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・ME:Iの契約終了(解雇)させられたCOCORO(加藤心)が文春で告発『事務所が病気をでっち上げた』
・ME:Iの他のメンバーもパワハラに苦しんでいた?/ パワハラ・マネージャーは来月人事異動―遅すぎ
・今後のCOCORO問題の行方の予想
・LAPONEの問題はME:Iだけでなく全所属タレントとオーディション番組『新世界』に悪影響
2023年の「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(日プ女子)で誕生したLAPONE GIRLS所属のガールズグループ・ME:I(ミーアイ)から、事実上解雇(事務所側が契約更新せず)にされたCOCORO(加藤心、25)が2026年1月14日(水)公開の「週刊文春」電子版で、事務所に精神科の病気だと嘘をつかれて休養させられた挙げ句、脱退・契約更新なしにされた、と告発した。
COCOROの一方的な主張の記事で、事務所・LAPONEの反論が掲載されていないので、COCOROにとって都合の悪い話が伏せられている可能性はある。
それでも、COCOROは弁護士を通じて医師による証拠も入手しており、何よりもCOCOROを含めメンバー4人が昨年末に同時にME:Iを脱退したため、事務所側に重大な問題があるという印象がぬぐえない。
この問題で最も打撃を受けるのはME:Iだが、それだけではない。LAPONEが所属タレントの人権を侵害したと思われたら、今どきのテレビ局や優良企業は取引先の人権遵守を重視するため、LAPONE所属タレント全員が干されるリスクがある。これからLAPONEが始めるオーディション番組「新世界」にも打撃となりかねない。
ME:Iの契約終了(解雇)させられたCOCORO(加藤心)が文春で告発『事務所が病気をでっち上げた』
今回の記事を読む前は、ME:Iの「大量脱退」の話の新情報らしいという以外の情報がなく、筆者は非常に不安だった。
筆者が一番恐れていたのは、ME:Iを脱退したRAN(石井蘭)もしくはKOKONA(佐々木心菜)の脱退決意の具体的理由の暴露や、万が一にもこの2人のうちのいずれかが社内恋愛していた可能性に関する記事など、ME:IやLAPONEのその他のグループに著しい悪影響を与えかねない話題の場合だった。
蓋を開けてみたら、契約更新見送り、事実上解雇となったCOCORO(加藤心、25)による告発だった。
どんな会社・組織であれ、一方的に解雇された社員が怒り心頭になって恨みを抱くことはめずらしくないから、正直、COCOROが文春にLAPONEへの怒りをぶちまけたこと自体には、特に驚かなかった。
記事ではもっぱらCOCORO側の主張が展開されており、LAPONE側は既に契約終了になっていて個人情報に関わる話なのでコメントできない、という立場だった。
COCORO側に偏った記事だから、COCOROにとって都合の悪い部分は伏せられているだろうと推測できるし、LAPONE側にもCOCOROに不信感を抱いた理由など、言い分はあるだろう。
記事ではさらっと触れられているだけだったが、筆者がCOCOROにも問題があったのでは、と思った箇所は、COCOROが一方的にME:IのグループLINEを抜けたことだった。
COCOROはきつい言葉のマネージャーへの「一時的な抗議」だけのつもりだったと言うが、グループLINEが重要な連絡手段であったなら、事務所側がCOCOROの一方的な離脱を問題視するのは、当たり前としか思えなかった。
このように、COCOROの態度にも問題があったと思われるが、その一方で、事務所側のやり方は、あまりにもひどすぎた。
たとえば、女性チーフマネージャーは寮の合い鍵を持っていて、ノックもせずにいきなりCOCOROの部屋に入って来たという。筆者だったら、そんな環境は耐えられない。
より重大な問題は、COCOROが2つの医療機関で検査を受けさせられた後、2025年3月24日に、チェ社長もいる面談の場で、マネージャーから精神科のある病名の診断があったと告げられ、体調不良で活動休止させられたが、後になってその診断が嘘だったと判明した、とCOCOROが語っていることだ。
COCORO側は弁護士を通じて、その診断が嘘だったことの証拠も入手して、記事に掲載している。
2025年9月30日に、COCOROは突然会議室に呼ばれ、韓国CJ ENM社員と通訳、LAPONEの弁護士だけがいる場で、CJ社員に契約更新しないと告げられたという。弁護士の同席は、今後法的闘争になる可能性を見据えたものだろう。
これが事実となれば、記事中に登場する弁護しのコメントにもあるが、LAPONEは所属タレントのCOCOROに対して、人権を侵害し、名誉を棄損した可能性が高いのではないか。
