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HYBE JAPANのNAECOが平手友梨奈の契約終了、次は24組デビュー準備か/ HYBE 4-6月期決算

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平手友梨奈とはたった1年7カ月で契約終了/ HYBE JAPANは24組デビュー準備か
HYBE 2024年4~6月期決算―売上は前年比増加も利益は大幅減、WeverseサブスクとBTS復帰に期待

HYBE JAPAN傘下の2つのレーベルうちの1つであるNAECO(ネイコ)にただ1人所属していた女優の平手友梨奈(23)が、2024年8月8日をもって、NAECOとの専属契約を終了した。HYBEのファン・コミュニティー・プラットフォームのWeverseで発表があった。

平手友梨奈の公式サイトでも、8月8日付で「NAECOよりお知らせ」とのタイトルで、「平手友梨奈の専属契約が終了いたしました」「今後につきましても、弊社は新たな環境での飛躍を引き続き応援して参りたいと存じます」とのコメントが掲載された。この書き方だと、新たな事務所に移籍することを了承した、円満退社のようにも見える。

平手友梨奈とはたった1年7カ月で契約終了/ HYBE JAPANは24組デビュー準備か

ただ、平手のNAECO所属が発表されたのは2022年12月21日で、その後平手はCMやドラマには出演したが、当初期待された世界で活躍するアーティストとしてのグローバルデビューをすることなく、1年7カ月余りで契約終了になってしまった。

契約終了の理由は明かされていないが、一部メディアが報じたような双方の信頼関係の崩壊ということなら、双方とも見込みが甘かったと言うしかない(2024年7月26日付「迷走するHYBE JAPAN―ついに平手友梨奈を契約解除?日本で&TEAMに稼がせて24組デビュー強行?」を参照)。韓国事務所は甘くない。所属アーティストには忠誠心と向上心が要求される。

HYBE JAPANが今後NAECOに新たに日本の人気タレントをスカウトして所属させるかどうかは不明だが、(ワガママな)平手で懲りたと思われるので、今後はスカウトには慎重になるだろう。HYBEには、練習生として育成して、自社の思い通りに動いてくれるアーティストのほうが、断然使い勝手がいいだろう。

一方、HYBE JAPANとしては、傘下のもう1つのレーベルのHYBE LABELS JAPANから2022年12月にデビューした9人組ボーイズグループ・&TEAMが順調にCDの売上を伸ばし、アリーナツアーも開催できているので、2つ目のボーイズグループ「24組」(デビュー組練習生のグループ名であり、デビュー後もこの名前を維持するかどうかは不明)のデビュー準備に着手した模様だ。

&TEAMは韓国人、台湾人、日独ハーフもいる多国籍ボーイズグループだが、「24組」には顔立ちがハーフっぽいメンバーはいるものの、8人全員が日本出身だ。HYBEは日本で現地化戦略を強化する方針を表明しており、その方針に沿った、日本で活躍するグループになりそうだ。

HYBE 2024年4~6月期決算―売上は前年比増加も利益は大幅減、WeverseサブスクとBTS復帰に期待

HYBEが2024年8月7日(水)に発表した2024年第2四半期(4~6月期)の連結決算によると、売上は6,405億ウォン(約737億円)で、前年同期比3.1%の増加だったが、営業利益は509億ウォン(約59億円)で、前年同期比37.4%減、当期純利益は165億ウォン(約19億円)で、前年同期比85.9%の大幅減だった。

図表1 HYBEの2024年第2四半期(4~6月期)連結損益計算書の主要項目

・売上 6,405億ウォン(前年同期比3.1%の小幅増)
・・うちアーティスト部門の売上 4,239億ウォン(前年同期比2.9%減)
・・・うちレコーディングされた音楽の売上 2,496億ウォン(前年同期比1.5%増)
・・・うちコンサート売上 1,440億ウォン(前年同期比8.6%減)
・・物販・著作権料等の売上 1,091億ウォン(前年同期比2.5%減)
・営業利益 509億ウォン(前年同期比37.4%減)
・当期純利益 165億ウォン(前年同期比85.9%減)

Korea JoonAng Dailyの2024年8月7日配信の記事「HYBE hits record revenue of $465 million in Q2 despite BTS break」に出てくる、決算説明で新CEO(最高経営責任者)のイ・ジェサン(Lee Jae-sang)氏が述べたところによると、2024年第2四半期(4~6月期)のアーティスト部門の売上に寄与したのは主にNewJeansとSEVENTEENだった。

NewJeansのシングルアルバム「How Sweet」および「Supernatural(韓国で発売された日本デビュー作)」の世界売上は両方とも100万枚を突破し、東京ドームでのファンミーティングは9万人を動員した。SEVENTEENは2024年上半期のアルバム売上ランキングで1位だった(2024年8月7日付「SEVENTEENワールドツアーの韓国・日本(ドームツアー)・米国決定/ 2024上半期アルバム1位」を参照)。

一方、イ・ジェサンCEOによると、HYBEが4月2日に発売したゲーム「Knight of Vega」の販促コストで、営業費用がかさんだことなどが、営業利益の減益につながった。

イ・ジェサンCEOが説明した、今後の売上のプラス要因としては、まず、8月1日に発表した通り、Weverseで新たなサブスクリプション・サービスが今年後半に始動し、既存のファンクラブとは別の、収益源となる。

また、2024年後半にはBTSのジン(Jin)のソロアルバムのリリースが予定されている。

なお、PLEDISが公表したように、SEVENTEENが10月にミニアルバムをリリースし、そこでの収録曲などを披露するワールドツアーを10月中旬より開始し、その後11月末からの日本4大ドームツアーに合わせて日本シングルも発売する。これらが、HYBEの売上に大いに貢献するだろう。

決算発表で、イ・ジェサンCEOは特に、Weverseサブスクと2025年のBTSの完全体での復帰を、今後の収益改善の要因と期待していた。

BTSのシュガ(SUGA、ユンギ)の飲酒運転事件が今後、メンバー最後となるシュガの除隊日(2025年6月21日)後のBTSの完全体での再始動のタイミングを遅らせるようになれば、HYBEの2025年の収益見通しに影響しかねない(2024年8月8日付「BTS栄光の歴史終焉か―シュガ(SUGA)飲酒運転は電動キックボードでなく電動スクーター、事務所が再度謝罪」を参照)。

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