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NHK『ニュースウォッチ9』にLAPONEチェ社長がVTR出演、INIも空港・レッスン映像で登場

2023年10月28日

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日韓エンタメ協業の例として、LAPONEが取り上げられ、INIもグループ名を伏せて登場
LAPONEのチェ社長のインタビューVTRは短かったが、『JK-POP』を強調
韓国CJ ENMと組むメリットを、コンテンツのクオリティ面を中心に解説
感想: JO1・INIは既に日韓協業の次の段階に入っている→世界進出

グローバル・ボーイズグループのJO1・INI・DXTEENを擁するLAPONEエンタテインメントのチェ・シンファ(崔信化)社長が、2023年10月27日(金)のNHK総合「ニュースウォッチ9」の“日韓協業”特集にVTRで登場した。また、INIも、グループ名は伏せられていたが、空港やダンスレッスンの映像で登場した。

日韓エンタメ協業の例として、LAPONEが取り上げられ、INIもグループ名を伏せて登場

この特集では、日本と韓国の関係改善の推進役の1つとして、互いの国のエンタメを楽しむ若者たちの存在を挙げていて、エンタメ分野での日韓協業の具体例として、LAPONEエンタテインメントが取り上げられた。

LAPONEエンタテインメントは、吉本興業と韓国CJ ENMとの合弁会社だが、この特集ではなぜか、吉本興業の名前は一切出てこなかった。また、INIのグループ名も伏せられていた。NHKは公共放送だから、特定の企業や芸能人の宣伝にならないよう、わざと名称を明かさなかったのだろうか。

特集ではまず、JO1の「Venus」とINIの「HANA_花」のミュージックビデオ(MV)が、「©LAPONE Entertainment」の著作権表示とともに流れた。INIのメンバーの顔がしっかり映り込んでいたが、ナレーションが「こちらは、おととしデビューしたボーイズグループ。メンバーは11人中、10人が日本人です」と述べ、グループ名の「INI」は伏せられていた。

このグループの日韓協業について、ナレーションが「コンサートやテレビ出演などマネジメントは日本のスタッフが担当。演出や楽曲制作などのプロデュースは韓国で行っています」と解説した。

ただし、正確に言うと、日本でのコンサートやテレビ出演などは、NHKが述べていた通り、日本のスタッフが担当しているが、韓国やその他海外でのコンサート(フェスを含む)や現地の番組出演は、韓国のスタッフが行っている。

INIのメンバーたちが韓国の空港の到着ロビーから出て来るシーンの映像が流れた。勝手に空港に出迎えに行った現地のファンの女の子数名も、映り込んでいた。

それから、INIのメンバーたちが韓国でダンスのレッスンを受けている映像も流れた。振付師もしくはトレーナーの男性が韓国語で、「感情や表情にも気をつかってください」「観客が目の前にいるつもりで、前に向かってエネルギーを送ってください」と指示していた。

LAPONEのチェ社長のインタビューVTRは短かったが、『JK-POP』を強調

ナレーションが「今回の協業、日本の芸能プロダクションが韓国の企業に持ちかけ、実現しました」と述べた。この場合の「今回の協業」は、INIの「HANA_花」の制作からダンスの振付までのことを指しているのだろう。

元々吉本興業と韓国CJ ENMが資本提携して合弁会社・LAPONEエンタテインメントを設立したのは、JO1が誕生した2019年のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」のためだった。この番組はCJ ENMの人気オーディション番組・「PRODUCE」(プデュ)シリーズの日本版で、CJ ENMが日本でのパートナーを探し、韓国企業との提携に前向きだった吉本興業と組んだ経緯があった。

ここで、LAPONEエンタテインメントのチェ・シンファ(崔信化)代表取締役社長のインタビューVTRが流れた。チェ社長は「僕たちはJK-POPという言葉をよく使ったりして」「J-POPとK-POPの一番いいところを、日本と韓国のいいものを、僕らで一緒に併せて作って行けばいいかな、と思っているということです」と語った。チェ社長の登場はこれだけだった。

韓国CJ ENMと組むメリットを、コンテンツのクオリティ面を中心に解説

画面にCJ ENMの巨大なスタジオの映像が現れ、ナレーションでCJ ENMについてこう紹介した。

「相手は、ドラマ『愛の不時着』や映画『パラサイト』など、社会現象となった映像作品を制作してきた、韓国国内トップのエンタメ企業。総工費200億円以上、東京ドームおよそ4個分のバーチャル・スタジオを持ち、卓越した映像技術を誇ります」「協業することで、韓国式の躍動感溢れるカメラワークや演出を採り入れ、新たな化学反応を起こそうというのです」

確かに、韓国で制作されたMVの映像は概して、日本制作のものよりもクオリティが高い。作り手がものすごい情熱を注ぎ込んでいるのも、伝わってくる。日本だと「その予算だとこの程度」とビジネスライクに済まされそうだ。

このように、今回の「ニュースウォッチ9」の特集では、エンタメの日韓協業について、日本人が目にするコンテンツのクオリティを高める部分を中心に取り上げた。

感想: JO1・INIは既に日韓協業の次の段階に入っている→世界進出

ただ、筆者個人的には、JO1もINIも既に、日韓協業の次の段階に入っていると思う。つまり、JO1とINIの世界進出だ。パフォーマンス動画をYouTube公開してくれる韓国の音楽番組などへの出演を足掛かりに、世界中のK-POPファンから自分たちのファンを獲得して、アジアツアー、さらにその先はワールドツアーの開催を目指そうとしている。

特に、JO1は3年以上の猛練習でメンバー間のパフォーマンス力の格差が縮まり、激しく踊りながら歌うパフォーマンスで抜群の安定感を見せており、世界で勝負できるレベルになってきたと思う。INIも間もなく追いつくだろう。

この段階になると、韓国制作のクオリティの高いMVは当たり前で、むしろ楽曲や振り付けなどが“K-POPのマネごと”と思われると、生粋のK-POPの世界的スターたちに見劣りしかねないのではないか。特に楽曲では、J-POPの良さ(繊細なメロディーラインなど)をもっと採り入れるなど、独自の魅力を打ち出すべきと思われる。


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