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JYP 2024年4~6月期決算と計画―スキズ依存、NMIXXとNEXZに期待、VCHA懸念、LOUD組消えた新グル

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個人的感想―Stray Kids依存、NMIXXとNEXZに期待、VCHA懸念、LOUD組名が消えた新ボーイズG
JYPエンターテインメント2024年4~6月期決算資料の概要(英語資料の要約)

K-POPの4大事務所の1つであるJYPエンターテインメントが、2024年4~6月期(第2四半期)決算の概要についての説明資料(FY24 Q2 Earnings Call)を、2024年8月15日に韓国語と英語で公表した。

個人的感想―Stray Kids依存、NMIXXとNEXZに期待、VCHA懸念、LOUD組名が消えた新ボーイズG

資料のポイントを下記に示したが、元・日本証券アナリスト協会検定会員(試験に合格)だった筆者の、個人的な感想を述べさせてもらうと、まず、4~6月期は主力アーティストのリリースやツアーがなかったから、前年比での大幅減収減益は、驚くに値しない。制作コストや人件費などは概ね抑制されていた。

下半期はStray Kidsが業績を牽引すると期待されている。無事契約更新したStray Kidsへの期待・依存が非常に強い印象だ。しかし、スキズ期待は1~3年程度と示唆されていて、その後は入隊を想定しているようだ。後輩を十分育てておかないと、長期的に厳しくなりそうだ。

Stray Kids以外では、既に地位を築いているTWICEのグループ・ユニット・個人による安定的な業績寄与と、NMIXXとNEXZの今後の成長への強い期待がうかがえる。

NMIXXへの市場の好感触に自信が垣間見える。NEXZの5月のグローバルデビューは成功とされており、日本デビュー後の急成長を期待している。

NiziUは下半期の活動が予定されているのは心強いが、NMIXXやNEXZのような期待コメントがないのが、ちょっと心配だ。

下期のK-POPボーイズグループのデビュー計画が記載されている。これは元々LOUD組だった4人がその後増員されたとみられるグループ、と推定される。もはやLOUDプロジェクトとは呼ばなくなったようだ。2024年はあと4カ月ちょっとしか残っていないのに、具体的コメントがないのが気になる。延期の可能性もありそうだ。

一方、VCHAへのコメントが見当たらないのが心配だ。これでは、一部で浮上している解散予想が払しょくできない。

JYPエンターテインメント2024年4~6月期決算資料の概要(英語資料の要約)

JYPエンターテインメントの2024年4~6月期決算についての英語での説明資料を筆者が仮訳して要約すると、以下の通りだ。

・売上は957億ウォン(前年同期比36.9%減)。主要アーティスト活動がなかったため、一時的に減収となった。

・営業利益は93億ウォン(前年同期比79.6%減)、当期純利益は12億ウォン(前年同期比95.0%減)

・売上詳細: フィジカル(音盤)売上は主要アーティストの新譜リリースがなかったので前年同期比82%減。フィジカル(音盤)売上の135億ウォンは主に、TIWCEのナヨンとNEXZのリリースによる。

・収益計画を下回った主因は、中国グループの購入の減少と、アルバムのホールセール(大口)・リテール(小口個人)市場の縮小。2024年下半期のアルバム売上は前年同期と同程度を見込む。グッズ減収は主要アーティストの公演がなかったため。

・主力アーティストのコンサートなしでも、LiveNationからの収益配分のシェアが大きかったので、コンサート部門の減収は小幅(前年同期比3%減)にとどまった。

・ニューアルバム発売なしで、グローバルのストリーミングの増収は維持(前年同期比+5%)。広告収入は四半期で過去最高の92億ウォン。その他部門の大幅増収(前年同期比+33%)は、IPライセンス(著作権等)およびファンクラブ収入の増加による。

・売上原価のうちコンテンツ制作費やアーティスト費用は減少したが、その他売上原価が増加し、売上減少と相まって、利益率悪化につながった。インセンティブ(ボーナス支払い等)の前年比80億ウォン減少などにより、販管費は27億ウォンの減少。

・日本では、TWICE、MISAMO、Stray Kids、NiziU、NEXZの寄与により、存在感が増し、底堅い収益が期待できる。

・2024年下半期には、TWICEはグループ、ユニット、TZUYUソロの各活動を予定。

・Stray Kidsは世界トップクラスのK-POPグループとしての地位がファンベース強化につながるので、さらに力強い成長が見込まれる。ビルボード・アルバム/ストリーミング・チャートが好調で、幅広いファンベースを確保。グローバルで音楽フェスのヘッドライナー需要が強まっていて、下半期には大規模ワールドツアーも予定。

・ITZYは28地域のワールドツアーを成功裏に終えた。下半期にカムバック予定。

・NMIXXは市場から好反応を得ていて、力強い成長続くと期待される。8月19日にカムバック。

・NiziUは下半期に、アルバム発売やファンミーティングなど、さまざまな活動を予定。

・NEXZは5月のグローバルデビューが成功し、8月21日の日本デビューで急成長が見込まれる。

・下半期にはK-POPボーイズグループ(元LOUD組のことか?)と、中国現地化ボーイズグループのデビューを予定。ラテンアメリカの新子会社を通じたL2K(ラテンアメリカ現地化グループのオーディション番組)プロジェクトも始動予定。

・向こう1~3年にわたり、Stray Kidsが契約更新したことや、新人アーティストのデビューが、成長の勢いに寄与する見込み。

・長期的には、北米と中南米などの海外市場での存在感の強化を計画している。新レーベル・ビジネスも計画。

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