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JO1やINIが主要音楽番組に出にくい理由はジャニーズ忖度(東スポ記事で民放音楽スタッフが明言)

2022年6月28日

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『音楽番組などで絶対的な力を持っているジャニーズ事務所に忖度し、出演オファーを出しづらい』
JO1やINIが『K-POP枠』の謎、実際には『非ジャニーズ/LDH国内ボーイズグループ枠』では?
BE: FIRSTとJO1・INIの立ち位置の違い
『Mステ』に出してくださいと懇願すべきか、それとも『忖度番組なんかに出る必要なし』か

サバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」のシーズン1(日プ1)で誕生したグローバル・ボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)とシーズン2(日プ2)で誕生した弟グループのINI(アイエヌアイ)のファンにお馴染みの問題の1つが「テレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演できていない」「ゴールデン・プライム帯にかかる大型音楽特番にもほとんど出演できていない」という事実だ。

なぜこのような問題が解消されないのかの理由については、少なからざるファンが、たぶんテレビ局がジャニーズ事務所に忖度しているからだろう、という"大人の事情"だと推察していたが、それを明確に裏付ける証言がついに出た。

『音楽番組などで絶対的な力を持っているジャニーズ事務所に忖度し、出演オファーを出しづらい』

さほど信頼・リスペクトされているメディアではないとはいえ、東京スポーツのオンライン版である東スポWebの2022年6月28日5:15配信の記事「〝ポストBTS〟活発化で…テレビ出演は雀の涙 局には『ジャニーズに忖度するな!』の抗議も」は、民放の音楽スタッフが"ジャニーズ忖度"の存在を認めた点で、画期的だ。

それを見たJO1やINIのファンの多くは、ほら、やっぱりね、と頷き、改めて怒りを感じただろう。問題の民放音楽スタッフの発言部分は以下の通りだ。

「JO1やINIはK―POPグループ扱いですが、メンバー全員が日本人。ファン層の食い合いを考慮して、音楽番組などで絶対的な力を持っているジャニーズ事務所に忖度し、出演オファーを出しづらい状況です。5月にMステに出演したENHYPENは日本人がいますが、1人だけ。日本人が最小人数の目立たないK―POPグループならOKなのですが」

「『ジャニーズに忖度するな!』など局に抗議が寄せられている。中には『そんな忖度してるから、日本はK―POPにファンを奪われるんだ』と耳の痛い声まで…。とはいえ、長年築き上げてきた、ジャニーズさんとの良好な関係は、ドラマやバラエティーなど多岐に渡る好影響があるので大切にしなければならない」(同上)

つまり、JO1やINIを出演させると、ジャニーズとの良好な関係が維持できなくなる、と考えているようだ。これは、ジャニーズが何らかの報復をするのを恐れている、とも取れる。

JO1やINIが『K-POP枠』の謎、実際には『非ジャニーズ/LDH国内ボーイズグループ枠』では?

ところで、記事に登場する民放の音楽スタッフ氏は、JO1やINIは「K-POPグループ扱い」だという。NiziUがK-POP扱いであるのと同じ趣旨と思われるが、全く違和感がないわけではない。

確かに、JO1の所属事務所のLAPONEエンタテインメントは吉本興業と韓国CJ ENMの合弁会社で、音楽コンテンツについては長年のノウハウの蓄積があるCJ ENMが仕切っているとみられる。

ただ、確かにこれまでのJO1の全てのシングルとアルバム、およびINIの全てのシングルのタイトル曲(リード曲)はK-POPの作家が作った曲ではあるが、それ以外の収録曲の中には日本の作家が作った曲もあるし、JO1メンバーが作詞参加したJO1の曲もある。

音楽番組スタッフの間では、JO1やINIは音楽番組でK-POPボーイズグループ枠とされていて、BE:FIRSTやDa-iCEは別のJ-POPボーイズグループ枠とされているというのだろうか?

だが、実際の最近の音楽特番の出演者リストを見ると、「ジャニーズとLDH以外の日本人ボーイズグループは〇組まで」という枠があって、そこに現在優先的に呼ばれているのが、DISH//とBE:FIRSTのような印象がある。

BE: FIRSTとJO1・INIの立ち位置の違い

BE:FIRSTはオーディション番組を日本テレビの「スッキリ」や日本テレビ系列のHuluで放送・配信していたから、日本テレビが遠慮なく自局の音楽番組に出演させ始め、その実績があるから、テレビ朝日以外の他の民放キー局とNHKもオファーしやすいのではないか。

イケメン揃いのINIのファンの中には、元ジャニーズファンや現ジャニーズ(嵐やSnow Manなど)との掛け持ち組のファンが確実にいる(筆者がSNS等でざっと見た限り、INIファンの2~3割くらいと推定)。

INIファンほどではないが、JO1ファンの中にも元ジャニオタやジャニーズとの掛け持ち組も多少はいる。

しかし、雰囲気が異なるせいか、BE:FIRSTとジャニーズの掛け持ち組のファンは、ほとんど見かけたことがない。このため、ジャニーズはBE:FIRSTとはファン層がかぶらないと判断し、JO1やINIほどは警戒していないのかもしれない。

JO1やINIを輩出したオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」は一部がTBS系列で放送され、両グループはTBSの音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」に出演できているが、TBSのゴールデン・プライム帯にかかる大型音楽特番には、まだ出演できていない(ジャニーズは毎回、複数グループが出演している)。

『Mステ』に出してくださいと懇願すべきか、それとも『忖度番組なんかに出る必要なし』か

問題の「ミュージックステーション」出演についても、出演させてほしいと願い続けているJO1やINIのファンももちろん沢山いるが、「忖度番組なんかに出る必要なし」、と言い始めたファンもいる。

番組スタッフ側も、自分たちが「忖度番組」と広く認識されつつあるという事実に、そろそろ気づいたほうがいい。

なお、吉本興業がJO1やINIの日本国内マネジメントを担当しているから、個々のメンバーの国内での音楽以外の活躍の可能性も、バラエティーを筆頭に、広範にわたっている。さらに、韓国CJ ENMは自前のテレビ局Mnetを持っていて、世界中のK-POPファンが視聴している。

このように、日本国内でも世界でも、幅広く活躍できるルートを持っていることが、NiziUとの大きな違いだろう。

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