BE:FIRSTがATEEZ米国LAスタジアム公演にゲスト出演決定！初海外！/ ATEEZファンは猛反発

2024年7月12日

（目次）・TOP
・BE:FIRSTの初の海外ステージがATEEZの米国ロサンゼルスでの初スタジアム公演
・多くのATEEZファンが猛反発・SNS大荒れ←SKY-HI/ BE:FIRSTがATEEZを利用して海外進出
・BE:FIRSTの海外初ステージはフェスが望ましかった/ ATEEZ側のSKY-HIへの“恩返し”か
・商品情報（PR）

SKY-HIが率いるBMSGの7人組ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTが、K-POPのKQエンターテインメントの8人組ボーイズグループ・ATEEZ（エイティーズ、アチズ）のワールドツアー北米篇「2024 ATEEZ WORLD TOUR [TOWARDS THE LIGHT: WILL TO POWER] IN NORTH AMERICA」の2024年7月20日（土）・21日（日）の米国・ロサンゼルスBMO Stadium公演に、スペシャルゲストとして出演することが決定した。

BE:FIRSTの公式Xの2024年7月11日午後11:00の投稿で告知された。

BE:FIRSTの初の海外ステージがATEEZの米国ロサンゼルスでの初スタジアム公演

BE:FIRSTにとっては、これが念願の海外初ステージとなる。BE:FIRSTを誕生させたSKY-HIによる2021年放送のオーディション番組「THE FIRST」の当初から、SKY-HIは自分が作るボーイズグループの海外進出を目指していた。

BE:FIRSTとATEEZの縁は、ATEEZがSKY-HIが企画した2023年12月2・3日の京セラドーム大阪でのフェス「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」に出演したことがきっかけで、2024年7月1日にはBE:FIRST X ATEEZ名義のコラボ曲「Hush-Hush」がデジタルリリースされた。

本番ステージの僅か9日前の告知だから、今からチケットやホテルを予約して日本から現地参戦できるBE:FIRSTファン（BESTY）は限られそうだ。

それでも、多くのBE:FIRSTファンが喜びに沸き、「ATEEZさんありがとうございます」の類の感謝の書き込みをしている。

ただ、全員が大喜びというわけではなく、一部のBE:FIRSTファンは、海外デビューの場が海外フェスでなくATEEZの単独米国公演になったことへの複雑な思いや、ATEEZファンへの気遣いを書き込んでいる。深夜の日本のXで「ATEEZさん」がトレンド入りした。

多くのATEEZファンが猛反発・SNS大荒れ←SKY-HI/ BE:FIRSTがATEEZを利用して海外進出

一方、ATEEZファン（ATINY）の反応はどうか？

もちろん、ともにパワフルなパフォーマンスのATEEZとBE:FIRSTの兼任（掛け持ち）ファンにとっては、ATEEZのLAのスタジアム公演へのBE:FIRSTのゲスト出演は、嬉しいだろう。

しかし、多くのATEEZファンから、猛反発の声が上がって、SNSが荒れている。怒りの理由は、SKY-HIがATEEZの米国人気を利用して、BE:FIRSTを海外進出させようとしている、と解されているからだ。しかも、BE:FIRSTがゲスト出演するのは、ATEEZとファンの念願だった、初の米国スタジアム公演だから、尚更怒りが大きくなる。

たとえば、XにはATEEZファンからの、こんな書き込みがある。

「こっち誰も歓迎してません」
「踏み台にしないでほしい」
「アチズが中小企業なのにkpopの記録を作ったり塗り替えてるのはメンバーや製作陣、会社の地道な努力があるからできてる。それをこんな感じで簡単に使われるのは嫌」
「初スタジアム汚される」
「今からでも撤回してくれない？」
「アチズはこの6年間こんなに界隈が荒れたことは今までなかった」

全員日本人のガールズグループ・XGが韓国を拠点にして韓国の音楽番組にも出演し、K-POPを利用して世界での知名度を上げたことに、反発している韓国人がいたのと、似たような図式だ。XGは韓国語歌詞の歌を一切歌わず、英語詞の曲ばかりだから、K-POPへのリスペクトがなく、ただ利用しているだけ、と批判されていた。

