フィギュアスケート

グランプリシリーズ中国杯で樋口新葉選手が2位に躍進、三原選手4位、本田選手5位

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2017年11月3~4日に開催されたフィギュアスケート「グランプリシリーズ 2017」中国杯の女子シングルでは、日本の樋口新葉選手(16歳)が2位の快挙を成し遂げた。10月21~22日のロシア杯での3位に続く表彰台で、12月7~10日に名古屋で開催されるグランプリ・ファイナルに出場できる可能性が浮上してきた。

総合1位はロシアのアリーナ・ザギトワ(15歳)の213.88点、樋口選手は僅差の212.52点で2位、ロシアのエレーナ・ラジオノワ選手(18歳)が206.82点で3位だった。表彰台は逃したが、日本の三原舞依選手(18歳)は僅差の206.07点で4位、本田真凛選手(16歳)は198.32点で5位だった。

樋口選手はパワフルでスピード感のある演技に加え、表現力も深まる

樋口選手は従来からの持ち前のパワフルでスピード感のある演技に加え、今大会では表現力も素晴らしくなった。ショート・プログラムでは、「ドン・キホーテ」より「ジプシーダンス」の曲を用いた。トリプルフリップで踏切エッジが曖昧だったとの判定を受けて伸び悩んだが、70.53点(技術点37.68点、演技構成点32.85点)で2位発進と、好スタートを切った。

樋口選手のフリーの曲はキム・ヨナ選手がバンクーバー五輪でも用いた映画「007」からの「スカイフォール」で、スパイのスリル・カッコ良さとボンドガールの色っぽさを見事に表現でき、樋口選手によく似合ったプログラムだった。フリーのジャンプには全て加点が付き、演技終了時に樋口選手はガッツポーズを取った。フリーは141.99点(技術点74.10点、演技構成点67.89点)で、2位だった。総合ではロシア杯での207.17点を上回る212.52点で、1位のザギトワ選手と僅か1.35点差で悔しがっていた。

三原舞依選手はフリーで底力を見せる

三原舞依選手は、ショートでは「リベルタンゴ」の曲を用いた。冒頭のトリプルルッツ-トリプルトウループで回転不足を取られてしまい、また、本人がインタビューで悔やんでいた「ステップの取りこぼし」もあって点数が伸び悩んで66.90点(技術点34.66点、演技構成点32.24点)で、7位発進だった。それでも1位との点差は2.54点のみで、三原選手自身も気にしなかったそうだ。

フリーの曲は映画「ミッション」より「ガブリエルのオーボエ」だった。ダブルアクセルで軸が傾いて着氷が乱れたが、それがジャンプの小幅かつ唯一の減点で、他のジャンプは全て加点が付いた。演技終了時に三原選手は笑顔でガッツポーズを取った。フリーの得点は139.17点(技術点74.45点、演技構成点64.72点)で、フリーだけでは3位に浮上していた。総合では206.07点で4位となり、3位のラジオノワ選手と僅か0.75点差で表彰台を逃した。

本田真凛選手はカナダ大会から大きく前進

2週連続の試合となった本田真凛選手は、「The Giving」を選曲したショートでは、冒頭のコンビネーション・ジャンプをカナダ大会で転倒してリズムを崩したトリプルルッツ-トリプルトウループから、難度を下げてトリプルフリップ-トリプルトウループに変更した。トウループで回転不足を取られて小幅減点となったが、その後のジャンプは順調で加点が付いた。ショートは三原選手と同じ66.90点だったが(技術点35.01点、演技構成点31.89点)、ショートの順位は技術点優先で6位だった。

フリーの「トゥーランドット」では、トリプルフリップの連続ジャンプが1回転抜けてダブルフリップになり、最後のダブルアクセルを咄嗟の判断でトリプルフリップに変えたが、回転不足を取られた。フリーの点数は131.42点(技術点66.84点、演技構成点64.58点)で5位だった。総合では198.32点で、カナダ大会の178.24点から大幅に上昇したが、強豪揃いの中で5位に終わった。

優勝はロシアの新星・ザギトワ選手

優勝したのは2017年世界ジュニアの金メダリスだった、ロシアの15歳のアリーナ・ザギトワ選手だった。ショートもフリーもジャンプは全て得点が1.1倍になる後半に入れていた。「ブラックスワン」の曲を用いたショートでは、トリプルルッツ-トリプルループの高難度連続ジャンプで転倒し、69.44点(技術点39.01点、演技構成点31.43点)で4位発進だった。

フリーでは「ドン・キホーテ」の曲を用いた。後半に全て入れたジャンプは、トリプルルッツのみ回転不足で小幅減点となったが、それ以外は加点が付いた。フリーの得点は144.44点(技術点76.09点、演技構成点68.35点)で1位、総合では213.88点で1位だった。

ロシアのラジオノワ選手が3位、トゥクタミシェワ選手はトリプルアクセルに挑戦

ロシアからは知名度のある2選手も出場した。エレーナ・ラジオノワ選手(18歳)は、ショートでは特にジャンプのミスはなく、70.48点(技術点37.17点、演技構成点33.31点)で3位発進だった。フリーではトリプルフリップでエッジが不明瞭、後半のトリプルループの連続ジャンプの着氷が乱れたということで小幅減点となり、136.34点(技術点69.43点、演技構成点66.91点)で4位だった。総合では206.82点で3位だった。

元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(20歳)は、ショートはジャンプミスなしで67.10点(技術点35.67点、演技構成点31.43点)の5位発進だった。フリーでは冒頭にトリプルアクセルを跳んだが、着氷が乱れて減点となった。次のトリプルルッツの3連続ジャンプは回転不足となった。フリーの得点は129.58点(技術点66.04点、演技構成点63.54点)で6位、総合では196.68点で7位だった。

一方、ショートで70.65点で1位だったカナダのガブリエル・デールマン選手は、フリーではミスが続いて7位に後退し、総合では196.83点で6位に終わった。

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