日本スタダのボーイズグルM！LK新曲『イイじゃん』にaespa『Whiplash』パクリ疑惑！作詞作曲はあの人

2025年2月26日

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・M!LKはスターダストのボーイズグループ、メンバーには人気俳優・佐野勇斗も
・M!LKの新曲『イイじゃん』にaespa『Whiplash』のパクリ疑惑
・実際は似て非なるもの―歌詞もベースラインの音も違う/ 筆頭作詞作曲者は有名なあの人

日本のスターダストプロモーション所属の5人組男性ダンス＆ボーカルグループ・M！LKの新曲「イイじゃん」に、K-POPのSMエンターテインメント所属の大人気ガールズグループ・aespa（エスパ）の「Whiplash」のパクリではないかとの疑惑が浮上し、ネットがざわついている。

M!LKはスターダストのボーイズグループ、メンバーには人気俳優・佐野勇斗も

2014年結成の5人組男性ダンス＆ボーカルグループ・M！LKは、スターダストプロモーションの若手アーティスト・俳優集団・EBiDAN 39の一員の、アイドル性の高いボーイズグループだ。

メンバーの佐野勇斗は主演級の俳優として、映画やドラマで活躍しており、山中柔太朗もかつてのダンスの師匠・INI木村柾哉が主演した映画「あたしの！」で木村と共演している。

M！LKは2015年にインディーズデビューして多数のCDを発売していたが、2021年にビクターエンターテインメントからメジャーデビューを果たした。

M!LKの新曲『イイじゃん』にaespa『Whiplash』のパクリ疑惑

今回問題になっているのは、2025年3月5日（水）発売のメジャー2ndアルバム「M!X」収録曲の「イイじゃん」だ。

同曲は、2月26日（水）に先行配信リリースされ、YouTubeのM!LKチャンネルにミュージックビデオ（MV）のティザーが公開された。

しかし、公開されるやいなや、K-POPファンから、K-POPで2024年に主要音楽授賞式で今年の歌・大賞を受賞するまでに大躍進したSMの大人気ガールズグループ・aespaの「Whiplash」のパクリではないか、との疑惑が浮上した。

ティザーに出てくるメロディーなしのラップ部分のBPM（テンポ）と緊迫感のある曲調が、aespa「Whiplash」の冒頭のラップ部分に似ている、という主張だ。

・YouTubeのM!LKチャンネルに2025年2月26日に公開されたM!LK - イイじゃん(Official Teaser) （19秒）

・YouTubeのSMTOWNチャンネルに2024年10月21日に公開されたaespa 에스파 'Whiplash' MV（3分10秒）

実際は似て非なるもの―歌詞もベースラインの音も違う/ 筆頭作詞作曲者は有名なあの人

だが、よく聴くと、ラップ詞はM！LKの「イイじゃん」では「イイじゃん」の連発で、aespaの「Whiplash」の英語のラップ詞とは全く異なる。

ボーカルではなくラップだから、ボーカルのメロディーラインはない。メロディーらしきものを奏でているシンセ・ベースのメロディーラインも、「Whiplash」とは異なっている。

これでは、いくらパクリを主張しても、認められないだろう。

ということで、雰囲気はそっくりだが、歌詞もベースラインの音も違うから、パクリでないことは確定だ。

しかし、「Whiplash」を知っているK-POPファンやaespaファンからすれば、パクられた、という気になるという、絶妙な仕掛けになっている。

念のため筆者はM！LKの「イイじゃん」を通しで聴いてみたが、ティザーに出て来るのは、曲の中盤で、それまでの明るくポップなアイドルソングみたいな曲調が、いきなりガラッと変わる。

まるでNMIXXのミックス・ポップ組曲のように、全く違う曲が始まる感じで、そこにaespaの「Whiplash」と錯覚させられるクールなフレーズが登場する。

楽曲「イイじゃん」のクレジットを見ると、筆頭作詞作曲者は、BTSの日本オリジナル曲「Crystal Snow」の作詞作曲を担当したKanata Okajima（岡嶋かな多）だ。岡嶋かな多氏はaespaの「Supernova」の日本語歌詞も手がけている。音楽バラエティー番組にも出演したことのある、有名女性作家だ。

さては、岡嶋かな多氏、話題になるだろうと狙って、aespa「Whiplash」と錯覚しそうなフレーズを、仕掛けてきたのかな？

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