BE:FIRSTの海外初ステージはフェスが望ましかった/ ATEEZ側のSKY-HIへの“恩返し”か

筆者個人的には、BE:FIRSTの初海外公演は、海外の音楽フェスへの出演が最も望ましかったと思っている。滝沢秀明が率いるTOBEのNumber_iは米国のコーチェラ、IMP.は中国の野外フェスで、初海外ステージに立ち、ファンが感激し、ファン以外から反感を買う理由は何もなかった。

コラボ相手とはいえ、ATEEZの念願の初の米国スタジアム公演を、BE:FIRSTの海外初ステージにするとなると、相手方のファンの反発は必至だ。LA公演のゲストが米国人気アーティスト、というならまだ分かる。

ATEEZでなくても、BTSでも、Stray KidsでもSEVENTEENでも、何で日本公演じゃなくて、米国LA単独公演にわざわざ日本のグループをゲスト出演させなければならないのか？と思われるだけだ。

ビジネス的には、ATEEZの事務所・KQエンターテインメントとしては、SKY-HIはATEEZを「D.U.N.K.」に出演させてくれて、その合同コンとコラボ曲でATEEZの日本での知名度をアップさせてくれた“恩人”だから、BE:FIRSTのATEEZの米国LAスタジアム公演へのゲスト出演了承で“恩返し”することにしたのかもしれない。

ともあれ、本番まであと10日を切っている。本番ステージでBE:FIRSTが登場した際に、観客が大荒れにならないように、今すぐSKY-HIは事態収拾のために動き出すべきだし、実際そうするだろう。

結局、ATEEZ側に歓迎コメントを出してもらうことで、彼らのファンも振り上げた怒りの拳を下ろすことになるのではないか。

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*BE:FIRSTの2024年8月28日（水）発売の2ndアルバム「2:BE」（トゥービー）は新曲8曲を含む全15曲を収録。CDパッケージは、「BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 “Mainstream”」2024年2月24日宮城セキスイハイムスーパーアリーナ公演のライブ映像を収録したDVD2枚組またはBlu-ray付きのLIVE盤、「Hush-Hush (BE:FIRST×ATEEZ)」MVや新曲のMVを含むMV集を収録したDVDまたはBlu-ray付きのMV盤、CDのみの通常盤、MV盤のMV集とLIVE盤のライブ映像を収録したDVD3枚組またはBlu-ray2枚組付きでフォトブック封入の初回生産限定BMSG MUSIC SHOP盤、期間限定でBMSG MUSIC SHOP専売の初回受注限定CD+バンドルグッズ盤（クリアボトル＋クリアステッカー付き）の計5形態8種で展開。

*BE:FIRSTとATEEZの2024年7月1日（月）配信リリースのコラボ曲「Hush-Hush」は、世界を変え時代を作る気概を感じさせるパワフルな楽曲。レーベルはBE:FIRSTのB-MEで、作詞にSKY-HI、ATEEZのKim HongjoongとSong Mingi、作曲にSKY-HIとBE:FIRSTのMANATOが参加。

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*ATEEZの2024年5月31日（金）13時発売の10thミニアルバム「GOLDEN HOUR: Part.1」は、新章の最初の作品で、タイトル曲「WORK」をはじめとする全6曲を収録。CDパッケージの一般盤ボックスセットはジャケットデザインや封入物の異なる3形態（BLUE HOUR ver./ DIARY ver./ GOLDEN HOUR ver.）で販売。Digipak ver.は8種。日本では輸入盤となり、形態が選べないストアもある。

日本発売日が5月31日（金）に設定された一般盤の日本国内流通仕様の日本公式輸入盤が、UNIVERSAL MUSIC STORE、TOWER RECORDS、HMV、楽天ブックスの4ストア限定で販売され、ストアごとに異なる先着外付け特典（ソロ絵柄、ランダム）も付く。