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JO1川尻蓮とINI木村柾哉の仲良しコンビが『突然ですが占ってもいいですか?』出演―話題は選ぶべきでは

2023年7月4日

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川尻も木村もお酒は飲まない/ 川尻は細かい/ 木村は子供の頃から変わった修行をしてきた
木村柾哉は社会的に活躍しているとか、独立している女性と結婚し、尻に敷かれる(占い)
川尻蓮『僕の夢が、教科書に載ることなんですが、どうやったら載れるのか』→野心はJO1にプラスと思う
占い師に生き別れの父との関係を掘り下げられる重いやり取りに、観ていたこっちが涙ぐんだ→話題は選ぶべき

グローバル・ボーイズグループ・JO1のパフォーマンス・リーダーの川尻蓮(26)と弟グループのINIのリーダーの木村柾哉(25)が、2023年7月3日深夜のフジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」に出演した。

彼らのファンならよく知っていると思うが、共にダンスの達人のこの2人は、川尻がJO1を誕生させた2019年のサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ1)に出演する前には、同じダンスチームで活動していた仲間だった。川尻は木村との関係について「元々友達で、一緒にダンスを踊ってた仲間」と述べた。2人の仲の良さは、画面越しに伝わって来た。

筆者は番組を観る前は仲の良い川尻と木村の共演を楽しみにしていた。番組を観て、この2人をより深く理解できたと感じたが、一方で、占い師が川尻のプライバシーに関わる部分を掘り下げて行ったくだりは重すぎた。観ているこちらが涙ぐんでしまったくらいだから、川尻本人は相当苦痛だったのではないか。果たしてこの番組に出演して良かったのだろうか、などと考えさせられた。

LAPONEがフジテレビの番組に協力して、フジテレビの音楽番組での待遇を良くしてもらいたいと考えるのは分かるが、アイドルを占い番組に出演させるなら、重苦しいプライバシーの掘り下げは避け、エンターテインメントとして楽しめるトピックに限定させるべきだと思う。

川尻も木村もお酒は飲まない/ 川尻は細かい/ 木村は子供の頃から変わった修行をしてきた

この日の占い師は木下レオンという人で、四柱推命や九星気学などで鑑定する人だった。よく当たる占い師かどうかは、筆者には分からない。

川尻も木村もお酒を飲まない人であると、筆者は今回初めて知った。川尻は「僕はお酒大嫌いなんですよ」、木村は「全く飲まないんです。飲めないんです」と述べていた。木下レオン氏に「2人ともお酒に走ったら運気が下がる」と言われたからには、今後もお酒は飲まないだろう。

川尻は「完璧主義の努力家、頑固者」と言われて特に否定はしなかったが、むしろ反応したのは「細かいところまで気になって考えすぎる」という点だった。この例として、川尻は「ダウンジャケットってハンガーに掛けたら綿が下にたまってきちゃって、形が崩れてしまう」ことを気にしていて、昨日右に畳んだら今日は左に畳むというほど、畳み方にこだわっていると明かした。

木村は自身について「変な子供だったんですよ。ドラゴンボールに憧れて、近くの公園で修行をしたり、かめはめ波の練習とか」と語っていたが、これは最近のINIのバラエティ・トークで、木村が最近も幽体離脱の練習をしていたことがある、と認めたことを想起させた。子供の頃からそんな感じだったのだ。

木村柾哉は社会的に活躍しているとか、独立している女性と結婚し、尻に敷かれる(占い)

2人とも19歳でダンスのプロを目指して上京しているので、木下レオン氏に「19歳が人生の転換期」と言われれば、その通りだろうと思った。

木村は、上京してダンスパフォーマンスなどが学べる専門学校に通っていたことが知られている。住居には恵まれなかったそうで、最初に暮らした住まいでは「1階なのにクローゼットが雨漏り」し、1年半くらいで引っ越したら「初日からこのくらいのタランチュラみたいなクモ」が出たという。それでも「引っ越してしばらくしてお仕事を頂けるようになって」と述べていた。

木村は木下レオン氏に「妻の尻にしかれるタイプ」と言われて、「やだ、嫌です」と抵抗していた。木下レオン氏に「気の強い女性とか好きですか?」と尋ねられると、木村は「僕、頑張ってる人が好き」と答えた。すると木下レオン氏は「社会的に活躍しているとか、独立している女性と結婚する」と予言した。柾哉MINI(INIファン)には聞きたくない話だったかもしれない。

一方、川尻は上京の経緯について、「高校卒業して1年間お金貯めて上京しようと思ったんですけど。その頃夜勤をしていて、午前中とか昼間寝てたんですよ。その寝てた時に、『すぐ行け』そんな気がして、その1週間後くらいかな。上京し始めました」と述べた。その続きの重苦しい部分は、この記事の一番最後に述べることとする。

川尻蓮『僕の夢が、教科書に載ることなんですが、どうやったら載れるのか』→野心はJO1にプラスと思う

番組の最後に、何か質問はないかと問われると、川尻は「僕の夢が、教科書に載ることなんですが、どうやったら載れるのかっていう」とリクエストした。これは台本でなく、川尻の本気の質問だったのだろうか。川尻は真剣そうには見えた。

筆者は川尻がどういう教科書にどういう形で載りたいというイメージがあるのか気になった。たとえば、JO1が国民的人気グループになって、大ヒット曲が音楽の教科書に載るみたいなイメージだろうか? もしくはBTSみたいに世界的に活躍するだけでなく、国連とかの場で世界の青少年に影響力を及ぼすようになって、教科書に取り上げられるとか?

