若い世代から絶大支持のback number、代表曲は「クリスマスソング」

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・クリスマスの新・定番曲「クリスマスソング」
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オリコンの調査による「第14回 音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”2017」で、back numberは6位にランクインし、前年（2016年）の16位から大躍進となった（調査期間は2017年8月31日～9月21日。オリコンの2017年12月7日付「第14回 音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”2017」参照）。

2017年の世代別順位では、back numberは10代では1位（前年は2位）、20代で4位に選ばれており、若い世代から絶大な支持を集めていることが分かる（2017年の世代別ランキングTOP10および2016年の世代別ランキングTOP10を参照）。

クリスマスの新・定番曲「クリスマスソング」

特に、ある意味決断力に乏しいような印象もある切ない恋心を歌う歌詞と、心に染みるサウンドが、昔よりも草食系が多くなったとみられる若い世代の共感を呼んでいる。代表曲は、2015年10月クールのフジテレビ月9ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」（主演：石原さとみ）の主題歌に起用された「クリスマスソング」だ。

それまでは、クリスマスソングの断トツナンバーワンは山下達郎の「クリスマス・イブ」で、切ない歌詞とドラマティックなサウンドでロングセラーとなっている。だが、若い世代はむしろback numberの「クリスマスソング」により共感し、惹きつけられている。

筆者個人的には、何度もハッピーなクリスマスを経験したが、振り返って最も記憶に残っているのは唯一の切ない思い出のクリスマスで、その当時聴いていた曲（Billy Joelの一種のクリスマスナンバーのShe’s Right on Time）と共に思い出す。シチュエーションは同じではないが、back numberの「クリスマスソング」を聴いた時、その切ないクリスマスの思い出が突然甦って、愕然とした。

おそらく、クリスマスの時期にback numberの「クリスマスソング」を聴く若い世代のファンにとっても、この曲は長年にわたって、この季節の思い出のシーンをフラッシュバックさせる定番曲になるだろう。

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*2017年12月20日発売のシングル「瞬き」の表題曲は、佐藤 健・土屋太鳳W主演映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主題歌。

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