「キューティーハニー」「プレイバック Part2」を選曲したセンスに違和感を抱き、番組レポートを書く気にならず、「No No Girls」を観るのをやめようと思った。だが、Ep.04がすごく良かったので、観続けることに決めた。

ちゃんみなは、参加者の人生を左右する合格者・脱落者決定のための、別室でのSKY-HIとの審査(協議)に1時間以上をかけた。

ちゃんみなは発表の冒頭に、自分が人生で19回オーディションを受けて、そのうち18回で落ち、19回目の高校生RAP選手権にやっと合格した、という経験を話した。だからオーディションを受ける側の気持ちや、落ちた時の辛さをよく知っている。

合格・不合格の発表スタイルも新しかった。ちゃんみなは1人ずつ名前を「ちゃん」付けで呼んだ。結果を明かす前に、まず評価コメントを述べた。良かったこと、不十分だったことを丁寧に述べて、合格者には「次も観てみたい」、不合格者には「ごめんなさい」と言った。

最初に不合格と言ってしまうと、その後は何を言われても頭に入らないだろうから、最初に講評を述べるのは良いアイデアだと思った。

ちゃんみなは、不合格の失意や辛さを身をもって経験しているからこそ、丁寧に講評を述べ、参加してくれたことへの感謝とリスペクトを表した。今後相談に乗る、とも言った。

SKY-HIも、BE:FIRSTが誕生した「THE FIRST」の時から同じように不合格者に丁寧に接していたし、今回も同様に、不合格者の良かったところを丁寧にコメントした。

合格者・CHIKAの講評を述べた際に、ちゃんみなは「アーティストっていう職業って、心の健康には悪い職業なんですよ」と述べ、その理由を以下のように話した。深かった。

「毎回毎回何百人、何千人、何万人の前に立って、パフォーマンスして、評価されて、知らない人にずっと名前を挙げられて、話題に挙げられて。そんなの普通の精神状態じゃいられなくなるんですよ。でもそれも仕事だし、緊張に勝つのも我々の仕事。緊張をコントロールするのも。それは自分と自分で話し合うしかなくて。自分のことを信じてあげるしか道はない」

不合格者の講評の際に、ちゃんみなは今回のオーディションの審査について「歌の上手い下手の前に、どんな歌を届けるのか、歌ってこの人にとって何なのか、音楽って何なのか」を示す場だと述べた。

面白くなってきたが、デビュー組が売れるかどうかは別問題

なお、筆者個人的には、「No No Girls」はオーディション番組としては面白くなってきたと思うし、ちゃんみなの評価・人気が上がることは確実だと思うが、ここからデビューするガールズグループがどれだけ売れるかは、別問題で、まだ何とも言えないと思っている。

SNSの反響はあるが、視聴者の多くは、既にBMSGのアーティストのファンで、かつBMSGに女性グループが誕生することに抵抗がない人だ。

他の界隈から来る人は、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(日プ女子)の髙畠百加と中野心結のファン(それほど人数が多いわけではない)以外は、ほとんどいないと思う。単なるサバ番好きは、各段階の合格者・脱落者発表はチェックするが、デビュー組を応援するとは限らない。

K-POPの、参加者が実力者・ビジュアル強者揃いでバラエティー的にも面白いオーディション番組に慣れた人には、このオーディション番組は面白くない。参加者の、パフォーマンス関連以外のキャラクターの魅力(アイドルファンが見たいところ)が、見えにくいからだ。

他界隈から視聴者が来づらいもう1つの理由は、SNSでこのオーディションでは実力だけ重視すべきで、ルッキズム(見た目重視)は悪、という風潮が強いことだろう。

これだと、日プ女子のように、男性ファンを呼び込むことが、難しくなる。坂道グループの女性ファンも、来づらいだろう。では、どこから新規ファンを獲得できるのか?

デビューするグループを、既にBMSGのファンで、かつ女性グループに抵抗がなく、実力にフォーカスした人たち(主として女性)だけで、支えて行けるのだろうか?

実力にこだわったグループというのであれば、既にワールドツアーをやっている、超実力派で個性豊かな日本人ガールズグループ・XGと、比較されることになるだろう。

このオーディションの子たちがXGに勝てる分野が、楽曲制作であるならば、4次審査が大事になってくる。

オーディション番組の視聴者層が広がりにくいことを認識した上で、ちゃんみなとSKY-HIがデビュー組のコンセプトとデビュー曲を“勝ち筋”にできて、しっかりプロモーションを仕掛ければ、デビュー組はかなり売れることが可能になると思われる。

まだまだ可能性の幅は広いので、どう展開していくのか、見守っていきたい。


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2024年10月12日付 『No No Girls』#2-ちゃんみな『口パクだけは許さない』りょんりょん先生『ステージの上で言い訳を…』

2024年10月5日付 ちゃんみなガールズグループ・オーディション『No No Girls』#1―2次通過30人は実力者揃い
2024年10月3日付 日プ女子出身3人がちゃんみなオーディション参加/ IS:SUEシングル『Welcome Strangers』11月13日発売決定

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