教科書に載ることが可能か不可能かは別として、筆者個人的には、川尻が大きな野心を見せたことを、非常に心強いと思った。JO1が野心のないメンバーばかりの集団だったら、ここから大して上には行けないと思うからだ。

これに木下レオン氏は「今の段階では、教科書には載れません」と無難に答え、川尻は驚く様子もなく「載れないか~」と軽く答えた。

木下レオン氏は「スターになりたい、教科書に載りたいわけでしょ。人と違うエネルギーが必要」と述べた。

木下レオン氏によると、前髪の左分けは人気運と行動力が出る分け方だという。これに対し、現在の川尻の前髪の分け目について、「ご自身はほぼ真ん中で分けているから、協調性の時期。リーダーとか、教えないといけないな、メンバーのことを考えなきゃいけないなっていう」と診断した。この落ちは拍子抜けだった。

芸能人に演技担ぎはある程度大事とは思う。だが、川尻の髪型は川尻の一存では決められず、K-POP大手事務所同様に、事務所のスタイリング専門スタッフが、カムバックごとに各メンバーの髪型・髪色を考案していると思われる。

占い師に生き別れの父との関係を掘り下げられる重いやり取りに、観ていたこっちが涙ぐんだ→話題は選ぶべき

これだけで番組が終わっていたら、後味が良かったかもしれない。しかし、「教科書に載る」ことについての話題の前に、少なからざる蓮JAM(JO1ファン)の反感を招く展開があった。木下レオン氏による川尻の父との関係を掘り下げた、重苦しいやり取りだ。

川尻は19歳での上京の直後に「足にすごい太い物が刺さっちゃって、1年ぐらいダンスをしていなかった。何かの破片」という不運に見舞われたそうだ。ここで木下レオン氏が「右足?」と尋ね、川尻が「たぶん」と答えたことで、木下レオン氏が、「右に怪我が出やすい」と言い、川尻は「この前も右足、右膝」を痛めたことを思い出していた。

ここから、問題の展開となった。木下レオン氏が「右っていうのは、お父さんの縁です」と言い出したからだ。

2019年12月の日プ1のファイナルでデビューが決定した際のスピーチで、川尻は「お母さん、女で1つで僕を育ててくれて」と、母への感謝を述べ、公の場で母子家庭に育ったことを初めて明かした。

しかし、少なくとも筆者の記憶では、川尻が父親について公の場で語ったことは一度もなかった。離別なのか死別なのかも不明だったが、蓮JAMはそんな川尻のデリケートなプライバシーについて、本人自ら進んで話すのでなければ、特に知りたいとも思わなかった。

まさか川尻がテレビ番組で、これまで一切語ったことのなかった父親について、幼い頃の辛い記憶も含め、あれこれ話さなければならない羽目になるとは。それは川尻が話したかったことなのだろうか。場の雰囲気を壊さないためなのか、川尻は嫌そうな顔は見せずに淡々とこう話した。

「それこそ僕は父親との関係が薄い。結構小っちゃい頃に離婚をしてて」「小学生の最初くらいに離婚をして。当時は離婚が何か分かってないし。そもそも仕事が忙しくて僕が起きてる時に帰って来ることが少なかったんで。お母さんがすごく泣いていたから、僕も泣いてたような記憶がある」

木下レオン氏が「お父さんは管理職か社長?」と尋ねると、川尻は微かに笑顔を見せて「はい」と答えた。木下レオン氏が「会いには全然行ってない?」と尋ね、川尻は「正直、連絡先も知らなくて。もう何してるかも、あんまり僕には分からない」と答えた。

川尻はここで、場の雰囲気を和ませる話題を提供した。「めっちゃ、変な話なんですけど。ツアーとかライブの時に、マッサージしてくれる先生がいるんですけど。ちょっとふくよかな方で、お父さんっぽい人なんですけど。その人にこうやって(傍らの木村の肩に触れて)されると、ちょっと涙出そうになるんですよ。安心感というか、嬉しい」

木下レオン氏は「占いでは、お父さんとの関係性としっかり繋がっておかないと、ご自身は大きく大成しない。(お父さんと繋がると)自分の考えと心が大きく変わる」と言った。これに川尻は表情を変えずに小さな声で「お母さんに相談ですね」とだけ言った。

占い師には概して親子関係を重視する人が多い。占いは占いだから、別に川尻が縛られる必要もないし、信じる信じないも自由だ。

今回の川尻の父子関係という、センシティブなプライバシーに関わる話題は、公共の電波のテレビ番組で掘り下げるには、あまりにも重すぎた。筆者としては、川尻の父に関するやりとりをここに書くかどうか悩んだのだが、放送されてしまったからには、間違った情報が出回らないために、川尻自身が何を語ったかを正しく記録しておくことにした。

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