大晦日に公式サイトで発表されたCOCOROの悔しさをにじませたコメントも、弁護士を通じてようやく実現できたものだったという。
ME:Iの他のメンバーもパワハラに苦しんでいた?/ パワハラ・マネージャーは来月人事異動―遅すぎ
もう1つ気になったのが、記事中に登場する匿名のレコード会社社員のコメントだ。この2年間で活動休止したME:Iのメンバー4人の中には、マネージャーからの暴言に苦しんで休んだメンバーもいた、ということだった。また、LAPONEは親会社の吉本興業と韓国CJ ENMに正確な事実を伝えておらず、ガバナンスが機能していないという。
同じように苦しみながらME:Iの活動を続けているメンバーが、他にもいるかもしれない、と思うと切ない。
LAPONEは対応策として、度重なるパワハラめいた言動が問題視されたチーフマネージャーを、2026年2月の人事異動でME:I担当から外すことを決めたという。ようやく対応に動いたのはいいが、遅すぎる。
何よりも、現時点でLAPONEがCOCOROの文春への告発を何一つ否定せずにいると、世間ではやっぱりLAPONEが悪い、と思う人が多いだろうから、反論があるなら、言える範囲ですべきだろう。
LAPONEお得意の、女性誌のインタビューを通じての反論になるかもしれないが・・・。
今後のCOCORO問題の行方の予想
COCOROは今後も芸能活動を続けるつもりのようだから、精神疾患との嘘の理由で休養させられた挙げ句、契約更新されなかった、というイメージを払拭する必要がある。また、深刻な人権被害と名誉棄損の被害に遭ったと思っているなら、法的措置をとって当然だ。
ただ、裁判にまでは発展せず、弁護士を通じた水面下の交渉になるのではないか。COCOROも今後芸能活動をしたいし、LAPONEも法廷の場でパワハラなどを暴露されては困る。
以前BMSGの日高社長(SKY-HI)が事実上クビにしたボーイズグループ・MAZZELの責任者だった女性は、週刊誌に社長によるパワハラを暴露し、会社の弁護士が解決金による解決をちらつかせた、と語った後は、沈黙した。きっと大金と守秘義務で解決したのだろう、と筆者は思っている。
COCOROとLAPONEもおそらく今後水面下で弁護士を通じた交渉をして、LAPONE側からの謝罪と解決金と守秘義務で解決するのだろう、と個人的に予想している。
LAPONEの問題はME:Iだけでなく全所属タレントとオーディション番組『新世界』に悪影響
この問題が、一番悪影響を及ぼすのはME:Iだが、他のLAPONE所属の全タレント(JO1、INI、DXTEEN、IS:SUE)に悪影響となりかねない。
まず、ME:Iは「ゴタゴタ続きのグループ」として、はれ物の暗いイメージが付くと、CMの仕事などが来なくなる。
それだけではない。今どきのテレビ局や優良企業は、旧ジャニーズの性加害問題や中居正広の問題を経て、取引先企業の人権順守方針を重視するようになっている。
LAPOENEが所属タレントの人権を侵害しているとの印象を持たれると、ME:Iだけでなく、すべてのLAPONE所属タレントが、音楽番組を含むテレビ番組などのオファーをもらいにくくなる可能性もある。
JO1の1月のスケジュールがスカスカなのは、2025年の鶴房汐恩問題への事務所の対応がまずかったことの悪影響が、時間差で現れているのではないか? そこにLAPONE問題でさらにオファーが来なくなると、事態は深刻になりかねない。
INIは自分たちのグループ以外のLAPONE問題の悪影響の余波を受けて、不完全燃焼でくすぶっているイメージがある。
DXTEENは「バズリズム02」の「今年はコレがバズるぞ!2026」で6位に選ばれて、いよいよ今年ブレイクか、と期待が強まりつつあるところだ。これからというタイミングで、LAPONE所属だからという理由でテレビ局などに敬遠されるようでは、可哀想だ。
IS:SUEも、DXTEENほど急ペースではないが、公式YouTubeチャンネルの登録者数が増加傾向にあり、もっと見つかってほしいところだ。
さらに懸念されるのが、今年2月以降に収録開始されるとみられている、LAPONE主催の新ボーイズグループ・サバイバル・オーディション番組「PRODUCE 101 新世界」への悪影響だ。
事務所のイメージが悪いと、視聴者もシラケるし、何よりも、才能ある参加者が、名前だけ売って、ファイナル直前か直後に辞退、みたいなことになりかねない。
LAPONEは事務所の危機を回避すべく、正しい対応を迅速にとるべきだ。
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