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・なぜか国内男性グループの30歳未満のメンバーばかり→でもほとんどが本当に歌が上手な人たち
QJ Webの2022年12月4日配信「『歌がうまいアイドルランキング』結果発表！ 1位は透き通った高音に圧倒されるあのメンバー」によると、有効回答数1万2,195人によるランキングは、以下の通りだ。
歌がうまいアイドルランキング
1位 JUNON（24、BE:FIRST）
2位 藤牧京介（23、INI）
3位 MANATO（21、BE:FIRST）
4位 髙塚大夢（23､INI）
5位 河野純喜（24、JO1）
6位 浦野秀太（25、OWV）
7位 與那城奨（27、JO1）
8位 タカシ（26、超特急）
9位 冬馬（24、OCTPATH）
10位 京本大我（28、SixTONES）
（出所: QJ Web）
なぜか国内男性グループの30歳未満のメンバーばかり→でもほとんどが本当に歌が上手な人たち
一般人のアンケート・投票に基づくランキングは、有効回答数が少なくとも数千人はいないと当てにならない。また、歌唱力ランキングは本来ならボーカルの専門家が選定すべきものであり、一般投票にすると人気投票と化す可能性が大で、特に大人数のジャニーズのファンが殺到すると、歌唱力無視の人気投票化になる危険性すらある。
今回は有効回答数が1万2,195人なので、少なすぎというわけではない。ただ、元のアンケートの質問が分からないのが残念だが、ツッコミどころはある。なぜ国内男性グループのメンバーばかりなのか？ なぜ30歳未満の者のみがランクインしているのか？ どうやってジャニーズ・ファンの殺到によるジャニーズ人気投票化を防いだのか？ このサイトの読者はこういうグループのファンが中心なのか？
アイドルの定義も不明だが、BE:FIRSTの2人が入っているなら、圧倒的歌唱力の持ち主のDa-iCEの花村想太（32）がいないのはおかしいだろう？ やはり、対象者は30歳未満限定だったのだろうか？
そうしたツッコミどころ満載にもかかわらず、こうやってこのランキングを紹介したのは、ここに挙げられた10人のほとんどが、細かい順位までは賛同しきれないものの、筆者も歌唱力が高いと思っている人たちだからだ。
なお、高音が評価されている人が多いのも納得はするが、それだけでなく、リズムや音程の動きが難しい曲を歌うと、より歌唱力の差が分かる点には、注意すべきだろう。
それにしても、よくぞジャニオタの殺到を防いで、相対的にファン数が少ないOWV、OCTPATH、超特急のファンのイチオシ・ボーカル・メンバーの票を集められたものだ。やはり、これらのグループのファンがよく訪れるサイトだったのだろうか。
体調不良で活動休止中のOCTPATHの冬馬、歌声がまた聴きたいから、復帰をいつまでも待っています！
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